図1うちの管理物件で結露なのか雨漏りなのか不明な案件がありました。

退去した入居者さんによると「トイレの中の結露が酷すぎる」とのことでしたが、結露だと思ったので退去後に開口して確認する事になったのです。

ただ、3階建てRCマンションの最上階角部屋なので雨漏りも十分考えられます・・・



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図2トイレの中は便器内に水がありますが、他の入居者さんの部屋で結露が凄いなんて報告はありません。

トイレは外壁に面していますが、その更に内側にある玄関側も一部カビていて結露が酷かったとの事でしたので、良くわからない感じです。








IMG_1579今回は管理課の新人君が頑張ってくれていたので、任せていましたが、天井を開口したところ、極端に水滴があり、ボードも腐っていて結露にしては酷すぎるので雨漏りを疑っていますとの報告でした。










IMG_0150付き合いのある外壁塗装業者数社に見せたのですが、屋上の防水に問題は無いし、外壁にクラックはあるけど、位置的に雨漏りでは無いような気がするとの結論を同様に言われてしまいました。






で、22日の台風9号の大嵐の後に、見に行ったところ・・・



DSC_0997かなりカビ臭かったのですが、天井は濡れていません。

あれだけの強風と雨で、市内では雨漏りが多発したのにおかしい



と、思っていろいろトイレの周りを確認してみると・・・



DSC_1001壁を全て取り払ってある、トイレの脇に変なパイプを発見しました。

この位置は丁度カビが発生していた部分の裏側にあたります。






DSC_1008そして、このスペースの床にはドルゴ通気弁のキャップが落ちていました

ドルゴ通気弁とは、排水が流れる際に密閉されていると空気が引っ張られて封水が出来なくなったりする事を防止する通気弁です。


ドルゴ通気弁の説明(森永エンジニアリングより)


DSC_1007通気弁のキャップ部分には「間違った取り扱いは臭気もれやカビ発生の原因となります」と、書いてありました。

取り扱い以前に床に転がっていたのだから・・・





DSC_1023で、取り付けを試みたのですが、発泡スチロールをしたままだと、壁と柱が邪魔して取り付けが出来ません。

発泡スチロールなんて新品時の製品保護用なのかと思い、外してみたらスッポリとはまりました。

恐らく、新築時に施工業者が取り付けし忘れたか、発泡スチロールを外さないで付けようとして諦めたのが原因で放置されたのでしょう。

新築時から20年経過した物件ですので、トイレやお風呂からの湿気が壁の裏で充満していたのが結露の原因なのかと推定されます。




で、会社に帰ってきてネットでいろいろ調べたところ、取り扱い説明書「発泡スチロールは防寒材なので外さず取り付けて下さい」と書いてあることを発見しました

DSC_1088更に、ご丁寧にも柱が邪魔して取り付け出来ない場合は防寒材を一部カットするようにと書いてあります

再度現地へ行って加工して取り付けて来ましたよ。




DSC_1017 (1)ドルゴ通気弁に関しては、8年前に伝説の兄弟ブログ「火を噴く」
(噴きません)と書いてありコロッと騙された事があったので、良く覚えていましたが、実物を見るのは初めてでした。

何とも単純そうな筒なのに、たくさんの特許を取っている優れものの発明品なのですね。
←キャップ上部の写真です。

W-GERMAN とかUSSRとか歴史を感じます。


いろいろな事がありますが、足場掛けて調査する前に判明して良かったですよ


さて、本日は、朝礼が終わったら昨日突然頼まれた一戸建ての査定に営業の新人君を連れて行ってきます。

どうなるかわかりませんが、頑張ります。

ではまた明日



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