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きのうは朝から社内打ち合わせや土地の契約、オーナーさんに頼まれた不具合の確認、売買系の細かい調整で、夜の8時頃会社に帰ってきた時には疲れ切っていました。

売買と管理ミックスってのが当然のようになってきましたが、これが普通だと思い込むのが良いのか、効率良くなるように工夫するべきか考えてしまうところです。

疲れたから帰って早く寝よう。

と、思いながら会社のドアを開けたら管理課S君が慌てて飛び出して行きました。

クマ 「おつかれ、どっか行くの?」

S君 「〇〇マンションで漏水発生です」

クマ 「えっ またピンホールかな?」

S君  「1階の天井から結構な量の水が垂れてきて、トイレが水浸しなんです」

クマ  「2階の人と連絡ついたの?」

S君  「電話に出ないので勤務先に電話したら取り次いでくれないんですよ」

クマ  「まいったねぇ 留守宅だったらピンホールか洗濯機か・・・」

S君  「現地行ってきますので、入居者から折り返し電話あったら入室許可取って下さい」


と、いう事で会社で待機していましたが、連絡がきません。

しばらくすると現地より報告がありました。

S君  「2階の部屋ですけど、解約届が出ていてガスが今日付けで閉栓されてるんです」

クマ  「解約立会い前だけど引っ越したってことかな?」

S君  「ガス屋さんに聞いたら今日引っ越し終わったって事ですので開けちゃいますね」


この段階で自分も現地へ向かいました。



IMG_3931S君  「給湯器の水抜きしたみたいでパイプスペースの奥が水浸しなんですよ」

クマ  「この奥がトイレだから怪しいなぁ」

S君  「2階の水流しますので下の階で水の垂れ具合確認して下さい」







IMG_3928こう言う作業は2人掛かりで、携帯を胸ポケットに入れてスピーカーホンにしながら状況確認します。

1階のトイレは水浸しで、換気扇から水が5秒に1度落ちてきます。

この間隔が上階の水を流して早くなれば排水系の脱管や詰まりあふれが考えられます。






2階のトイレを何度も流しましたが、水滴の間隔は変わりません。

天井裏には、トイレだけでなく、お風呂やキッチンからも排水が流れてきますので、全ての箇所の水を全開にして確認。

S君  「かなり流してますけど変化ないですか?」

クマ  「ないね、これ給湯器の水を大量に土間に流したんでしょ」

S君  「給湯器から浴室まで離れてるからパイプに水がたくさん溜まってたんですね」

ガス屋さんを呼んで、現地で確認したところ、水抜きしてバケツで受けず、そのまま放置して帰ってしまったとの事です。

パイプスペース内の防水が弱くて給湯管内の大量の水が室内側に浸水してしまった事が原因かと思います。

1階の入居者さん宅には小さなお子様がいますので、大急ぎで換気扇の内部と水浸しの床を拭いて復旧させました。

IMG_3934しばらくしたら水滴が落ちなくなってきたのですが、トイレに座っている時に頭に水滴が垂れたら不愉快な気分になりますので、バケツを棚の箱で挟んでセット。

ピッタンコなので助かりましたが、バケツが頭に落ちたらもっと不愉快ですので取りました



管理会社の仕事は物理的な対応だけでは終わりません。

濡れてしまった天井が大丈夫なのか?

別の個所が原因では無いのか?

「しばらく様子見して下さい」

この定番の言葉だけで終わらせてもらえる訳ではありません。

トイレが使えなかった事に対する怒りや、今後カビが発生するのではないかとの心配。

ここら辺の「感情」に関する部分を無視する事はできないのです。

明日の状況確認で給湯器の水抜きが原因であると確定したら、ガス屋さんに誠意ある対応をして頂く予定です。

と、いう事で久しぶりの漏水対応が終わったのは夜の10時すぎでした。


では本日も頑張りましょう



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