1日も早く空室を埋めて満室にする「空室対策」と、入居者さんに長く住んで頂く「テナントリテンション(入居者保持)」の考え方は、賃貸経営をする大家さんにも、管理を任されている不動産会社にも大切な考え方です。

ですが自分、全く逆のお願いをされて「空室対策」を完結しました


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どんな物件でも建物が古くなってくると、「外壁塗装をしてみましょう」とか、「和室を無くしてLDK化してオシャレな室内にしてみましょう」なんて話をする時期がきます。

競争力が落ちた分、何かしらの対策を打たないと賃料だけでの勝負となり、低家賃だけが売りとなった頃に雨漏りや水回りのトラブルが発生してくるものです。

「こんなに賃料が安いんだから勘弁してよ」

と、何度も聞いたことがありますが、大家さんがそう考えていても、賃料を頂いて貸している以上は修理しないといけません。

賃料の安さで勝負する場合でも、最低限雨漏りや躯体が安全である事だけは投げ出せない訳ですので、責任持ちたくないと考える場合は取り壊しも選択肢として浮かんでくるものです。


BlogPaint今回「空室化対策」をした物件は、築35年ですので、手入れをキチンとすればまだ使える感じではあるのですが、いろいろ検討した結果、取り壊す選択となりました

取り壊し後は、しばらく駐車場にして運用を考える予定です。






IMG_0745今回、最後の入居者さんに引越して頂いたのですが、物は古くなっていますが、最後にしっかり掃除してくれた様子でホント良い入居者さんでした。

取り壊しする時期を気にされていましたが、思い出がたくさんあるので寂しいそうです。






自分もこの物件、長く管理をしていたので、いろいろ思い出があります。



4c69dbab一番強烈だったのは、行方不明滞納汚部屋原状回復と1人の入居者が4つの試練を同時に与えてくれた103号室です。

まぁ もっときれいな思い出が欲しかったです





さて本日は、今回の空室化対策物件のオーナーさんと今後の展開について打ち合わせをしてきます。

どうなりますでしょうかね。

ではまた明日


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