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最近は人様の悩みの相談に乗ることが増えてきました。


大体が、不動産系の悩みで自分が関係してくるのですが、その向こう側には家族関係があったりします。


最初のうちはいろいろ遠慮して発言に気をつけていますが、慣れてくると結構無神経に思ってることを言っちゃうものです。


やはり家族関係の話は当事者同士で話すべきだと思うのですが、できないから悩んでいる訳ですね。




80才近い物件オーナーが6年前に買ったアパート。


息子さんの為に残そうと思って買ったのですが、「アパートなんて面倒だからいらない」と息子さんに言われてしまい売却査定の依頼を受けました。


当然値上がりしているはずもなく「そんな安いのかい」と言われちゃった訳です。



クマ  「売ったら損するんだから息子さんに理解してもらった方がいいですよ」


オーナー  「いや、息子は不動産とか面倒で絶対にいらないって」


クマ  「うちでバックアップしますし売却したら現金になるけどそれっきりだって言ってくださいよ」


オーナー  「なんかダメなんだよ・・・ この自宅もいらないから私が死んだら売るって」


クマ  「都会に住みたいんじゃ自宅は売却してもしょうがないですよね」


オーナー  「代々住んでる土地なんだけどねぇ・・・」


クマ  「でもアパートはもったいないから息子さんに会って説明してみましょうか?」


オーナー  「いや・・・ 無理だよ  もうあきらめたから」


結局、損して売却をするか贈与税を払ってもらう覚悟でお世話になっている姪っ子さんにあげるか検討することになりました。


自分からみたら「もったいない」と思いますが、奥さんも他界して親子二人だけですので二人で決めるべきだとは思います。



でも、話し合えない事情もあるみたいですから・・・



この流れで行くと贈与税の金額調べて姪っ子に贈与するか自分のところで売りに出すかになりそうですが、ホント不動産にはいろんな物語があるものです。



「売ることになったらできるだけ高く売って下さい」



と、言われていますが・・・



鬼指しとかされちゃいそうです


(お知らせ)

10月1日(土)に埼玉県久喜市でシーエフネッツの倉橋社長「損しない相続 遺言・相続税の正しい知識」の出版記念講演を開催します。

埼玉県久喜の開催分だけの特典が付くのと、自分も25分だけ話しをさせて頂くことになりました。

詳しくはこちらをご参照下さい。


ギリギリの9月30日まで受付致しますのでよろしくお願い致します。


ではまた


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