先日、某オーナー情報誌の記者さんが来社されてインタビューを受けました。

賃貸トラブルの話が聞きたかったとの事で、いろいろ聞かれた事に答えていたのですが、その際に去年の2月に前に苦労して対応したペット共生型賃貸マンションの騒音トラブルが話題となりました。



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この騒音トラブルは、昨年2月頃の寒い明け方にピークを迎えた案件でした。

騒音被害を訴えている入居者さんから自分の携帯に「ショートメール」が来て、メールに気付かないと「電話が掛かってくる」と言う、実にストレスの溜まる案件だったので、自分としても全力で取り組んで終わらせた感じでした。

(詳細な経緯)

(簡単な経緯)
・ペット飼育用に専用設計されたRCマンションの2階に住む「苦情元」(30代ファミリー)より3階に住んでいる「騒音元」(40代女性一人暮らし)の飼育しているワンちゃんが、夜中や明け方に吠えて寝られないとの苦情発生。

・現状確認やお互いに話し合いの場を設けて調整したが、「大声で鳴かせ続けてはいない」「寝られないほど鳴かせ続けている」の平行線で解決できない状態が続く。

・ある日、「この状態なんです」と、明け方に苦情元から電話が入り、自分が現状の酷さを確認。

「吠え出したらすぐに抑えている」と言っていた騒音元の主張が嘘だと判明し、徹底的に追求。

・騒音元は、ワンちゃんが吠えてうるさいので、ケージにいれて騒音元入居者とは別の居室で鳴かせ放題になっている事を白状。

・以後、騒音元には必ずワンちゃんと一緒に寝て、吠えだしたら速やかに対処するように内容証明郵便での警告と、今後ペット飼育規約の違反があった場合は退去する旨の念書を書いてもらった。

と、言うような内容で有ることをインタビューの方に説明したのです。

記者さん 「では、この話は解決した形ですね」

クマ 「もう1年以上何も無いから解決したのでしょうね」

記者さん 「重たい対応でしたね」

クマ 「こう言うのって、話題にすると復活したりするのが賃貸管理あるあるの一つなんですよ」


と、笑い話にしていたところ・・・

BlogPaint何と、1年間何も無かったのに苦情元からショートメールが来てしまいました

内容的には、朝の5時くらいから泣きっぱなしとの事で去年の状態が復活したような状態です。

早速、騒音元に電話を入れて確認してみました。









クマ 「また、明け方に吠えていたって連絡がきたんですけど」

騒音元 「朝の5時頃に玄関のインターホン鳴らされたんですよ!」

クマ 「吠えてるの止めなかったからですよ、もしかしてまた別の部屋で寝てたの?」

騒音元 「うちの子一緒に寝てて漏らしちゃうようになったんです」


クマ 「ワンちゃんのこと良くわからないけど、それが別の部屋で寝かせてた理由?」

騒音元 「そうなんです、もう若く無いのでオシッコ漏らすので・・・」


クマ 「だからケージに入れて別の部屋に隔離しちゃったってこと?」

騒音元 「・・・ すみません オムツ買って何とかします」



犬用のオムツがあるとは勉強になりましたが、とりあえず一晩経った昨日、二晩経った本日の朝も苦情は来なかったので、大丈夫なのかと思います・・・

騒音トラブルの完全な終了って当事者の退去以外は判定が難しいものですね。

さて、本日は朝から放置自転車の撤去作業立会、午後は時間貸し駐車場の地主さんとパーキング業者との契約立会、大手法人さんから外国人従業員さんの大量入居の件で打ち合わせ、ラストがお通夜に参列とバタバタな日曜日となりそうです。

ではまた明日

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