写真 3こんな道具初めて見ました・・・

きのうは受託した大型店舗の借り手候補が見つかり地主さんを訪問してきました。

基本的に自分は賃貸営業していないので営業N氏がお客さん側との接点で自分は地主さんとの接点みたいな感じです。








写真 1 (3)店舗の方は平屋の150坪なのでかなり大きく、地主さんが希望する「うなぎ屋」さんだと養殖場でも併設するのかってくらいスペースが余りそうです

まぁ単純にうなぎが食べたかったのでしょうね。





で、今回話しがあったのは「医療関係」です。

地主さんは「気に入った職種じゃないなら空いてて結構」と焦っていませんが、「うなぎ屋」の他には「バイク屋」「医療関係」はOKだと言ってました。

バイク屋さんは地主さんが大型バイクに乗りたいからなんだそうで、ご自分の好みが第一優先と言った感じです。


で、医療関係のお客さんからは「面積が大きいので3分割で借りられないか?」とのお話を頂きました。


うまく現在の躯体を利用して入口1箇所のままで3分割に区切ると言うのはできなくも無いのですが、3区画全部借りてくれる話では無いので中途半端に退去されると分割が足かせとなり、良いこと無さそうです。


N氏  「お客さんの方は、耳鼻科と歯医者と薬局が入る話があるって事なんですよ」

地主  「そっか、医療関係は良いと思うんだけど分割ってのは嫌だな」

N氏  「はんぱに空いた時の事考えると面倒ですよね」

クマ  「入り口を3箇所に改造するとかしちゃいますか?」

地主  「あ〜面倒くさいことはやだよ」

N氏  「ですよね・・・ やっぱり一括で借りてくれるところを探しますよ」

地主  「いや、医療関係は気に入ったから裏の敷地に建ててもいいよ」


なんか意外な展開になってきました。


写真 (61)こちらも想定していなかったのですが、ご自宅の裏が元ご商売で使われてた資材置き場になっていて「誰かいたら貸してもいいよ」とは言われていましたが、頭から抜けてました。







敷地は整形では無いのですが3方道路の角地で面積的にも人通り的にも全く問題がありません。


写真 2一応、ご自宅の敷地と建設予定の敷地は登記簿上、別筆になっているのですが、公図上は結構斜めに境界があり、埋もれている境界石を探して確認する事にしてみました。

暑い中ツルハシで交代しながら探すこと10分。

ちゃんと石が埋まっていました。








写真 5ここで登場したのが、最初に載せた変わった道具です。

敷地内は斜めに境界があって、道路・中央・反対の道路と3点に境界石があり、この道具のヒモを伸ばしていって全体の敷地イメージが掴める訳です。

50mの巻尺も持ってますがこの方が取り回しが良いです。







写真 4まるで遊んでいるかのように営業N氏と地主さんと3人でヒモを伸ばしてました。

一部、物置部分を壊さないといけないことがわかりましたが、建物を建築して駐車場もそれなりに確保できることがわかったので、詳細な部分を検討して見ようと思います。







あとは建築資金の扱いを借主側と調整するのか単純に地主さんが建てて貸すのか決めて建築代金を確定してから賃料計算したりする訳なのですが、地主さん複雑な仕組みが嫌いなのでスッキリした方向でまとまるような気がします。

何も無い場所に新しいものを作るってのは前向きな仕事ですので、更に忙しくなりそうですが嬉しいものです。


で、本日はトラブル案件の処理だとか正常化して普通に戻る後ろ向きな仕事を2件ほど行う予定です。

こちらの仕事は全然嬉しく無いのですが、仕事を選べる立場じゃないので頑張ります


ではまた