IMG_1305 1「柿が終わったからあの話進めてよ」

と、親しくしている地主のAさん(70代男性)よりミカンを出されて言われました。
これだけでピンと来れば使える奴だと思ってくれるのでしょうけどスッカリ忘れてます




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5c8ddef6言われた話は1年半前に話題になって立ち消えした市街化調整区域内にある柿の木が20本以上植わっている土地の事でした。






「柿なんて苦労して作らないでスーパーで買えばいいのよ!」と言う奥さんの言葉が心に残っていましたが、この地主さんは元々会社経営者で60代になって会社を解散して趣味の農業を拡大して農家になった方です。

会社経営しているうちからアパートやマンションを買い進めた賃料収入にプラスして年金や株式の収入があるので、農業の収入が少なくても金銭的には全く困っていませんが、天候に左右される畑や田んぼの肉体労働にホント苦労されてます。

「種をまいて育てて収穫して売るってのが何事においても基本なんだよ」と、教えてくれたのもこの地主Aさんでした。

Aさん 「農地は処分していこうと思ってさ」

クマ 「柿が楽しみであの土地買ったんでしたよね?」

奥様 「もういいのよ、そろそろ農家仕事を縮小しようと思ってるの」

Aさん 「子供達に農地残したって迷惑なだけだから元気なうちに処分しようと思ってさ」

クマ 「そうですか、あそこ確か農業振興地域ですから農地として売却だと安いでしょうね」

Aさん 「いや、知り合いの建築屋が資材置場探してるから雑種地に変えて貸すか売るかしたいんだよ」

クマ 「何か難易度高そうな感じですねぇ」

Aさん 「そこを何とかしてみてよ、その代りもっと街中の不動産買うからさ」

奥様 「お父さん、また言ってるの! もう不動産はいらないでしょ」


IMG_1307Aさん 「いや、◯◯町にある空き地だけど、あそこ買って蕎麦屋やるとお寺に来る法事客で繁盛すると思うんだよ」

奥様 「まったくねぇ・・・ 話半分で聞いといて」




この地主さんには今年駅前の大きな土地を買ってもらったばかりですが、その土地の購入話が出た当初は民宿経営するとかカプセルホテルやりたいとか言ってたので、奥さんと心配していました。

結局現金が出来たらテナントビル建築をしようと言う事になり当面はコインパーキングの会社に借上げてもらっている状態です。

これがまた、結構な金額で借上げてくれた事で、テナントビル建築の熱が冷めた状態なので何かしらビジネスがしたいのでしょう。

クマ 「農地の転用って相談票から始める感じなんですけど、具体的に借りる相手とか使用目的が決まっていないと難しい気がしますね」

ご主人 「借りたいのはホントにいるし、元々が市の施設つくる為に交換した土地なんだから市役所がダメって言ったら怒鳴り込んでやるから」

クマ 「えっ・・・ 交換したって農地と農地を交換したんですか?」

ご主人 「そうなんだよ、昔から持ってた田んぼと交換したんだ」

クマ 「・・・ 柿作ってた方が楽しいような気がしますけど」

ご主人 「面倒な話で悪いけど進めてみてよ」


と、言うことでまた一つ宿題が増えてしまいました


なんだか乗り気にならない案件ですが、勉強にはなるのでしょうね・・・


ではまた明日


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