先日の日曜日、某管理マンションの入居者さんから「突然水が出なくなった」との連絡がありました。
受水槽にポンプの付いているタイプのマンションなので真っ先に疑ったのはポンプです。
現地に駆けつけてポンプの操作盤をみるとエラー番号も表示されていません。
このポンプは去年交換したばかりです・・・
電気を送る分電盤を開けてじっくり確認しましたが、全ての電源がONになっていて、ビックリ停止現象などとも違う雰囲気です。
取り急ぎ、ポンプを取り付けた業者さんに電話してみました。
クマ 「なんか、エラー番号も表示されてないから電気が来てない感じです」
業者 「主電源が下がって無いですかね?」
主電源もONになっていたのですが、よ〜く見ると基盤に小さなパイロットランプがあってLEDが赤く点いてました。
クマ 「電源はONになってて小さいLEDが赤く点いてますね」
業者 「う〜ん と言うことは電気が来てるので基盤系の故障ですね」
クマ 「ポンプの故障ってなぜか土日に起きるんですけど何でですかねぇ」
業者 「さぁ ・・・ 大至急メーカーに修理手配しますね」
この段階で管理課S君に現場対応を交代したので、以下はS君からの報告です。
メーカーさんが到着してポンプをチェックしたのですが、異常が無いとの事で怪しいのは電気を供給する側の分電盤です。
動力がついていますが、小さな電気だけ送られて大きな電気が流れてこない事を突き止めました。
ポンプメーカーの担当さんが言うには、どう考えても分電盤とポンプに異常は無く、原因がわからないとのこと・・・
原因不明じゃマンションが断水したままですので、こちらも困ります
東京電力さんに来てもらいました。
今度は本格的に分電盤調査です。
「これは、ヒューズが飛んじゃったのでしょう」
何か、今まで聞いたこと無いこと言われました。
ヒューズは電柱の上にあるBOXの中に入っているそうで、さっそく電柱に登って交換してくれました。
このヒューズが今回の断水(通電故障)の原因でした。
S君、記念に下さいとお願いしたのですが、ダメとの事で写真だけ撮らせてもらいました。
めでたくポンプが復旧。
連絡から4時間近く掛かりましたが、断水は解消できました。
で、ここで問題があるのです。
今回、ポンプメーカーさんが出動したので、出張費&休日割増加算の請求がある予定です。
東電さんは「今回のヒューズ交換作業の費用は掛かりません」と言ってくれた訳ですが、当然の話しですので、次の話をしないといけません。
まだ、ポンプメーカーからの請求書が届いていませんが、東電さんの窓口にポンプメーカーの出動費を払ってもらうように電話で交渉してみました。
実は、少し前に強風で建物の軒天井が破損した事があったのですが、軒天井の代金を補填するように交渉したら「ピンと張った線をたるませる以上の事はできませんから」と、断られた事がありました。
原発の補償問題とかで大変なんだなぁと思い、それ以上の交渉はしませんでしたが、今回は老朽化とか自然災害とか全く落ち度が無いので掛かった費用は補償して頂かないと大家さんが損害を被ります。
東電さん3月中旬の株価が210円だったのに昨日は626円になってますので、3倍になった訳です。
何でだか理由が知りたいところですが、今回の件とは全く無関係です
でも、「払えない」なんて言ったら今度は引き下がらないつもりでした。
「担当より折り返し連絡させます」
事情を話したところ専門の部署があるらしく、3時間くらいして電話がかかってきました。
担当 「この度はご迷惑をお掛けして申し訳ございません」
クマ 「ですねぇ ポンプメーカーさんから出張費が請求されちゃうんですけどお支払い頂けませんかね?」
担当 「確かに当社の側に問題があるのですが、メーカーさんを呼ぶ状況だったのですかね?」
クマ 「断水したらポンプを疑うじゃないですか? いきなり東電さん呼ぶものですかね?」
担当 「当方の工事は無料ですが・・・」
クマ 「断水して入居者さんか苦情きてるんだから普通はポンプ屋さん呼ぶでしょ?」
担当 「ですよね・・・ メーカーさんから請求書がきたら手続きさせて頂きます」
何か、あっさりとお支払い頂ける事になりました。
今回の件は今まで経験したことのないレア物です。
次回、同じような事があったらポンプメーカー呼ぶ前に東電さんに調査を依頼してみる事にしますが、10年に1度くらいのことのような気もします。
勉強になりました
そして昨晩は若いころ勤めていた会社の仲間と飲み会してきました。
唐揚げ食べ放題のお店でしたが、40過ぎると食べられないものですね。
すごく楽しいひと時でしたが、今日は朝から体が重いです・・・
ではまた
受水槽にポンプの付いているタイプのマンションなので真っ先に疑ったのはポンプです。

このポンプは去年交換したばかりです・・・

取り急ぎ、ポンプを取り付けた業者さんに電話してみました。
クマ 「なんか、エラー番号も表示されてないから電気が来てない感じです」
業者 「主電源が下がって無いですかね?」

クマ 「電源はONになってて小さいLEDが赤く点いてますね」
業者 「う〜ん と言うことは電気が来てるので基盤系の故障ですね」
クマ 「ポンプの故障ってなぜか土日に起きるんですけど何でですかねぇ」
業者 「さぁ ・・・ 大至急メーカーに修理手配しますね」
この段階で管理課S君に現場対応を交代したので、以下はS君からの報告です。

動力がついていますが、小さな電気だけ送られて大きな電気が流れてこない事を突き止めました。
ポンプメーカーの担当さんが言うには、どう考えても分電盤とポンプに異常は無く、原因がわからないとのこと・・・
原因不明じゃマンションが断水したままですので、こちらも困ります


今度は本格的に分電盤調査です。
「これは、ヒューズが飛んじゃったのでしょう」
何か、今まで聞いたこと無いこと言われました。


S君、記念に下さいとお願いしたのですが、ダメとの事で写真だけ撮らせてもらいました。

連絡から4時間近く掛かりましたが、断水は解消できました。
で、ここで問題があるのです。
今回、ポンプメーカーさんが出動したので、出張費&休日割増加算の請求がある予定です。
東電さんは「今回のヒューズ交換作業の費用は掛かりません」と言ってくれた訳ですが、当然の話しですので、次の話をしないといけません。
まだ、ポンプメーカーからの請求書が届いていませんが、東電さんの窓口にポンプメーカーの出動費を払ってもらうように電話で交渉してみました。
実は、少し前に強風で建物の軒天井が破損した事があったのですが、軒天井の代金を補填するように交渉したら「ピンと張った線をたるませる以上の事はできませんから」と、断られた事がありました。
原発の補償問題とかで大変なんだなぁと思い、それ以上の交渉はしませんでしたが、今回は老朽化とか自然災害とか全く落ち度が無いので掛かった費用は補償して頂かないと大家さんが損害を被ります。
東電さん3月中旬の株価が210円だったのに昨日は626円になってますので、3倍になった訳です。
何でだか理由が知りたいところですが、今回の件とは全く無関係です

でも、「払えない」なんて言ったら今度は引き下がらないつもりでした。
「担当より折り返し連絡させます」
事情を話したところ専門の部署があるらしく、3時間くらいして電話がかかってきました。
担当 「この度はご迷惑をお掛けして申し訳ございません」
クマ 「ですねぇ ポンプメーカーさんから出張費が請求されちゃうんですけどお支払い頂けませんかね?」
担当 「確かに当社の側に問題があるのですが、メーカーさんを呼ぶ状況だったのですかね?」
クマ 「断水したらポンプを疑うじゃないですか? いきなり東電さん呼ぶものですかね?」
担当 「当方の工事は無料ですが・・・」
クマ 「断水して入居者さんか苦情きてるんだから普通はポンプ屋さん呼ぶでしょ?」
担当 「ですよね・・・ メーカーさんから請求書がきたら手続きさせて頂きます」
何か、あっさりとお支払い頂ける事になりました。
今回の件は今まで経験したことのないレア物です。
次回、同じような事があったらポンプメーカー呼ぶ前に東電さんに調査を依頼してみる事にしますが、10年に1度くらいのことのような気もします。
勉強になりました


唐揚げ食べ放題のお店でしたが、40過ぎると食べられないものですね。
すごく楽しいひと時でしたが、今日は朝から体が重いです・・・
ではまた
