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きのうの午前中は、店舗の解約に伴う打ち合わせを、営業課N君と店舗の借主さんとしてきました。

BlogPaintこのお店(飲食店)の社長さんとは7年程度のお付き合いだったのですが、居抜き(室内の造作・設備を引き継ぐ)での契約を重ねて、借主が5回くらい変わった案件なのです。





店舗では、閉店する時に次の借主を解約する契約者が探してきて引き継ぐなんて事が良くありますので、珍しくも無いのですが、大変なのが一番最後の契約者です。

一番最初に契約をしたのは20年も前の話で、当初新築で貸した時には、建物本体だけでした。

解約時には中の造作、什器備品、厨房、テーブル・カウンター、空調、外の看板、他造作した物は全て撤去して頂く契約書となっているのです。

まぁ 次のテナントが同じように居抜きで借りてくれると言うのであれば、この借主さんは助かるのでですが、そんなに活況なエリアでもないので・・・

BlogPaintこちらも、契約書に則って、原則で話すしかありません。

「え〜 こんなのも私が撤去するの?」

借主の社長さんは、「勘弁してよ」を連発・・・



とりあえず、原則の話を固めてから例外ができるか貸主さんと検討する事になります。

住居系とは違う苦労が店舗にはあるものです。

居抜きや、造作の多い物件を借りる時には解約時の原状回復条項に、どの範囲までの撤去義務が発生するのかをしっかり確認しておきましょう


この案件、3カ月前の解約通告なので、秋頃どうなるか判明すると思います。

・・・

IMG_2840昨日の夜は、会社の賃貸営業チームと今月31日に100歳を迎える、Aさんの、お誕生日会をしてきました。

高齢中の高齢なのですが、ホント恐ろしい程の記憶力の持ち主です。




今年は戦後70年の節目の年なのですが、終戦時の事をハッキリ覚えていると言う年齢は当時10歳以上くらいの方なのかと思います。

と、すると80歳。

終戦時に20歳だった人は90歳な訳です。

Aさんは終戦時30歳ですので、ハッキリと当時の事を覚えているのですが、終戦時はパプアニューギニアのジャングルにいたそうです。

4カ月ほどオランダ軍の捕虜になり、日本に戻って来れたのは12月でした。

熱帯から寒い日本に戻り、栄養失調で体重が35kgだったそうでしばらく入院生活で苦しんだとの事です。

そこから70年もの人生を歩み続けているのですから100歳と言うのはホント凄いことなのだと思います。

だいぶAさんもお酒が回ってきて話が止まらなくなってきた頃、うちの上司がAさんに質問しました。


S部長  「最近、安保法制の話題が出てますけど、どう思ってます?」

普段、政治の話をお客さんとする事を控えていますが、聞いてみたくなったのでしょう。

Aさんは、今でも新聞をじっくり読んでいるので、自分なりの意見があると思います。

自分は、歴史まとめのお手伝いをして、いろんな話を聞いたので、「戦争をしてはいけない」との信念は聞いていました。

Aさん  「いろいろあると思うけど、外国とは仲良くして欲しいよ」

S部長  「安倍さんの進めている話はどう思われます?」

横で自分もAさんが何と言うのか興味津々聞いていましたが、最も苦労を知っている生き証人の意見は大きなものだと思います。


Aさん  「若い人に任せるよ」


何とも想定外な答えでしたが、重たい話でしたね・・・


1915年生まれのAさんから見たら80歳でも若い人なのでしょう。


Aさんには、まだまだ長生きして頂きたいです。


さて、本日は、急遽予定がキャンセルになり、別の仕事を入れていなかったので有給申請して休みを取りました。

が、いろいろ仕事が溜まっているので、会社にいます・・・

何やってるんでしょうね



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