「日曜日の夜6時に一緒に行って話を聞いて欲しいんだよ」

と、いつもお世話になっている地主のAさん(70代男性)より電話があったのが先週の火曜日。



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今回は、Aさんのいとこさん(70代ご夫婦)宅に関する終活相談でした。

IMG_3417訪問してみると60年以上続けてきたお店について継続が困難になったので完全に終了して、商品を製造販売していたスペースについて、貸すことが出来ないかとの話でした。

但し、住居と店舗と商品製造用のスペースが一体化している建物なので、賃貸部分を作るにはそれなりの改造が必要です。






IMG_3406主に奥様と話をしたのですが、何となく「お店を辞めたくない」と言う気持ちが強い感じがしました。

クマ 「この場所を事務所で貸すとしてもトイレ作ったり住居部分と独立させるとか改造が必要ですね」

奥様 「今のままで簡単に借りてくれる人がいたら良いんだけど」

クマ 「同じ業種の人に貸すならお仕事続けていた方が良いんじゃないですか?」

奥様 「そうなのよ・・・ 年齢的にキツくなってきたから終わりにしようと思ったり続けたいと思ったりしてるのよね」


クマ 「正直言ってシャター閉めてるお店が増えてる地域だからお店やる人はあまりいないと思うので設備とか空っぽにしてトイレ付けて事務所にするのが無難ですね」

いろいろ話がグルグル回り、結構な時間が経過したところで奥様が「友達から頼まれたとのメモ」を見せてくれました。

クマ 「土地の地番ですね。 何か調べて欲しい感じですか?」

奥様 「私の友達なんだけど、年齢的にキツくなったんで工場をたたんで土地を売りたいって話なの」

クマ 「今日は日曜日だから、明日以降で登記情報見て調べてみますよ」

奥様 「悪いわねぇ 終活の話を◯◯ちゃん(Aさん)にしたら、いい人がいるって言うから友達にも伝えたらついでに見て欲しいって言うもんでね」


メモを見ると、結構な筆数の地番が書いてあり、面積も広そうです。

実にありがたい紹介の連鎖です。


IMG_3421帰りがけにAさんと、Aさんの奥様と食事。

Aさん 「俺のところも本格的に対策したいから頼むよ」

クマ 「前にも言いましたけどお子さんも含めて財産の状況説明から始めるのが良いと思いますよ」

Aさん 「子供は不動産に興味ないって言ってるから俺が勝手に決めちゃダメかな?」


クマ 「興味が無いんじゃなくて良くわからないだけだと思いますよ、勝手に決めると揉める元だと思いますけど」

Aさん 「そうかなぁ・・・ 先祖からの土地じゃないし俺が作った財産だから俺が決めていいんだよ」

クマ 「不動産売って好きに使うからってお子さんに言ってみたら反応するかも知れませんね」

Aさん 「そろそろ本気で話をしないといけないから、うまく考えておいてよ」



そろそろ本格的に対応しないといけない時期なのでしょう。

この年代の方からの相談がホント増えていますので、自分的には繁忙期明けてから「終活サポート」の仕事に専念しようと思っています。

今月下旬と5月にはスタッフが増える予定なので、いろいろ組み立ててみますね。



ではまた明日


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