管理系の業務では、見に行かなくても対応できたり、早く見積りを出したりできる仕組みを作りたいと思っています。

エアコン・給湯器・受水槽ポンプの型番・照明器具の開け方・水栓器具の形・トイレの型番・インターホン・鍵の種類・換気扇の口径・建具・部屋の壁面積・オートロックの裏番号・・・


物に関わる事は、ちょっと考えただけでもたくさんあります。


まぁ物だけじゃなくて人に関するデータも大切です。

過去にどんなリクエストやトラブルがあったのか、できるだけ詳細に記録を残しバックデータを多くする事が入居者さんの為にもオーナーさんの為にもなる訳です。


写真 1昨日は朝から緊急出動がありました。

某管理マンションで近所の方から「受水槽のポンプから警報が鳴ってる」との事です。

こう言う場合、確認しないでいきなりポンプメーカーに手配する訳には行きませんので鍵を持って現地に行きます。








写真 2最近のポンプは異常の箇所が番号で表示されるので、良い感じだとは思いますが誤報と言うか原因不明で警報が鳴ることもあります。











写真 1 (2)今回は満水の警報でしたので、水位を監視する電極センサーとかボールタップの異常を疑います。










写真 5が、電極棒は数カ月前に交換したばかりだし見た感じの異常はありませんでした。

おそらく前日の夕方にあった地震にビックリした現象かと思います。











写真 2 (2)自分たちの場合、こう言った出動があると全て営業と管理の実務系担当者にメールで報告を流します。

次に異常が起きたらメーカー手配しやすいように型番もデータとして撮影してくるので手配が早くなります。






特に、管理課では全員Gメールなので、「物件名 受水槽 型番」などのキーワードを入れると過去のデータが写真付きで引っ張れるのでどこにいても対応が早いです。


この検索機能の優秀さはGoogleのお陰ですが、データの内容に関しては長年、何かある度にデータを入れてきたスタッフのお陰です。


作業量が多い管理会社のスタッフさんはたくさんいると思いますが、記録を残す事を徹底するのは根性がいります。

うちの場合、管理課S君がマメに記録をしまくるので全国的にもトップクラスのデータ量になっている気がします。


何れにしても大切なのは、記録をしておかないとデータとして残らないと言う事です。


これだけは間違いない事です。


おそらくこれから先、技術の進歩で記録を残すことが簡単にできる時代になると思います。


そうなった時に欲しくなってくるのが、記録ができてない時代の記録です。


捨てられたり忘れられる運命の記録を救ったり、記録に価値があると考えない人に代わって記録をすることも仕事になると、ここ最近強く思っています。


何か自分が考えている新しい仕事は管理業務とも無関係では無いんですね。


名称未設定-1よく考えたら自分のブログも記録を8年間溜め込んでいます。
ブログの右上と左の一番下に左のような検索窓があります。
そちらでキーワード検索ができますので、調べたい単語をいれて関連記事をご確認下さい。


←この写真からは検索できません(このマークが右カラム上と左カラム下にあります)







さて、本日も予定がたくさんあるのですが、1件だけ楽しみな予定があります。


写真 3 (3)夜逃げ部屋のトイレの撤去が終わり、最悪な状態の物が無くなってホットしたところですが、その分他の部分の汚さが目立ってきました。














写真 4 (3)トイレの次に汚かったのがキッチンの油汚れです。

こちらに関して昨日新装備をホームセンターで買ってきたのでクリーニング屋さんが作業する前にきれいにしようと思います。


それにしても迷惑な話ですが、いろいろ課題を与えられると進化するものですね。







ではまた