きのうの午前中、埼玉は夏のように暑かったです。
会社から徒歩8分の場所にある物件に行ってきたのですが歩いて行くか車で行くか迷って徒歩にしました。
夏を思わせる暑さで汗かきましたよ
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きのうは、午前午後と打ち合わせや物件調査で出かけていました。
調査の方は、市役所が中心なのですが、相変わらず調べたい項目によって庁舎が違うので時間がかかります。
特に、法令上の制限を調べる庁舎と上下水道の埋設管を調べる庁舎は6.5km離れてるので、車を使わなければ無理な距離です。
うちの市は上水道と下水道の埋設管図面が電子化されているので、役所の窓口で住所を入力すると簡単に図面が取得できます。
確認だけなら無料ですが、コピーをしてもらうと300円かかるのが、他の行政より高い気がします。
まぁ 毎日調査している訳では無いので、これが普通だと思うようにしていますが、一工夫してもらってネットを使って取得できる仕組みを開発してもらったら窓口の方の効率も良くなると思うのですが、何年後になるのでしょうかね・・・
きのうは司法書士の先生と地主さん宅を訪問してきました。
こちらは、先日準備が終わった事業用定期借地権登記に関しての問題が発生するかも知れない事で緊急の説明です。
と、言うのは公正証書では、「地代月額〇〇万円、対象地番が3筆」となって問題ないのですが、借地権登記の際は筆ごとに地代を分けろと言われる可能性があるとの事です。
クマ 「え? 地代は筆ごとに決めた訳じゃなくて、たまたま貸した土地が3筆あるってだけなんですよ」
先生 「ですよね、そんな事は実務上いくらでもある話で違法でも何でもないんですよ」
クマ 「誰がダメだって言ってるんですか?」
先生 「いや、まだ言われて無いけど登記書式精義って言うマニュアルみたいな本に書いてあるんですよ」
クマ 「じゃぁ 公正証書作り直しですか・・・」
先生 「いや、自分は何度も筆ごとに分けない登記した事があるし、登記はあくまでも手続きなのだから、実態と違うことするのはおかしいでしょ」
どうも、先生が言っているのは、自分のやり方では通るはずなのに、マニュアルに書いてある事が実務に即していないとの事です。
こちらとしては、地主さんと借主間で問題が起きない方法で解決できれば良いのですが、契約上問題ないし、仮に筆ごとに地代を分けていても合計が同じなのだから税務上も問題無いと思うとの事でした。
クマ 「先生、手続き的な話って結論でしたら貸主借主に説明すればいいですよね?」
先生 「そうなんですけど、うちの娘からお父さんのやり方違うって指摘されて驚いたんです」
先生のお嬢様は、最近司法書士試験に合格したばかりなので、すごい知識が頭に入っている状態なのだそうです。
クマ 「凄いですねぇ そんなところまで頭に入ってるなんて頼もしいじゃないですか」
先生 「そうなんですけどねぇ 自分は違う解釈なので登記所に言われたら自分の考えを主張しますから」
「実務に即してない」と、憤る感じなのかと思いますが、先生の中では大変な問題になっているのかと思います
わかりやすく書くと 地代100万円 土地面積が3筆で100坪の契約を締結した状態なのを
土地A50万円(50坪) B30万円(30坪) C20万円(20坪) のように分けて申請しなさいとの決まりがあるとの事です。
ですが、うちの先生は、「分けなくても全体でいくらの登記が通るはずだけど、登記官によっては分けろと言われる可能性がある」との事で、事前に地主さんに説明したいとの事でした。
そんな事を地主さんに言っても、「何が問題なのか見当もつかない」と言われるのがオチですが、わかりやすく説明して納得してもらうのがプロなのでしょう。
15分ほど、先生がじっくり説明したあと、地主さんが自分に「大丈夫なの?」と目で合図してきたので、「手続きの問題ですから契約上は問題無いと思います」と答えて終わりました。
結局、登記所に判断してもらって今回のケースでは筆ごとに賃料を割り振る必要までは無いとの事が確認とれたそうです。
何だったのだろうと言う感じですが、やはり問題になりそうな事が判明した時点で正直に説明すると言うプロの姿勢が立派だと思いました。
多分、自分が思っている以上に深い話だったのかも知れませんが、ほんといろいろあるものですね。
さて、本日は受託したアパートの現地調査をしてきます。
今朝の埼玉は小雨が降っていて涼しいです。
そう言えば夏の前には梅雨の季節があるものかと思いますが、すぐに夏が来そうな勢いですね。
ではまた明日
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きのうは、午前午後と打ち合わせや物件調査で出かけていました。

特に、法令上の制限を調べる庁舎と上下水道の埋設管を調べる庁舎は6.5km離れてるので、車を使わなければ無理な距離です。
うちの市は上水道と下水道の埋設管図面が電子化されているので、役所の窓口で住所を入力すると簡単に図面が取得できます。
確認だけなら無料ですが、コピーをしてもらうと300円かかるのが、他の行政より高い気がします。
まぁ 毎日調査している訳では無いので、これが普通だと思うようにしていますが、一工夫してもらってネットを使って取得できる仕組みを開発してもらったら窓口の方の効率も良くなると思うのですが、何年後になるのでしょうかね・・・
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こちらは、先日準備が終わった事業用定期借地権登記に関しての問題が発生するかも知れない事で緊急の説明です。
と、言うのは公正証書では、「地代月額〇〇万円、対象地番が3筆」となって問題ないのですが、借地権登記の際は筆ごとに地代を分けろと言われる可能性があるとの事です。
クマ 「え? 地代は筆ごとに決めた訳じゃなくて、たまたま貸した土地が3筆あるってだけなんですよ」
先生 「ですよね、そんな事は実務上いくらでもある話で違法でも何でもないんですよ」
クマ 「誰がダメだって言ってるんですか?」
先生 「いや、まだ言われて無いけど登記書式精義って言うマニュアルみたいな本に書いてあるんですよ」
クマ 「じゃぁ 公正証書作り直しですか・・・」
先生 「いや、自分は何度も筆ごとに分けない登記した事があるし、登記はあくまでも手続きなのだから、実態と違うことするのはおかしいでしょ」
どうも、先生が言っているのは、自分のやり方では通るはずなのに、マニュアルに書いてある事が実務に即していないとの事です。
こちらとしては、地主さんと借主間で問題が起きない方法で解決できれば良いのですが、契約上問題ないし、仮に筆ごとに地代を分けていても合計が同じなのだから税務上も問題無いと思うとの事でした。
クマ 「先生、手続き的な話って結論でしたら貸主借主に説明すればいいですよね?」
先生 「そうなんですけど、うちの娘からお父さんのやり方違うって指摘されて驚いたんです」
先生のお嬢様は、最近司法書士試験に合格したばかりなので、すごい知識が頭に入っている状態なのだそうです。
クマ 「凄いですねぇ そんなところまで頭に入ってるなんて頼もしいじゃないですか」
先生 「そうなんですけどねぇ 自分は違う解釈なので登記所に言われたら自分の考えを主張しますから」
「実務に即してない」と、憤る感じなのかと思いますが、先生の中では大変な問題になっているのかと思います

わかりやすく書くと 地代100万円 土地面積が3筆で100坪の契約を締結した状態なのを
土地A50万円(50坪) B30万円(30坪) C20万円(20坪) のように分けて申請しなさいとの決まりがあるとの事です。
ですが、うちの先生は、「分けなくても全体でいくらの登記が通るはずだけど、登記官によっては分けろと言われる可能性がある」との事で、事前に地主さんに説明したいとの事でした。
そんな事を地主さんに言っても、「何が問題なのか見当もつかない」と言われるのがオチですが、わかりやすく説明して納得してもらうのがプロなのでしょう。

結局、登記所に判断してもらって今回のケースでは筆ごとに賃料を割り振る必要までは無いとの事が確認とれたそうです。
何だったのだろうと言う感じですが、やはり問題になりそうな事が判明した時点で正直に説明すると言うプロの姿勢が立派だと思いました。
多分、自分が思っている以上に深い話だったのかも知れませんが、ほんといろいろあるものですね。
さて、本日は受託したアパートの現地調査をしてきます。
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そう言えば夏の前には梅雨の季節があるものかと思いますが、すぐに夏が来そうな勢いですね。
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