想像力を働かせないとこの仕事はできない・・・

なんて大げさな話では無いのですが、昨日は建具屋さんへ修理依頼に一苦労しました。




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ff0a347e休憩できるホテルのオーナーさん(70代男性)からまたしても設備不具合の緊急対処を頼まれました。

前回は2月の終わりに客室の天井から漏水があった件で緊急対応して換気ダクトを応急処置で修理して設備交換工事待ちの状態になっています。

てっきりその交換工事の催促かと思ったのですが・・・





オーナー 「あのさ、業者さんを大至急手配して欲しいんだけど」

クマ 「こないだの換気ダクトから水漏れしちゃいました?」

オーナー 「いや、あっちは大丈夫なんだけど今度は503号室の窓なんだよ」

クマ 「ガラスが割れちゃたんですか?」

オーナー 「いや、ガラスじゃなくて窓の前にある横に開く窓なんだよね」

クマ 「引き戸ですかね? 木で出来てる建具?」

オーナー 「そうそう、木で出来てる横に開くやつが落ちちゃってさ」



このオーナーさん、電話での説明が苦手で昔からアバウトな感じでお願いされるので想像力を働かせないといけません。


クマ 「落ちたってのは5階から落ちたんですか?」

オーナー 「違うよ、部屋の中の窓なんだけど俺じゃ直せないから大至急直して欲しいんだよ」


多分、建具屋さんで対応出来ると思って親しい業者さんに連絡してみました。


業者 「えっ? ◯◯市ですか・・・ 往復2時間掛かりますねぇ」

クマ 「ちょと距離ありますけど、オーナーさん窓が開きっぱなしで部屋が貸せないってお困りでして」

業者 「クマさんの頼みでしたら行きますけど、どんな窓なんです?」

クマ 「ホテルのガラス窓の室内側にある横スライドする木製の引き戸と言うことまでは聞き出せたんですけど・・・」

業者 「ホテルってラブホテルとか?」


クマ 「まぁ そうです 入り方にコツがあるので自分も一緒に行きますよ」

業者 「わかりました、できれば事前に室内の写真なんてあると準備できるんですけど」


無題ここで思い出したのが、ホテルのホームページ。

代表的な部屋の写真があったので確認して見ると天井付近からカーテンのようにぶら下がっている懸垂式の大型スライド建具のような感じです。

料金表を見てわかりましたが、このお部屋人気があるようで他の部屋より高い料金設定でした






建具屋さんと一緒に1時間近くかけてホテルへ到着。

平日の昼間でもお客さんがいるので、絶対に会わないように従業員専用階段を登って素早く部屋に入れと言われてます。

業者 「なんかドキドキしますねぇ」

クマ 「そうなんですよ、もしお客さんに会っちゃったら下むいて顔を見ないようにお願いしますね」


間違えて違う部屋を開けちゃったりしたら大変な事になるのでドキドキです。


BlogPaint問題の建具はかなり大型で鏡が造作された重たい引き戸でした。

オーナーの話では毎回お客さんが退室した後に窓を開けて清掃しているので直前のお客さんが戸にぶつかって壊れた可能性が高いとの事ですが、賃貸物件の退去時精算と違って費用請求などできません。

とにかく早く直して貸し出すのが正解なのでしょう。








BlogPaint作業すること30分。

吊り元を直して完了確認しているところでオーナーさん登場。
オーナー 「良かったよ〜 この部屋は稼げるからホント助かった」

クマ 「腕の良い建具屋さんに感謝です」


業者 「こう言う扉は初めてですけど直って良かったです」



緊急出動してもらった建具屋さんに感謝です。


このホテルうちの管理物件では無いのですが、いずれはノウハウ蓄えて管理させてもらいたいと思ってます。

いろいろ勉強になる仕事ですね。


ではまた明日


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