うちの管理課スタッフは、漏水対応するのが早い方だと思っています。
長年の経験が積み重なっての結果かと思いますが、毎回同じパターンとも限らない訳です・・・
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きのうの案件は、木造1Kアパートの1階にお住いの入居者さんより「キッチンの天井から水が垂れてくる」との連絡から始まりました。
漏水の連絡が来た場合に考えるのは排水・給水・雨漏・水こぼしの4通りです。
一番わかりやすいのは、「上階の水こぼし」なのですが、まず一報をもらった段階で、2階の入居者に確認をとります。
「まったく心当たりが無いです」
との事でしたので、別の理由を探る事になるのですが、上階の入居者さんが目視で漏れがわからない部分での漏水かと思うので、1階と2階両方の同時調査が必要となります。
これがまた汚部屋入居者だったりすると、入室を拒まれてしまう事があるのですが、今回は問題無く協力して頂けました。
ベテランの管理課S君が、漏水個所を特定して管の交換が必要であれば水道業者さんを呼び、内装業者さんに開口した穴を塞ぐ段取りをする訳なのですが、午前中から始めて午後3時を回っても漏水個所が判明しないとの事です。
「全ての給水管と排水管を確認しましたが問題が無いです」
との事でしたので、そうなると共用廊下からの雨漏り?
いろいろ考えてしまいますが、自分が状況確認で現地へ到着する直前に答えが判明しました。
この物件は、キッチンの隣にある玄関の土間部分が洗濯機置場となっているのですが、防水パンがありません。
排水の穴から大量の水を流しても下階の管から漏れなかったので見落としました。
作業しにくいので廊下に出していた洗濯機の排水ホースを良く見ると小さな穴が開いていました
ちょうど穴の位置が土間の一番奥のコーナーにあり、段差に押し付けられていたのです。
到着した時には気がつかないほどの濡れだったのと、洗濯機を外した際に漏れた給水ホースの水かと勘違いしてしまう位置での漏水でした。
洗濯機を使って再現すればわかったのかと、後になると気が付くものですが、排水の穴を確認するためには洗濯機をどけるものなので仕方ないのです。
と、言った感じで大掛かりに1階の天井開口をしてしまったのですが、今度からは「洗濯機の排水ホースも怪しむ」と言った工程が確認手順に加わる事になります。
今回の件は、保険申請する形となりますが、過剰な工事だと言われたら「漏水の原因特定は簡単じゃないですから」と、反論します。
いろいろ経験してテクニックが向上するのかと思いますので、良い案件だったのでしょう。
で、かわいそうに管理課S君は、この件の復旧作業が長引いてお呼ばれして頂いた飲み会に参加できず・・・
美味しく飲ませて頂きましたよ
さて、本日は古家付170坪の物件について大手建築メーカーさんと打ち合わせしてきます。
所有者の方が亡くなり、相続人の方と話をして斡旋しようと思って確定測量から始めたところなのですが、メーカーさんは所有者さんが亡くなる前に売却の話を聞いてお客さんも付けたそうです。
亡くなったのは半年も前の話なのですが、なぜ今頃になって?
不思議な話なので、何を言うのかじっくり聞いてみようと思います。
ではまた明日
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漏水の連絡が来た場合に考えるのは排水・給水・雨漏・水こぼしの4通りです。
一番わかりやすいのは、「上階の水こぼし」なのですが、まず一報をもらった段階で、2階の入居者に確認をとります。
「まったく心当たりが無いです」
との事でしたので、別の理由を探る事になるのですが、上階の入居者さんが目視で漏れがわからない部分での漏水かと思うので、1階と2階両方の同時調査が必要となります。
これがまた汚部屋入居者だったりすると、入室を拒まれてしまう事があるのですが、今回は問題無く協力して頂けました。

「全ての給水管と排水管を確認しましたが問題が無いです」
との事でしたので、そうなると共用廊下からの雨漏り?
いろいろ考えてしまいますが、自分が状況確認で現地へ到着する直前に答えが判明しました。

排水の穴から大量の水を流しても下階の管から漏れなかったので見落としました。


ちょうど穴の位置が土間の一番奥のコーナーにあり、段差に押し付けられていたのです。
到着した時には気がつかないほどの濡れだったのと、洗濯機を外した際に漏れた給水ホースの水かと勘違いしてしまう位置での漏水でした。
洗濯機を使って再現すればわかったのかと、後になると気が付くものですが、排水の穴を確認するためには洗濯機をどけるものなので仕方ないのです。

今回の件は、保険申請する形となりますが、過剰な工事だと言われたら「漏水の原因特定は簡単じゃないですから」と、反論します。
いろいろ経験してテクニックが向上するのかと思いますので、良い案件だったのでしょう。

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所有者の方が亡くなり、相続人の方と話をして斡旋しようと思って確定測量から始めたところなのですが、メーカーさんは所有者さんが亡くなる前に売却の話を聞いてお客さんも付けたそうです。
亡くなったのは半年も前の話なのですが、なぜ今頃になって?
不思議な話なので、何を言うのかじっくり聞いてみようと思います。
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