自分の勤務先では月に1度、社員全員での会議があります。
現在抱えている案件の報告を行う場面があるのですが、1年前からレインズに掲載しっぱなしの50万円の別荘地に関しては「動きがありません」と毎回定型文のように発表しています。
問い合わせがあると正直に「結構な傾斜地です」と答えているので・・・
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元々この土地は、仲良しの地主さんの同級生Bさん(70代男性)の不良資産売却相談から始まった案件ですが、このBさんも、市内に結構な土地をお持ちの地主さんなのです。
で、昨日は仲良しの地主さんよりBさんの件がどうなっているか確認の電話がありました。
地主 「前に頼んだBさんの伊豆の土地は売れたのかい?」
クマ 「いや、結構難しい土地で全然動かないですよ」
地主 「そっか、今からBさんが遊びに来るんだけど来れる?」
たまたま、事務処理の時間だったので、訪問してきました。
クマ 「こんにちは、ご無沙汰してすみません」
Bさん 「悪いねぇ呼び出しちゃって」
クマ 「いえ、こちらこそ伊豆の件は動きが無くてスミマセン」
Bさん 「いや〜 あそこは厳しいでしょ?」
クマ 「はい、あれだけの傾斜地で、後出しの管理費と建築負担金があって、買う人はいないですよ」
地主 「クマさんは、正直に言うタイプなんだよ」
Bさん 「だよねぇ 固定資産税も掛かって無いし諦めるしかないね」
クマ 「スミマセン、ちょっと言い方が悪かったですね」
Bさん 「いやいや、この土地は面倒掛けて悪かったよ、今日は別の案件の話しなんだ」
と、言う事で話を聞いてみると、現在貸している自動車修理工場の解約話が来たので、次のお客さんが決まらなかったら募集して欲しいとの事でした。
クマ 「次のお客さんのあてが有るんですか?」
Bさん 「うん、今の借主が次のお客さんがいるから、引き続き貸して欲しいって言うんだけど、賃料値下げしろって話なんだよね」
クマ 「条件はどんな感じなんです?」
Bさん 「土地は150坪で、築40年の作業所兼事務所が50坪で賃料30万円なんだけど言ってきたのは半額なんだよね」
クマ 「そうですか・・・ 結構な下げ具合ですねぇ」
Bさん 「何か、持ってき方が気に入らないから断っちゃうつもりなんだよ」
クマ 「自分、中を見てないから何とも言えませんけど今までが高すぎたとかも考えられますからね」
と、言う事でこの件は残り2カ月の解約予告期間中に決定する事になると思います。
別荘地と違って、近いうちに進捗がある事でしょう。
・・・
昨日は、先日解約立ち合いを行った築1年の貸家のクリーニングを頼んだ業者さんより「洗面化粧台を傷つけてしまった」との連絡が管理課の新人君にありました。
新人君 「〇〇さん(業者)が、洗面の鏡の汚れをカッターで取ろうとして失敗したって連絡が来ました」
クマ 「え〜 目立つのかな?」
新人君 「わざわざ言ってくる位なので・・・ 今から見に行ってきます」
と、言う事で新人君と一緒に見てきました。
現地へ到着して洗面化粧台を見ましたが、遠目からは目立った傷が見えませんでしたが見る角度を変えるとわかりました。
近づいてみると
・・・
鏡の部分が思いっきり傷ついていました。
幸いな事に鏡以外に傷はありません。
クマ 「まだ新しい製品だから、型番からメーカーに鏡だけ発注して交換すればいいよ」
新人君 「鏡だけ交換できるんですかね?」
クマ 「出来ないって言われたら上のキャビネット交換だな」
新人君 「わかりました、費用は〇〇さん(業者)に請求ですね」
クマ 「しょうが無いよね、でも正直に申告してくれたってのが大きいよ」
新人君 「この位だと見落として次の入居者さんが退去する時に揉めたかも知れませんね」
クマ 「正直だから、今まで以上に仕事が増えてすぐに取り返せるだろ」
こう言う微妙な不手際は、業者さんによっては申告しない事があるかも知れません。
ほんと、今回の一件でこのクリーニング業者さんの誠実度がわかりました。
鏡の交換実費は頂きますが、それ以上のリターンがこの業者さんにはある事でしょう。
さて、本日は水曜日で定休日です。
これからちょっと外出してきます。
ではまた明日
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現在抱えている案件の報告を行う場面があるのですが、1年前からレインズに掲載しっぱなしの50万円の別荘地に関しては「動きがありません」と毎回定型文のように発表しています。
問い合わせがあると正直に「結構な傾斜地です」と答えているので・・・
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元々この土地は、仲良しの地主さんの同級生Bさん(70代男性)の不良資産売却相談から始まった案件ですが、このBさんも、市内に結構な土地をお持ちの地主さんなのです。
で、昨日は仲良しの地主さんよりBさんの件がどうなっているか確認の電話がありました。
地主 「前に頼んだBさんの伊豆の土地は売れたのかい?」
クマ 「いや、結構難しい土地で全然動かないですよ」
地主 「そっか、今からBさんが遊びに来るんだけど来れる?」
たまたま、事務処理の時間だったので、訪問してきました。
クマ 「こんにちは、ご無沙汰してすみません」
Bさん 「悪いねぇ呼び出しちゃって」
クマ 「いえ、こちらこそ伊豆の件は動きが無くてスミマセン」
Bさん 「いや〜 あそこは厳しいでしょ?」
クマ 「はい、あれだけの傾斜地で、後出しの管理費と建築負担金があって、買う人はいないですよ」
地主 「クマさんは、正直に言うタイプなんだよ」
Bさん 「だよねぇ 固定資産税も掛かって無いし諦めるしかないね」
クマ 「スミマセン、ちょっと言い方が悪かったですね」
Bさん 「いやいや、この土地は面倒掛けて悪かったよ、今日は別の案件の話しなんだ」
と、言う事で話を聞いてみると、現在貸している自動車修理工場の解約話が来たので、次のお客さんが決まらなかったら募集して欲しいとの事でした。
クマ 「次のお客さんのあてが有るんですか?」
Bさん 「うん、今の借主が次のお客さんがいるから、引き続き貸して欲しいって言うんだけど、賃料値下げしろって話なんだよね」
クマ 「条件はどんな感じなんです?」
Bさん 「土地は150坪で、築40年の作業所兼事務所が50坪で賃料30万円なんだけど言ってきたのは半額なんだよね」
クマ 「そうですか・・・ 結構な下げ具合ですねぇ」
Bさん 「何か、持ってき方が気に入らないから断っちゃうつもりなんだよ」
クマ 「自分、中を見てないから何とも言えませんけど今までが高すぎたとかも考えられますからね」
と、言う事でこの件は残り2カ月の解約予告期間中に決定する事になると思います。
別荘地と違って、近いうちに進捗がある事でしょう。
・・・
昨日は、先日解約立ち合いを行った築1年の貸家のクリーニングを頼んだ業者さんより「洗面化粧台を傷つけてしまった」との連絡が管理課の新人君にありました。
新人君 「〇〇さん(業者)が、洗面の鏡の汚れをカッターで取ろうとして失敗したって連絡が来ました」
クマ 「え〜 目立つのかな?」
新人君 「わざわざ言ってくる位なので・・・ 今から見に行ってきます」
と、言う事で新人君と一緒に見てきました。
現地へ到着して洗面化粧台を見ましたが、遠目からは目立った傷が見えませんでしたが見る角度を変えるとわかりました。
近づいてみると
・・・
鏡の部分が思いっきり傷ついていました。
幸いな事に鏡以外に傷はありません。
クマ 「まだ新しい製品だから、型番からメーカーに鏡だけ発注して交換すればいいよ」
新人君 「鏡だけ交換できるんですかね?」
クマ 「出来ないって言われたら上のキャビネット交換だな」
新人君 「わかりました、費用は〇〇さん(業者)に請求ですね」
クマ 「しょうが無いよね、でも正直に申告してくれたってのが大きいよ」
新人君 「この位だと見落として次の入居者さんが退去する時に揉めたかも知れませんね」
クマ 「正直だから、今まで以上に仕事が増えてすぐに取り返せるだろ」
こう言う微妙な不手際は、業者さんによっては申告しない事があるかも知れません。
ほんと、今回の一件でこのクリーニング業者さんの誠実度がわかりました。
鏡の交換実費は頂きますが、それ以上のリターンがこの業者さんにはある事でしょう。
さて、本日は水曜日で定休日です。
これからちょっと外出してきます。
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クリーニング屋さんの件、言ってくれて良かったですね。何でも言ってくれたら対処の方法があるのですが、クリーニング屋さんが入っている時(工事の最終工程)に気付いたりすると、慌てます…。
昨日の記事のコメントで思い出しましたが、昔、まだカーナビが付いていない時にわざと迷子になるドライブして遊んでいたことがあります。茨城県まで行ってました。知っている地名が標識に出てきたときにものすごく安心したのを覚えています。今考えたら、そんなに遠くなかったのですけど。
明日もお仕事頑張って下さい(#^.^#)。