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人が怒る時には理由があります。


何も問題が無いのに怒っている人は滅多にいません。

 

1年近く前から自分の対応している案件で、いきなり初対面なのに「バカ野郎」と怒鳴っってきたテナントさんがいます。



当時は、自分も状況がわからず「理不尽な人だ」と腹を立てていました。


その後は、特に顔を合わせる事もなかったのですが、1ヶ月前に「いろいろと話がしたい」と呼ばれてから交渉を重ねていました。



詳しい話は書けませんが、契約の事、他のテナントへの苦情、その他深くて重い内容の案件です。


ここ1ヶ月対応を重ねて、やっと最終段階の交渉に入っていますが、お互い平行線の話になると何とも言えない険悪な雰囲気になります。



ところが、昨日の交渉で、そんな雰囲気を一転させた意外な出来事がありました。


契約の変更交渉の中でチラッと出てきたテナントさんの趣味の話・・・



交渉事が一段落したところで詳しく聞いてみました。

 


クマ 「ところで先程、ちらっと言われた趣味の音楽ってジャンルは何ですか?」



借主 「自分は、クラッシック音楽が大好きなんだよ」



クマ 「えっ、実は自分も大好きなんです


借主 「ホント?」


クマ 「なかなか趣味が合う人がいなくて話する機会がないんですよね」



その後、テナントさんの持っているコレクションを見せてもらったり好きな作曲家や曲の話で盛り上がりました。


ちょっと前には想像できないくらい楽しく話ができてお互いビックリだと思います。



まぁ契約や建物の話は別問題ですが、次回からはちょっと違った気分で話が進みそうです


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