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昨日(28日)は、売却予定アパートの土地分筆測量の為、測量会社さんとオーナー(売主)さんと現地に行ってきました。


隣地が、100年以上続く借地なのですが、20数年前に区画整理をして公簿上はきれいに区画割されているのに、ここだけは昔からの境界上にフェンスがあります。


オーナーさんは先代から相続で昔の事はわからないのでトラブルが無いように昔からの塀にあわせて分筆登記をするように言ってます。


自分としては四角い土地が斜めに切られて本来の区画割から約20坪近く削られてしまうので何度も「いいんですか?」と確認していました。


きのうの作業では、オーナーさんは、10分もしないで「後は任せた」みたいな雰囲気で帰ってしまいました。


BlogPaintオーナーさんが帰った後、隣地に入って確認をしたかったので、訪問してみると奥様がでてきました。






クマ  「こんにちは、境界の測量をやるので敷地内に入らせて頂きたいんですけど」


奥様  「入るのは構いませんけど、お隣何かやるんですか?」


クマ  「売却を考えていまして、境界がわからないと面積もはっきりしませんので」


中に入らせてもらって測量していたらご主人様が出てきました。


クマ  「すみません、境界の確認で入らせてもらっています」


ご主人  「境界は区画整理の時に確定してるでしょ」


クマ  「塀の内側の部分が借地の対象ですよね?」


ご主人  「いや〜 境界石で区切られた部分が境界だよ」


奥様  「お父さん、それだとうちの駐車場が無くなっちゃいます」


ご主人  「こう言う事はきっちりしておかないといけないから」


クマ  「そうして頂けると地主さんも喜びますので早速報告してきます」


奥様  「え〜 駐車場が無くなっちゃうのは・・・」



このご主人さんの言うとおりに区画割ができれば四角い土地になります。

早いところ話をまとめるつもりですが、奥様はご不満の様子・・・



そして、気になるものを敷地内に発見しました。


クマ  「あの、お地蔵さんみたいな物は何ですか?」


奥様  「すっごい昔からあるんですが、うちのじゃないです」


クマ  「お墓じゃないですよね?」


奥様  「昔、洪水でこの場所に流れついたって言われてるみたい」


ご主人  「おい、余計なことは言わなくていいから・・・」



自分こっち系の話大好きなのですが、縁起悪いとかバチが当たるとか運気が下がりそうな話はお断りです。



と、言う事でお地蔵さんの件も含めてオーナーさんに報告しました。



オーナー  「そっか〜 塀の件はうれしいなぁ、クマさんうまくまとめて来てよ」


クマ  
「お地蔵さんみたいな石碑はどうしましょう?」


オーナー  「クマさんに任せるから」


クマ  「え〜 バチが当たったら嫌ですよ」


オーナー  「まぁうまくやってね」


と、言う事で隣地との話がうまくいったらお地蔵さん?みたいな石碑の件も対応する事になりました。




奥深い仕事ですねぇ・・・
  

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