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「逃げを打つ」と言う言葉があります。

辞書で意味を調べると「逃げるための準備をする。 責任の追及などを逃れようと手段を講じる」と書いてあります。


なんか全然良いイメージの言葉では無いです。


でも、この仕事で重要な「調整業務」でたくさん使うんですねぇ


別に逃げるつもりは無いんですけど、決まっていない事を調整して決めていく過程では必要になります。


今、自分のやってる案件で真っ最中な調整業務があります。


ファミリータイプのマンションでの立体駐車場増設工事


15世帯の3LDKに15台の駐車場があって現在満室。

近所で2台目の駐車場を借りている方が5人。

近隣駐車場が少ない地域なので、もし閉鎖されたら非常に困る状態です。

いろいろ検討してオーナーさんが地下を掘らないタイプの機械式で3台増やす事を決定しました。


地下を掘らないタイプだと使えるのは同一世帯になります。


敷地内に2台置きたい方が5人いて、かなり二転三転している上に工事期間中に使えなくなる区画も出てきて臨時駐車場を確保したり結構大変です。


1か月の間にいろんな調整がありましたが、3人に絞り込んだ機械式利用予定者に「機械式が使える」と約束しなかった事が一番の要点だったと思います。


「〇〇さんが使えるように努力しますが、結構大変なんですよ」

と、言った感じで逃げを打ってました。


機械式を利用できない人でも区画を移動する方が多いので利用中の車両サイズを考慮したりパズルみたいな感じです。


そしていよいよ昨日最終調整が完了したので本日、利用者決定の報告に行ってきます。


最初に決めた事が変更になる事は良くあります。


期待を持たせた上に混乱させるのは迷惑ですのでこのテクニックを使います。



逃げるつもりはありませんが、逃げを打つ事は大切ですね

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