IMG_4493ここ最近雨が降らない感じで暑い日が続いています。

5月なのに早くも夏場の気温になるってのは心配になるものですが、 毎年恒例になったと言う事は、本格的に温暖化しているってことなのでしょう。

ホント冷たい飲み物が美味い時期になりました





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きのうは、しばらく前から手掛けている大型案件の打ち合わせで家族会議に参加してきました。

マンションを解体して土地を切って一部を残して売却するのですが、いろいろ難航中です。

相手がいるので難航の理由を詳しく書けないのですが、買主側へのお願い事を増やす形で諸問題をクリアする流れで進んでいます。

一番は、鉄骨造マンションの解体費用なのですが、何社も解体工事の見積もりを取って、一番詳しい内容を書いてきた業者さんで進みそうな感じです。

延床約900平米の鉄骨造なのですが、一番安い業者は1300万円くらいでしたが、基本中の基本事項のみの提示だったので、何か追加料金があった場合は、「その都度協議」となっていました。

壊し出してから何か問題が発見された場合に協議しても、工事を進めるしか選択肢が無いのだから足元見られますよね・・・



一番詳しい見積もりを出してきた業者さんは、かなり現地を見てくれて、最上階の天井部分にアスベストが使用されている可能性がある吹付けを指摘してくれました。

他の業者さんはここまで見なかったのですが、成分調査してアスベストだった場合と、非アスベストの吹付けだった場合について詳細に金額を明示してくれました。

ちなみにアスベストが入っていると、約1000万円程追加となるそうなのですが、非アスベストのグラスウール吹付けでも単純に捨てられないそうで処分費で300万円プラスなのだそうです。

他にも、新築時の設計図書には「杭は無い」となっていてピットの様な基礎が書かれているのですが、これが杭が有った場合の追加金額も出してもらっています。

こう言う事を最初から指摘してもらわないと、解体業者を手配した自分に対してのクレームにつながるのですが、考えられる最悪のシナリオで金額を見積もって、最終的に「考え過ぎでしたね」との結論で費用が安くなれば精神的にも安心です。

結局、一番詳しい調査の業者さんで工事を進める流れとなりましたので、今度は買主側と協議を行います。

IMG_4492と、言うのも今回の建物解体は、元々土地を分筆して売却するために解体が必要となったもので、売主側が負担します。

しかしながら、契約時に解体費用が捻出出来ないので、買主さんから手付金を多く入れてもらい解体に着手する方法で実施する事になりました。



そこら辺、買主側のリスクでもあるので、買主さんとしても知り合いの解体業者に工事をお願いしたいとの希望が出ています。

売主・買主お互いに協力しないと取引自体成立しない状態なので、神経を使いますが、そう言う調整業務が自分の役割なのでしょう。


と、言うことで一番お金の掛かる解体について先が見えてきました。

次の課題は、「引っ越ししたくない」と頑張っている賃借人さん(1世帯)なのですが、こちらもいろいろありそうです・・・


ではまた明日


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