老朽アパートの取り壊しに伴う明け渡し交渉で何度も通って仲良くなって引越してもらったAさん(70代男性)より久しぶりに電話がありました。

「23日から全然テレビが見られないよ」


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実は先日ブログで書いた青いブレーカーの物件はAさんの住んでいるアパートなのです。

ブレーカーを上げて完全に直ったと思ったのですが、再発してしまったのでしょうか?

Aさんからの電話を受けたスタッフの話では「23日に映らなくなってから一度も回復していない」と言われたとの事です。

このアパート6世帯有って、何かあるとすぐに連絡してくれる「外出しない入居者さん」がいるのですが、その方の部屋でブレーカーを復旧させた直後にテレビ映りの確認をして以降不具合連絡は誰からも来ていません。
 

「多分、Aさんの使い方の問題だと思うから俺が行ってくるよ」

と、言うことでAさん宅を家庭訪問してみました。


IMG_2170
Aさん 「クマさんじゃないですか、その節はありがとうございました」

食事時に訪問してしまったようで、お寿司を食べながら話すのでご飯粒を飛ばしてきます





クマ 「久しぶりですね、元気そうで良かったです」

Aさん 「ホント引越して大満足ですよ」

クマ 「そう言って頂けると嬉しいです、 テレビ映らないんんですって?」


と、言いながらテレビの電源を入れると「CSチャンネル」になっていました。

クマ 「ブレーカーが落ちた日にAさん慌ててリモコンのCSボタンを押しちゃったんですよ」

Aさん 「そんなボタンがあるのも知りません」

クマ 「地デジチャンネルのボタンを押すと直りますからね」

Aさん、すごく恐縮していましたが、自分は数年前に別の年配の方で、強烈に印象に残った入居者さんの経験があります。

IMG_2175もう亡くなってしまったのですが、その時の経験から、電話で済ませられる様にリモコンの写真を撮って社内で共有する事をしています。

Aさんに関しても今後は、「リモコンの真ん中の左にある地上Dのボタンを押して」とか説明しやすくなります。


これから高齢の入居者さんが増える時代ですので、リモコンの写真撮影が基本になりそうですね。


ではまた明日

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