きのうは、普段お世話になっている大家さん宅を年末の挨拶でまわってきました。

写真 2 (9)地主系の大家さん宅に行くと探検したくなるような建物や、古いものが目につきます。

こちらの納屋は、会社の看板設置で年に1度地代を届けている地主さん宅の納屋です。




地主さんは大正9年生まれとの事でもうすぐ94歳になるおじいちゃんです。


去年も同じ時期にまわらせて頂いたのですが、工業団地の入り口の目立つ場所に当社の宣伝看板を付けさせて頂いて、年額15,000円の地代を支払っている感じです。

安い金額なのですが、看板自体は競うように建っていますので、実質面積が1平米程度だと考えたら中々の収益なのかと思います。

少しですが、地主さんの昔話を聞かせて頂きました。

太平洋戦争中6年間戦地派遣されていたのに一度も交戦したことが無かったそうです。

激戦区
(文字通りですね)ばかりに派遣された98歳Aさんの話を聞いているだけに運がいい人もいるものだと驚きました。

一緒の時期に兵隊になったお仲間には派遣されてすぐに戦死された人も多くいるそうで、弾が飛んで来ない経験は貴重なのだそうです。

「人の運命なんてわからないものだにや」

94歳の方に言われると何とも説得力があります。

言葉の最後が「だにや」とポケモンに出てくるニャースの様に話されるので終始笑顔になれます


さて、本日は珍しく買い側の立場で物件探しのお客様をご案内します。

売買仲介のほとんどが売り側に付くので、ちょっと新鮮な気分です。

ご案内の後はオーナーさんへの年末のご挨拶回りを行おうと思うのですが、お話好きなオーナーさんが多いので時間がかかるものです。

ではまた