きのうの午前中は騒音を出している入居者と電話で1時間ほど話をしました。

2年前にいろいろ調整して良くなったり復活したりの繰り返し・・・

最近は他の入居者からも、騒音元からも警察への通報することが多くなってきた状態です。

今の段階では詳しく書きませんが、毎回エキサイトしてしまう状態です。

こう言うネタを自主規制せずに書ければ良いのですが、「脅迫された」とか「警察に通報する」なんて感じで興奮している相手なので今は控えておきます。

と、話が噛み合わないと言うか議論にもならない電話に付き合ったお陰で昼ごはん抜きにしたにも関わらず午後の予定開始時間に影響が出てしまいました。


午後は、30日に決済予定のBさん(75歳 女性)の引越し準備でUR賃貸の支店で本契約がありました。

自宅の売出開始からいろいろあって1年経過してやっと売買契約

売買契約後の難関が、55年住み続けた家の中の荷物撤去とご本人さんの引越しです。

気力はあるのに体がついてこない・・・

そんな事を言われて引越し先である賃貸物件のピックアップから始まり、部屋の案内や、事務手続きの手伝い等、ほとんど代行しました。

Bさんのお母様もご健在なのですが、99歳で老人ホームに入所していて今回引越しの必要はありません。

お母様以外の身内は、無くなった弟さんのお嫁さんであるCさん(60代後半)と、そのお子さんだけです。

民間の賃貸物件では、本人の収入・連帯保証人の収入基準はもちろんですが、単身で高齢だと入居審査の段階で断られることがほとんどです。

中には「高齢者歓迎」と書いてある物件情報もありましたが、Bさんの収入では払っていけない賃料でした。

今回助かったのは、UR賃貸の一時払い制度です。

UR賃貸も月収による基準があるのですが、クリアできなかった場合は、貯蓄額による審査と、賃料一括払い契約での入居が可能でした。

Bさんの場合、年金額が少なく、貯蓄額での審査もご自宅の売却決済後ならクリアできますが、決済前に引越さないといけないのでクリアできませんでした。

賃料を1年分以上前払い出来れば大丈夫との事なので利用させてもらいました。

民間の物件では聞いたこと無い不思議な制度があって助かりましたよ。

写真 1 (3)先日、重要事項説明をしたので、本日の本契約は、振込確認とサインして終わりなのかと思ったら、けっこうな時間かけて丁寧にいろいろ説明してくれました。

ここで、引越し日を20日に設定。
20日は朝から引越し終了までサポートします。





で、UR賃貸の契約が終わってからはCさんと合流して、引越し関係の家電品購入に付き合いました。


写真 4テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・照明を購入するのですが、Bさん予算が少ないのに高級品が好きなので一苦労です。
製品選ぶのに各20分・・・

長い人生コダワリの1つや2つありますね








写真 2 (2)で、一番の難関が携帯電話の購入です。

Bさんは携帯なんて持った事無いので難しそうだから嫌だと言っていましたが、外出中でも安心なので自分とCさんは携帯を推奨しました。

特にCさんと同じキャリアにすれば家族間無料の契約ができるので電話代も軽減できます。






Bさん  「私には携帯なんて使えないよ」

クマ  「通話するだけなら固定電話と同じですよ」

Cさん 「そうよ、外に買い物行ってたって通じるのよ」

Bさん 「でもねぇ充電しないと使えないなんて面倒よ」


確かに充電しないと使えないですが・・・

なんかすごく携帯電話が嫌いみたいです。

今現在の固定電話の料金が月額平均1万円とのことなので、Cさんの携帯に固定電話からかけている事が高い料金の理由のような気がします。


自分はスマホの方が字が大きくて良いと思ったのですが、絶対に無理との事なので普通の携帯にしました。

らくらくホンがワンタッチボタンがあるのでオススメでしたが、一括払いすると結構金額が高いです。

ワンタッチボタンが付いている別の機種の方が1万円くらい安かったのでそちらにしました。


写真 4 (3)プラン選びだとか家族契約の確認でゴタゴタして終わったのが夜の8時すぎ・・・

3人で食事している間にワンタッチダイヤルの登録をしてあげる事になりました。


1番目のボタンはCさんで決まりです。







クマ  「下の1のボタン押して電話機のマークを押すだけだからやってみて」

Bさん 「このマークね・・・  これだけ?  あらぁ簡単ね」

クマ  「でしょ よく電話するところ3箇所がそのボタンに登録できるから」

Bさん  「じゃぁ 2番目のボタンをクマさんで登録してよ」

クマ  「お友達で良く電話する人がいいですよ」

Bさん  「友達の番号は暗記してるからクマさんの番号がいいのよ」

クマ  「今度引越す団地の管理事務所がいいですよ、何かと電話するでしょ」

Cさん  「いや〜 栃木のアパートの事もあるしクマさんがいいわよ」

クマ  「そうですか・・・ 後で変えることもできますからね」

Bさん  「ほんと便利な道具だねこれは

Cさん  「逃げられないからヨロシクネ」


サイゼリアを後にしてBさんをご自宅まで送り届けて帰ろうとした時に「充電の仕方を教えて欲しい」と言われました。

写真 5 (2)クマ 「ここに載せるだけですよ」

Bさん 「電池を入替えないの?」

クマ  「このまま置けばいいから」







なんか電池を取り出して充電するものだと思い込んでいたそうです。


遅くなったついでにBさんのお友達の電話番号を登録してあげました。

3つのワンタッチボタン以外にも登録できる事に感動してくれましたが、早く引越し先で仲の良い友達を作って「ワンタッチボタンの登録を変えたい」と連絡が来ることを望みます。

ではまた