きのうは久しぶりに外作業で残業しました。

夕方頃から雨の勢いが強くなってきて、打合せ先の休憩ができるホテルの従業員室でオーナーさんと「雨漏りとか漏電の連絡が入りそうな予感がする」なんて感じで笑ってた直後に「◯◯マンションのテレビが見られなくなった」と電話がきました。

滝のような大雨だったので、漏電ブレーカーが作動して共用ブレーカーが落ちたのだと思われます。

地震のあとに受水槽のポンプが停止するビックリ停止現象の謎は解けたのですが、漏電遮断機によるブレーカー落ちは、一時的なものでその後簡単に復活することが多いです。


写真 2 (3)視界が悪くノロノロと国道を走って1時間かかって現地に到着してみるとオートロックの自動ドアが手動になっていました。

昔のは停電すると開かなくなったりしましたが、このマンションは手動になるタイプで助かりました。

各部屋への電気は供給されているのですが、オートロック・テレビのブースター・共用灯・庭園灯がダメです。








各部屋と受水槽ポンプが別回路になっていたのが救いでした。


若い入居者の方が多い物件なので共用廊下の電灯が点かないくらいでは怒られませんが、「テレビが見られない」は結構厳しいです。


写真 4 (2)現地について真っ先にやるのは分電盤のブレーカー確認です。

が、その前にやるのが分電盤の鍵開けです。

ほとんどの分電盤は200番シリーズと言われる共通の鍵を使っているので自分は常に持ち歩いています。









写真今回使ったK200の他に、古いタイプのパイプスペースの鍵や、受水槽タンク上部を開ける鍵なんかもセットにして持ち歩いています。










写真 (27)早速、建物の外壁に設置されている分電盤を開けて、漏電ブレーカーや全てのブレーカーを再起動してみました。

が、いくらやっても共用部分の電気が点きません

本格的な漏電のような気がするので、子ブレーカーを1箇所づつ上げて行って確認しましたがダメです・・・







電気業者さんに調査を依頼しました。


土日でも夜でも必ず来てくれる専門家と連携することはとても重要です。


30分くらいで電気屋さん到着。


「この盤の他に共用の分電盤があるはずだよ」


と、言われて二人で探したのですが、電話とか光ファイバーとかは廊下にありましたが、見つかりません


クマ  「外壁についてる分電盤だけじゃないんですかねぇ」

業者  「いや〜 このマンションの規模じゃ絶対ありますよ」

クマ  「だいたい1階の廊下とかエントランスですよね」

業者  「このドアの中が怪しいなぁ」


写真と、言われたのは階段下スペースを利用した物置でした。

さすがに持っている共用鍵では開きませんので会社に戻って鍵を取って来たのですが・・・

なぜか開きません








この鍵をめぐって関係各所とやり取りすること1時間。


細かく書けませんが、
怒ってやり取りに疲れて鍵屋さん呼んじゃいました


BlogPaint自分がお世話になっている鍵屋さんはピッキングに強い鍵でもなんとかしてくれます。

今まで何度か凄いテクニックを見せてもらいましたが、防犯上書くのを控えさせて頂きます。






ただの物置にも立派な鍵を付けてることに関心しましたが、ここまで大掛かりに鍵を開けて中に分電盤が無かったら振出しに戻る以上のダメージです

安否確認のドア開けのようにドキドキしながら物置のドアを開けると電気屋さんの推定通り分電盤がありました


写真 2 (4)今回の原因は庭園灯の回路で漏電が発生しているとの事で、明るい時に再調査となりました。

動きの良い電気屋さんと鍵屋さんに助けられましたよ

・・・

ちゃんと鍵があったらブログネタにもならない話しでしたね





さて、本日は仕事が終わったあとオーナーさんと飲み会してきます。

火曜日に地主系大家さんと飲み会したばかりですが、本日は若手の投資家系大家さんです。

ではまた