自分が20代の頃には40代の上司が、すごくオジサンに見えました。

10代の頃には20代の新卒の学校の先生でも大人に見えたものですが、今では若い先生なんかみるとちょっと不安になります。

そんな感じで、間違いなくオジサンの歳になっちゃった自分は若い人と話したり子供と遊んでいると結構なパワーがもらえるような気がします。

うちの息子達3兄弟は、兄貴が18・二男が16・三男が9歳ですのでよく考えたら毎日パワーをもらっているはずです。

だからと言って自分の見た目が若返ると言うものでも無く、仕事の上では年配の方との接点が多いのでプラスマイナスされちゃっているのでしょう


きのうは、お付き合いさせて頂いている地主さんの中で最年長98歳Aさんを訪問しました。

Aさんには、去年思い出写真のまとめでたくさん登場して頂きましたが、今年の8月には99歳になられます。

ファミリーマンション・アパート・貸家・店舗・駐車場と、一通りの賃貸経営をされていて、実に安泰な地主系の大家さんなのですが、若い頃には考えられないくらいの苦労をされました。

一番の振出しが、2.26事件への参加です。

これがまた、上官の命令に従っただけなので表向きお咎めは無かったそうですが、反乱軍に参加した部隊所属だったから常に激戦区の戦場に行かされたそうです。

極寒のソビエトとの国境地帯で数年過ごした後は、熱帯のパプアニューギニアに派遣されて生存率7%の環境で終戦を迎えました。

終戦になってからもオランダ軍の捕虜収容所に4ヶ月足止めされて日本に戻れた時には栄養失調で数か月入院したそうです。

まさに歴史の生き証人。

Aさん最近まで原付で走り回っていましたが、今は大人しく電動シニアカーで近所を走り回る毎日です。


思い出写真のまとめでは、ヒューレットパッカード製の21.5インチタブレットにスキャナで撮った写真データを入れるところまで完成させました。


3096bb40でも、せっかく買ってもらった大型タブレットをフォトスタンドだけで使うのはもったいないです。







今回は先日、別の大家さんの家に行って気が付いた、GoogleマップのストリートビューとYouTubeを見せたら喜ぶんじゃないかと思い訪問しました。


写真 2 (2)Aさん宅はネット環境が無いので自分のiPhoneとタブレットでテザリングしました。

Aさんは、写真を見る機械だと思っていたのに地図が表示されて驚いています。





そして、ご自宅の周りをストリートビューで一周してあげると・・・


Aさん  「誰が写真を撮ってるんだろ?」

クマ  「これ、今撮ってるんじゃなくてカメラ積んだ車が撮影に来た時の写真なんですよ」

Aさん  「驚いたなぁ、うちの周り全部写ってるんだ?」

クマ  「地図は世界中見られるんですよ」

Aさん  「世界が? すごいなぁ ちょっとやってみてよ」

クマ  「じゃぁパプアニューギニアの航空写真でも見てみますか」


写真 4 (1)Aさん記憶力抜群なので都市名を言ってもらい船着き場があるはずと言った場所を見つける事ができました。

さすがにストリートビューまではありませんでしたが、ほんと満足してくれました。






次は、YouTubeです。


写真 1 (1)検索ワードを声で入力できるので「2.26事件」と入れると、NHKで放送された「その時歴史が動いた」が出てきました。

ホントなんでもあります・・・





Aさん  「こんな映像が入ってたんだ」

クマ  「インターネットで映像を取ってるんですよ」


写真 2 (1)仕組みを説明するのは難しいですが、Aさん身を乗り出して登場人物だとかいろいろ解説してくれます。

78年前の話を当事者から聞けるなんてすごい事ですよね





クマ  「そろそろ仕事に戻らないといけないんで、また来ますよ」

Aさん  「そうですか、このテレビもっと見てたいんだけど」

クマ  「これ、自分の携帯が無いと電波が届かないんですよ」

Aさん  「そうなの・・・ じゃぁまた来て下さいよ」


なんかすごくガッカリされたので1時間くらいお付き合いしちゃいました。

「ストリートビュー」で旅行気分、「YouTube」で暇つぶし、デジカメで撮った写真を取り込む、自分たちの世代では当然な操作も年配の方には魔法のように見える訳です。

やはり年配者相手のタブレット顧問業は需要があると確信しましたよ

まぁ 本業優先で頑張りますが、ちょっと研究してみようと思います。


ではまた