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昨日は、昨年の今頃に「ご先祖様物語2」の題名で記事を書いた地主さん(80代男性)宅へ、外構関係業者の社長さんと訪問してきました。

2年前にも記事を書きましたが、長い年月寂しい関係であった息子さん
(40代)との関係が急速に良くなり先週はアパートの承継について息子さんが初めて自分と会って話を聞いてくれて、前向きになって頂けた事を感じています。

外構関係業者の社長は、アパートの外壁塗装の色決めで同行してもらったのですが、「息子が今と同じ色がいいと言ってる」の一言で1分もしないで終了しました。

地主  「ところで、社長さんは解体とか造園もやってるの?」

社長  「はい、解体も造園の仕事もばっちりできます」

クマ  「うちは長年社長さんに解体から外壁塗装まで頼ってますのでばっちりですよ」

地主  「最近までは自分で庭の手入れができたんだけど、500坪もあるともう無理なんだよね」


IMG_0023社長  「この広さをご自分でやるなんてすごいです」

クマ  「公園の手入れと変わらないです」

地主  「これでもかなり伐採したんだよ」




以前は、森のようになっていたそうですが、数年前から身辺整理の一環で伐採を進めているそうです。

地主  「屋敷の裏に小屋があるんだけど見てもらっていいかな?」

社長  「解体するんですか?」

IMG_0005見せてもらうと7.5帖の土壁製の小屋でした。

4年前の震災でも倒れなかったとの事ですが、かなり壁が落ちていて見た感じ危険です。







IMG_0017クマ  「江戸時代の建物ですか?」

地主  「違うよ、私が小学生の頃、親父と一緒に作ったんだよ」

クマ  「土とワラと木が材料なんですね」






IMG_0013地主  「70年くらい前だと思うんだけど作った時の事を良く覚えてるよ」

クマ  「じゃぁ解体するといくらか見積もりますよ」

地主  「いや、待って・・・ 懐かしいから壊さなくてもいいや」


何か、地主さん、お父さんとの思い出が頭にたくさん浮かんできたようで、この手作りの小屋を壊すのをためらってきたとの事です。

地主  「記憶って不思議だよね・・・ 1カ月前の事は忘れるけど70年前とか覚えてるんだよ」

クマ  「意外と切っ掛けがあると関連している事を思い出したりしますね」

地主  「代々続く土地と屋敷を守るってのは、言われなくても伝わって行く気持ちだと思ってたんだけどね・・・」

クマ  「息子さん、わからないタイプじゃないと思いますけど、物より気持ちが大切なのかも知れませんよ」

地主  「何か、この小屋見てたら親父に感謝の気持ちが出てきたよ」

クマ  「そうですか、思い出が詰まっている小屋だったんですね・・・」


地主さん、80歳を超えていますが、遠い昔の思い出に少し目が潤んできています・・・


外回りを見ていた社長が戻ってきました。


社長  「パワーショベルでブっ倒して木と屋根の鉄板だけ撤去で20万円てとこですね


何とも感情のジェットコースターに無理やり乗らされた気分になりましたが、地主さんは「そうですか」と答えていました。


壊す前に写真をたくさん撮るとか動画撮影してあげようと思いますが、物には人の心を動かす力があるものですね。


では、また明日



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