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きのうの午前中は、訳ありだった入居者さんの解約立会いをしてきました。
繁忙期でもないのに自分が解約立会いをする場合、訳ありな事が多いのですが、「破産事件を取り扱いました」との弁護士さんからの通知で大家さんが滞納に気が付いたと言う「無管理に近い自主管理大家さん」の物件だったのです。
所有戸数が多い地主さん系大家さんで、確定申告する時にしか部屋ごとの入金状況を確認していない感じがするのですが、おかげ様でいろいろ案件を頂く事ができています
この物件も、これを機会に管理受託と考えているのですが、規模が大きな大家さんで宅建業者登録までして自社管理をして管理料を発生させている関係上、他社に管理を任せる事は避けたいんだとのお考えなんです。
このお部屋の滞納金に関しては保証人である親御さんから全額回収できたのが救いでした。
まぁ 滞納金も回収できたので普通の解約立会いなのですが、「滞納者=部屋が荒れている」との原則から新人君と一緒に自分が出動した訳です。
部屋に入ってみるとタバコも吸わず、実にきれいな状態でしたので、良かったです。
かなり珍しいパターンかと思います。
その後、新人君にゴミ処理工場でのゴミの捨て方を教えてあげました。
この仕事、ゴミを回収する事が多く、車の中に積みっぱなしにしたくありませんので、常に処理場を利用する訳です。
行政によって、ルールも違えば、捨て場でのチェックのされ方も違いますので、テクニック的なことも含めて身のこなし方を伝授してきましたよ。
そして、午後は事務処理系に専念したあと、隣の市にある別の自主管理大家さんにリフォームの見積もりを持って行きました。
こちらの大家さんは、かなりアンテナを張って所有物件の客付やリフォームについて考えるタイプです。
築20年くらいの木造ファミリータイプ物件を所有されているのですが、空室で苦戦中です。
大家 「やるべきリフォームはやるけどね・・・」
クマ 「どうしたんですか?」
大家 「きのうNHKでアパートの30年借上げの特集見てたら不安になっちゃったよ」
クマ 「30年賃料保証されると思ったら10年経過で2年毎に借上げ額が減っちゃってローンが払えなくなるってのですね」
大家 「うちは借上げじゃ無いけど、地方で人口が減っていくってのは同じだからねぇ」
クマ 「人口が減ってる場所にバンバン建てて供給過剰の悪循環の話ですね」
大家 「ローンが終わったからマシな方だと思うけど、それでも空室になるのは辛いよ」
クマ 「物件の中身で勝負するか賃料の安さで勝負するかで考えたら中身を良くした方が健全だと思いますよ」
大家 「そう言うけど、中身も良くして賃料も安くしないと勝負できないのが現実だよ・・・」
自分、この放送(クローズアップ現代)ネットで見ましたが、地方の現実と言うか元々需要がなさそうな場所に建てちゃうってのもいけませんが、10年目以降で見直しが入るって事を強調しないで契約させちゃう事もかなりあったのだと思います。
自分もお付き合いが多いのでわかりますが、一昔前の農家の地主さんは、「あんたに任せるよ」系の人が多かったので、営業マンを信用して建てるような話がたくさんあった訳です。
それが世代交代したあたりで借上げ賃料の見直しになって、おかしいと気が付く感じなのでしょう。
まぁ 契約書の細かい話とか、人口が増えないとか問題点はありますが、「あんたに任せる」と言ってくれた気持ちを裏切る結果になるのも良くないし、「あんたに任せるなんて言ったのが悪い」と契約した地主さんを責めるのもかわいそうな気がします。
何が良かったのか何てのは結果論なので、わかりにくいと思いますが、地主さんの場合、何もしなくても問題になっていたのでしょうから簡単には言えませんが、「裏切られた」とか「騙された」なんて言われることは避けたいものですね。
さて、本日は定休日です。
心配していた昨晩の台風の影響も今のところ連絡がありません。
これから風呂の掃除して自分の宿題をやろうかと思ってます。
ではまた明日
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←5月24日(日) お待ちしてます!
きのうの午前中は、訳ありだった入居者さんの解約立会いをしてきました。
繁忙期でもないのに自分が解約立会いをする場合、訳ありな事が多いのですが、「破産事件を取り扱いました」との弁護士さんからの通知で大家さんが滞納に気が付いたと言う「無管理に近い自主管理大家さん」の物件だったのです。
所有戸数が多い地主さん系大家さんで、確定申告する時にしか部屋ごとの入金状況を確認していない感じがするのですが、おかげ様でいろいろ案件を頂く事ができています
この物件も、これを機会に管理受託と考えているのですが、規模が大きな大家さんで宅建業者登録までして自社管理をして管理料を発生させている関係上、他社に管理を任せる事は避けたいんだとのお考えなんです。
このお部屋の滞納金に関しては保証人である親御さんから全額回収できたのが救いでした。
まぁ 滞納金も回収できたので普通の解約立会いなのですが、「滞納者=部屋が荒れている」との原則から新人君と一緒に自分が出動した訳です。
部屋に入ってみるとタバコも吸わず、実にきれいな状態でしたので、良かったです。
かなり珍しいパターンかと思います。
その後、新人君にゴミ処理工場でのゴミの捨て方を教えてあげました。
この仕事、ゴミを回収する事が多く、車の中に積みっぱなしにしたくありませんので、常に処理場を利用する訳です。
行政によって、ルールも違えば、捨て場でのチェックのされ方も違いますので、テクニック的なことも含めて身のこなし方を伝授してきましたよ。
そして、午後は事務処理系に専念したあと、隣の市にある別の自主管理大家さんにリフォームの見積もりを持って行きました。
こちらの大家さんは、かなりアンテナを張って所有物件の客付やリフォームについて考えるタイプです。
築20年くらいの木造ファミリータイプ物件を所有されているのですが、空室で苦戦中です。
大家 「やるべきリフォームはやるけどね・・・」
クマ 「どうしたんですか?」
大家 「きのうNHKでアパートの30年借上げの特集見てたら不安になっちゃったよ」
クマ 「30年賃料保証されると思ったら10年経過で2年毎に借上げ額が減っちゃってローンが払えなくなるってのですね」
大家 「うちは借上げじゃ無いけど、地方で人口が減っていくってのは同じだからねぇ」
クマ 「人口が減ってる場所にバンバン建てて供給過剰の悪循環の話ですね」
大家 「ローンが終わったからマシな方だと思うけど、それでも空室になるのは辛いよ」
クマ 「物件の中身で勝負するか賃料の安さで勝負するかで考えたら中身を良くした方が健全だと思いますよ」
大家 「そう言うけど、中身も良くして賃料も安くしないと勝負できないのが現実だよ・・・」
自分、この放送(クローズアップ現代)ネットで見ましたが、地方の現実と言うか元々需要がなさそうな場所に建てちゃうってのもいけませんが、10年目以降で見直しが入るって事を強調しないで契約させちゃう事もかなりあったのだと思います。
自分もお付き合いが多いのでわかりますが、一昔前の農家の地主さんは、「あんたに任せるよ」系の人が多かったので、営業マンを信用して建てるような話がたくさんあった訳です。
それが世代交代したあたりで借上げ賃料の見直しになって、おかしいと気が付く感じなのでしょう。
まぁ 契約書の細かい話とか、人口が増えないとか問題点はありますが、「あんたに任せる」と言ってくれた気持ちを裏切る結果になるのも良くないし、「あんたに任せるなんて言ったのが悪い」と契約した地主さんを責めるのもかわいそうな気がします。
何が良かったのか何てのは結果論なので、わかりにくいと思いますが、地主さんの場合、何もしなくても問題になっていたのでしょうから簡単には言えませんが、「裏切られた」とか「騙された」なんて言われることは避けたいものですね。
さて、本日は定休日です。
心配していた昨晩の台風の影響も今のところ連絡がありません。
これから風呂の掃除して自分の宿題をやろうかと思ってます。
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滞納物件でキレイに使っていることがあるのですね!!。すごく意外な感じです。新人さんも、いつかものすごい汚部屋を経験する日が来るのかもしれないですね(そのような事は無いのが一番ですけど!)。クマさんについて新人さんも色々な経験をして成長されますね(^^)。
昨夜の台風は思ったほど酷くはありませんでした。ただiPhoneの防災速報が何度も鳴って、外が気になりました。
明日は午前中休みをもらい、初めての胃がん検診に行ってきます。なんとなく憂鬱です。明日もお仕事頑張って下さい(#^.^#)