きのうは、過去に発生した漏水の保険対応が2件ありました。

漏水の場合は、

1.入居者さんへの被害を止める
2.応急処置をする
3.原因を究明する
4.原状回復する
5.被害に関して賠償する

と、言った流れなのですが、少なくとも緊急性の高い1と2に関しては最初に出動した管理会社のスタッフが行い、3以降が専門業者による修理や保険会社を交えての交渉となります。


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まぁ 何というか緊急事態って突然発生する訳なので慣れるものではありませんが、ここ数年で異常発生したピンホール漏水で思いっきり対応してきたので、当社のスタッフは、かなり経験豊富な方だと思っています。


BlogPaint午前中は、去年9月に発生した大雨での保険対応に関して、自分と代理店さんが保険会社の判断に対して意見を主張させてもらっている状態で鑑定人さんが差し向けられました。




保険の話は詳しく書けない事も多いので、察して頂ければと思いますが、微妙なライン上のやり取りってのは最終的に鑑定人さんの判断が大きいのかと思います。


BlogPaint午後も、保険の鑑定人さんと現場検証。
こちらは、別の保険会社が差し向けた鑑定人さんで、上階からの漏水に関して被害を受けた側のテナントの社長さんからの聞き取り調査も兼ねています。



当然の事ながら、人的災害の場合は加害者側に対して被害者は怒りの感情を持ちます。

自然災害であっても、どこかに怒りをぶつけたくなるのが、通常の人の感覚ですが、不手際で漏水させた本人の代わりに被害を弁償するってのが保険会社ですので本人に対してよりも更に怒りをぶつけやすくなるものです。

正当なのか過大なのか、被害者側の主張は見る角度によって変わってきますが、平穏に営業活動をしていて突発的に被害を被り、業務に支障をきたした訳ですので、いろいろ言いたくなるのは当然な事でしょう。

テナントの社長さんからの被害報告を終えて、鑑定人さんを車で駅に送る際に質問してみました。

クマ  「なんか毎回交渉されて大変ですね」

鑑定人  「いやぁ 現象を確認して報告するのが仕事なので、私にいろいろ怒りをぶつけても意味無いんですよ」

クマ  「最終的には報告書見て保険会社が判断する訳ですものね」

鑑定人  「でも、皆さん鑑定会社イコール保険会社って見てるので怒鳴ったりする人もたまにいるんです」

クマ  「まぁ 迷惑が掛かった上にお金も掛かるなんて納得できませんからね」


鑑定人  「あまり露骨に鑑定会社は保険会社と違うとか言いすぎると気分悪くされるので、丁寧にご主張を聞きますけどね」


自分も管理会社として被害現場に行くと、雨漏りや設備不良が原因である場合は、怒鳴りつけられたりする事があります。

「苦情は管理会社じゃなくて大家さんへ言って下さいよ」

何て、言い返す管理会社のスタッフがいたら別の管理会社に変えられちゃうでしょうね。


まぁ 悪いのが誰かは別にして、窓口になっているのは間違いありませんし、保険の鑑定会社ほど中立では無いのが賃貸物件の管理会社です。

丁寧な対応をしないといけませんね。


さて、本日と明日は定休日です。

休みの日にやろうと思っている事が山積みなので、忙しくなりそうです。

ではまた明日



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