昨日は、長い間難航していた、取り壊して売却予定のマンション居住者のAさん(女性 60代)の新居候補を案内してきました。
これがまた、ネコが飼育可能で、駅近で陽当りが良くて室内も50平米以上でキレイな物件がご希望だったのですが、物件が無くて、「駅から近い」と言うのを妥協して頂き、やっとの事で物件を見つけました。
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スーパーが近くにあって、バス停も近いとの事で何とかご理解頂き、Aさんとしてはかなりの妥協でしたが、自分も売買契約を締結しないといけない立場上、かなり丁寧な対応をしている状態です。
案内には、営業の新人君を同行させました。
新人君と言っても、賃貸仲介に関してはベテランですので、自分の方が同行なのかも知れませんが、とにかく絶対に申込みをして頂くのが目的です。
ご自宅へAさんを迎えに行って、車に乗り込む前にドキッとする一言が・・・
Aさん 「大事なことを言い忘れてたんだけど」
クマ 「え? なんですか・・・」
Aさん 「私、虫が大っ嫌いなのよ、今日行く部屋は3階だから虫来ないですよね?」
クマ 「いえ、高層マンションじゃ無いですから3階くらいじゃ虫は飛んできますし、普通に共用廊下にいますよ」
Aさん 「え〜 嫌よそんなの、虫がいるのはダメなの」
クマ 「外にいる虫は抑えようがないですけど、部屋の中に入らないように防虫系の用品が市販されてますから、防いで頂くしか無いですよ」
Aさん 「何がいいのかしら?」
クマ 「虫コナーズとかコマーシャルしてるのが良いんじゃないですかね」
Aさん 「ちゃんと効くのかしらねぇ」
クマ 「今のお部屋だって、虫が来ますでしょ?」
Aさん 「まぁねぇ もっと田舎に行くから気になったのよ」
案内する物件は駅から遠くなると言っても住宅地の中にある3階建てのマンションなので、そんなに気にする事は無いかと思います。
ですが「出ませんよ」何て言ってトラブルになるのも勘弁ですので、「出る物だと思ってもらい、あまり出なくて良かった」と感じてもらうのが良いのでしょう。
ですが「出ませんよ」何て言ってトラブルになるのも勘弁ですので、「出る物だと思ってもらい、あまり出なくて良かった」と感じてもらうのが良いのでしょう。
しばらく虫が怖い話を聞いて、物件に到着。
隣が大家さんなのですが、敷地が広く森のように植栽が多いので、間違いなく虫がいる事でしょう。
新人君が玄関ドアを開けるとAさんの悲鳴が聞こえました・・・
Aさん 「なんなのよココは! こんなのがいるなんて無理よ」
新人君が素早く部屋に入り何かを追いかけています。
クマ 「俺が捕まえるからAさんの案内に専念して」
新人君 「お願いします・・・」
新人君、かなり苦手みたいです。
過去に自分が対応した「ヤモリ」は、動きが鈍かったのですが、この部屋にいた「ヤモリ」は、素早く走れます。
個体差があるのか、その気になれば素早く動けるのかわかりませんが、早く捕まえないとAさんに「帰る」と言われかねません。
何とか、逃げ場の無いところに追いやって優しく手を出したところ、手に乗ってくれました。
手乗りヤモリの写真が撮りたかったのですが、全く余裕がありません。
急いで外に出て敷地内の植栽に逃してきました。
クマ 「ヤモリは虫を捕まえてくれますから虫除けになります」
Aさん 「その前にうちのネコがヤモリに飛びついちゃうわよ」
クマ 「それは心強い」
Aさん 「口にくわえて私が寝ている時に枕元に持ってこられたら気絶しちゃうわよ!」
結構な時間、物件を見てもらって最終的にこの物件でOKを頂き、来月の中旬に引越しするとの事になりました。
ホント、危ないところでしたが、うちの近所は猫が飼える物件が少ないので苦労します。
その後、物件の買主さん宅に行って売買の課題となっていた立ち退きが進展したので近いうちに契約になる事を報告してきました。
「年明けになると思っていたけど、想定外の早さだね」と言われましたが、実のところ自分もそう思ってます
ではまた明日
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室内にヤモリ…かなり衝撃的な写真です。Aさんとは虫が嫌いという共通点がありました。
確かに寝起きに飼い猫がヤモリくわえてたら…ゾッとします。
どうかAさんの新居にあまり虫が来ませんように。
契約も出来て本当に良かったですね!。長引くと予想していた仕事が早く決まると気持ちにも余裕が出来ますよね。
明日もお仕事頑張って下さい(⑉︎• •⑉︎)