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しばらく前に書いて、グレーな内容になりそうなのでブログに書かなかった案件に動きがありました。

内容を省略して書くと「夜逃げした借主の残置物の処理方法」の件です。

まじめな連帯保証人さんなので、気の毒だとは思いましたが、滞納2か月の段階では保証人からの「荷物処分をするので部屋の鍵を貸して欲しい」と言う申し出を拒んでいました。

拒んでいる理由はこちらを参考にして頂きたいですが、借主が戻ってくる可能性があるし、保証人が全て責任を持つと一筆書いたとしても鍵を開ける段階で管理会社の責任も生じる訳です。

まぁ そんな事を言っていると連帯保証人さんにも限界が来ますし、まじめな保証人さんには協力したくなるものです。

で、ブログでは書けないような逃げを打って今月中に明け渡しが完了する予定で進めていました。

で、昨日保証人さんから自分の携帯に電話が入りました。

ちなみに今回の借主は自営業者的な法人で、社長(50代男性)が3LDKのマンションを住居として借りていました。

連帯保証人さんは、友人の男性で親族ではありません。

部屋には大量の家財道具が残置されていて、3ヶ月滞納です。


保証人  「○○(借主)の居所を見つけ出して会ってきました」

クマ  「えっ すごいじゃないですか、どこにいたんですか?」

保証人  「仕事仲間の情報で、○○が働いてる場所がわかったんです」

クマ  「部屋に戻る意思は無い感じですかね?」

保証人  「車で寝泊まりしていて話もしっかり出来ない感じだったんですけど、明け渡しはOKだそうです」

クマ  「良かったです、これで堂々と明け渡しができますね」

保証人  「そうなんですけどね・・・ ○○がお金持ってないから自分がやるしか無いんで嬉しくも無いですよ」

クマ  「でも、人の物を勝手に捨てるリスク考えたら悪い話じゃ無いですよ」

保証人  「理屈はそうかも知れないけど結局自分が大損する訳ですよね」

クマ  「ですね、そこら辺は将来的に○○さんに返してもらって下さいよ」


何とも気持ちがわからなくもありませんが、保証人になった以上は逃げられません。

考えてみたら、「部屋借りるから保証人になってよ」と言われて何の対価も貰わずに引き受けてしまうなんて恐ろしい話です。

やっぱり多少費用はかかりますが、保証会社に入ってもらうのが良いと思いますが、保証会社が倒産なんて事も経験したことがありますので完璧ではありませんね。

やっぱり滞納系は、ハッピーエンドになれない後ろ向きな仕事です・・・

今回の件は、明け渡しの完了と滞納金をお支払い頂ければ終了となりますので、引き続き保証人さんに頑張って頂きます。

ではまた
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