
車に積んであった段ボールを捨てに来たのですが、放り投げるとスッキリするものです。
ストレス溜まってますね・・・
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本日は朝から滞納者A氏を会社に呼んで最後の課題をクリアするための対応をしていました。
明け渡し訴訟の判決をもらい、強制執行間際になっている滞納者のA氏。
断行予定日である15日より前に任意で明け渡しできるよう追い詰めていたのですが、やっと新居が決まったと思ったら、「引っ越し代が無い」と電話があったのです
断行予定日である15日より前に任意で明け渡しできるよう追い詰めていたのですが、やっと新居が決まったと思ったら、「引っ越し代が無い」と電話があったのです

A氏 「やっと、新居が決まって契約金を払えば引き渡してもらえるようになりました」
クマ 「そう、じゃあ日曜日までに引越し完了してもらうから」
A氏 「それが・・・ お金が無くて契約金が払えないんです」
クマ 「は? 実家のお母さんが引越し代振り込んだって聞いたけど・・・」
A氏 「いろいろあって、半分くらい使ってしまいまして、あと15万円足りないんです」
クマ 「何それ 大家さんにお金出せって話し?」
A氏 「いえ、義母に頼んだら逆上しちゃって、クマさんに相談しろって」
クマ 「15万円足りないのは、お母さんか◯◯さん(義母)に話して都合つけなきゃダメでしょ!」
今までは、担当している営業課N君にしか電話してくることが無かったA氏ですが、自分の携帯宛てに電話してくるとは、相当焦っている様子です。
まぁ かなりプレッシャーかけてましたので、良い流れであるとは思いましたが、強制執行断行の見積もりが53万円でしたので、15万円ならマシな話です。
クマ 「お義母さんは、連帯保証人で明け渡し訴訟の被告なんだから協力してもらいたいね」
A氏 「自分が言っても怒っちゃって、自分の母親に頼めって聞かなくて、母親とも今回の件で絶縁状態なんで・・・」
クマ 「そんな事、俺がやる筋合い無いけど、本当に15万円あれば引っ越せるの?」
A氏 「絶対に間違いないので、何とか頼んで欲しいんです」
何だか滞納者と一緒になってお義母さんに金の無心をするような雰囲気ですが、お義母さんにしてみても、強制執行が無くなれば悪い話ではありません。
お義母さんに電話してみました。
義母 「15万円貸してくれって件でしょ、どう思う?」
クマ 「強制執行の断行代53万円より安いですけど、15万円騙し取ろうとしてたら自分は責任取りませんので」
義母 「孫の話だと、今回は本当に引っ越しする感じだって事だから嘘じゃ無いと思うんだけどね」
クマ 「じゃぁ 払って頂いた方が良いと思いますよ」
義母 「懲らしめる為に強制執行になって路頭に迷った方が良いと思うのよ」
クマ 「お孫さん困るんじゃないですかね?」
義母 「・・・悔しいけど保証人になった私がバカだったって事よね」
クマ 「いや、Aがバカなだけです、お義母さんは立派です」
義母 「強制執行代払う覚悟はしてたけど、滞納金も払わないといけないからね・・・」
クマ 「あと、室内の原状回復費用も請求させて頂くと思います」
義母 「ホント保証人になんてなるもんじゃないね・・・」
と、言うことで、しばらく愚痴を聞いてあげて15万円を預かってきました。
正直言って、A氏のように開き直ったり嘘をつく借主の保証人になってしまうと、永久に肩代わりする義務のある保証人は地獄です。
明け渡し訴訟をするのが正しい選択だと、つくづく思いますが、その前に個人の保証人を付ける時代は終わって欲しいものです。
遅くとも月曜日には鍵を返してもらい、任意の明け渡しを完了して鍵の交換をしますが、更に心配なのが、部屋の原状回復です。
明け渡し完了後、滞納金を保証人から回収してやっと普通に戻ったと一息つく間も無く、「室内が荒れてるから原状回復費用も請求します」との事になり、その後見積もりを連帯保証人に請求する流れになるのでしょう・・・
そこら辺、自分としてはガイドラインを忠実に守る姿勢で対応しようかと考えていますが、今までストレスを溜めていた大家さんは厳しく出てくる事でしょうね。
ホント、滞納者の相手は気分が悪くなるし、高齢の保証人と交渉するのも辛い感じなので、全てをビジネスでやってくれる保証会社に任せたいところです。
さて、こんな感じで更新が遅れましたが、これから相続&成年後見人の対応をしている案件で弁護士事務所へ打ち合わせに行ってきます。
この件も結構重たい話なのですが、年内に終わりにしたいところです。
ではまた明日


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