西日本での大雨で特別警報が出て大変な状態になっている地域があるとのことを報道で見ました。
特別警報は数十年に1度の大災害になると予想されると発令されるそうですが、ホント最近は数十年に1度と言う括りが壊れたような気がしてます。
地震も大雨も自然現象で、何が起こるか全く読めないのが怖いところですが、特別警報が出た場合は迷って無いで決められた場所に避難した方が良いのでしょう。
被害にあわれている皆様にお見舞い申し上げます。
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先日、管理受託したビルで私設の水道メーターを水道局のメータに交換する工事をするとブログに書きました。
水を大量に使うテナントさんの休業日を選び、入居者さんに断水のお知らせしたり結構段取り組むのが大変です。
まぁ 今まで戸別にメーター読んで集金していた管理会社さんはもっと大変だった事でしょう。
午前9時半に作業開始予定だったので出だしと中間と終了時に顔出ししようと思っていたのですが、バタバタしていて出かけられず会社でお客さんと電話していると水道業者さんから携帯に何度か着信がありました。
何だろうと思って折返しの電話をしてみると・・・
業者 「すみません、ちょっと面倒な事になりまして・・・」
クマ 「これからそっちへ向かう予定ですけど何かありました?」
業者 「はい・・・ 電話じゃ何ですから来たら説明します」
何だろうと思って車の中でいろいろ想像しながら現地へ到着。
作業車がありましたが、作業している様子はありません。
業者 「実はですねぇ ちょっと見込み違いがありましてね」
クマ 「見込み違い・・・ 何が違ってたんですか?」
業者さんが言うには新しく付ける水道メーターが既存のパイプに刻まれている溝と合わないとのことです。
自分的には何かしらのカートリッジ付けるとかカットして溝がある部分を付け替えれば良いのかと思いましたが・・・
業者 「このビルで使っているパイプが市で使っている水道メーターと合わないんですよ」
クマ 「既存のパイプ切断して溝が合うパイプに先っぽだけ交換すれば良いんじゃないですか?」
業者 「いやいや、先っぽ程度じゃ無理でしてコンクリ部分を長めに斫(はつ)って給水管交換しないとダメなんですよ」
クマ 「そうなんですか・・・ それでお願いしますよ」
業者 「申し訳ないですけど、自分一人で出来ないんで別の日にお願いしたいんです」
クマ 「え〜 今日出来ないってことですか・・・」
業者 「すみません・・・ テナントさんには私から報告しておきますので」
クマ 「別にそのくらいは自分がやりますよ」
業者 「あとですねぇ 工事内容が追加になってしまうので費用の方も上がってしまうって言ったら困ります?」
クマ 「・・・困りますよ って言うと困ります?」
業者 「困ります・・・ 実は居室用のメーター取付ける加工費用も予定より高くついちゃって私の手間賃から削った感じなんです」
いつも漏水の際に緊急出動を頼んでいるありがたい業者さんなのですが、メーターの切り替え工事に関しては初めての経験なのだそうで、頂いた見積もりに余裕が無くてギリギリの状態だったところに、1人工で出来る工事じゃなくなったので費用追加して欲しいとの事です。
クマ 「状況はわかりましたよ、赤字で工事して欲しいなんて思ってませんけど、この物件のオーナーさん職人さん上がりの元社長さんだから、見積もりの間違いとか許せないタイプなんですよ」
業者 「そうですか・・・ 一緒に訪問して説明しましょうか?」
クマ 「そこら辺は自分の仕事なので、交渉してきますけど金額はいくら上がります?」
業者 「応援1人頼むのと実費増加で◯万円追加でお願いします」
この物件オーナーさん(70代男性)は、かなりの資産家なのですが、建築系の仕事を長年してきたので細かい話が得意なのと、後出し的な見積もり変更とかすると「業者変える」とか言い出すような気の短さがあります。
状況を撮影した写真をプリントアウトしてオーナーさん宅へ訪問してきました。
クマ 「◯◯ビルの水道メーター工事なんですけど、パイプのつなぎ目の溝が市のメーターと合わなくてアスファルト掘り返して細工しないと工事進められない状態だって報告が来たんですよ」
オーナー 「そんなの見積もりの段階でわかる話だよ、見落とした業者が悪いね」
クマ 「業者さん恐縮しちゃってますけど赤字になっちゃうから金額上げて欲しいんです」
オーナー 「後から言うのは業者として未熟だよ・・・」
クマ 「実は今回、自分が安くしてくれって頼みすぎたんでキツキツの請負金額だったからホント赤字でして・・・」
オーナー 「え? 俺は安くして欲しいなんて言ってないよ、ダメだよ職人泣かせちゃ」
クマ 「すみません、ちょっと値切り過ぎてたので◯万円の金額UPをお願いしたいんです」
オーナー 「値切ってまで仕事頼むほど落ちぶれて無いから金額上げて早いところ終わらせてよ」
何か、いろいろ言われると思いましたが、職人さんの気持ちが良くわかるオーナーさんで良かったです。
いろんなオーナーさんがいるので自然と忖度したりしてましたが、実際に作業するのは職人さんですので、管理会社は調整が仕事なのでしょう・・・
ちょっと焦りましたが話がまとまって良かったです。
ちなみに工事は来週火曜日の予定となりました。
ではまた明日
特別警報は数十年に1度の大災害になると予想されると発令されるそうですが、ホント最近は数十年に1度と言う括りが壊れたような気がしてます。
地震も大雨も自然現象で、何が起こるか全く読めないのが怖いところですが、特別警報が出た場合は迷って無いで決められた場所に避難した方が良いのでしょう。
被害にあわれている皆様にお見舞い申し上げます。
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先日、管理受託したビルで私設の水道メーターを水道局のメータに交換する工事をするとブログに書きました。
水を大量に使うテナントさんの休業日を選び、入居者さんに断水のお知らせしたり結構段取り組むのが大変です。
まぁ 今まで戸別にメーター読んで集金していた管理会社さんはもっと大変だった事でしょう。
午前9時半に作業開始予定だったので出だしと中間と終了時に顔出ししようと思っていたのですが、バタバタしていて出かけられず会社でお客さんと電話していると水道業者さんから携帯に何度か着信がありました。
何だろうと思って折返しの電話をしてみると・・・
業者 「すみません、ちょっと面倒な事になりまして・・・」
クマ 「これからそっちへ向かう予定ですけど何かありました?」
業者 「はい・・・ 電話じゃ何ですから来たら説明します」

作業車がありましたが、作業している様子はありません。
業者 「実はですねぇ ちょっと見込み違いがありましてね」
クマ 「見込み違い・・・ 何が違ってたんですか?」

自分的には何かしらのカートリッジ付けるとかカットして溝がある部分を付け替えれば良いのかと思いましたが・・・

クマ 「既存のパイプ切断して溝が合うパイプに先っぽだけ交換すれば良いんじゃないですか?」

クマ 「そうなんですか・・・ それでお願いしますよ」
業者 「申し訳ないですけど、自分一人で出来ないんで別の日にお願いしたいんです」
クマ 「え〜 今日出来ないってことですか・・・」
業者 「すみません・・・ テナントさんには私から報告しておきますので」
クマ 「別にそのくらいは自分がやりますよ」
業者 「あとですねぇ 工事内容が追加になってしまうので費用の方も上がってしまうって言ったら困ります?」
クマ 「・・・困りますよ って言うと困ります?」
業者 「困ります・・・ 実は居室用のメーター取付ける加工費用も予定より高くついちゃって私の手間賃から削った感じなんです」
いつも漏水の際に緊急出動を頼んでいるありがたい業者さんなのですが、メーターの切り替え工事に関しては初めての経験なのだそうで、頂いた見積もりに余裕が無くてギリギリの状態だったところに、1人工で出来る工事じゃなくなったので費用追加して欲しいとの事です。
クマ 「状況はわかりましたよ、赤字で工事して欲しいなんて思ってませんけど、この物件のオーナーさん職人さん上がりの元社長さんだから、見積もりの間違いとか許せないタイプなんですよ」
業者 「そうですか・・・ 一緒に訪問して説明しましょうか?」
クマ 「そこら辺は自分の仕事なので、交渉してきますけど金額はいくら上がります?」
業者 「応援1人頼むのと実費増加で◯万円追加でお願いします」
この物件オーナーさん(70代男性)は、かなりの資産家なのですが、建築系の仕事を長年してきたので細かい話が得意なのと、後出し的な見積もり変更とかすると「業者変える」とか言い出すような気の短さがあります。
状況を撮影した写真をプリントアウトしてオーナーさん宅へ訪問してきました。
クマ 「◯◯ビルの水道メーター工事なんですけど、パイプのつなぎ目の溝が市のメーターと合わなくてアスファルト掘り返して細工しないと工事進められない状態だって報告が来たんですよ」
オーナー 「そんなの見積もりの段階でわかる話だよ、見落とした業者が悪いね」
クマ 「業者さん恐縮しちゃってますけど赤字になっちゃうから金額上げて欲しいんです」
オーナー 「後から言うのは業者として未熟だよ・・・」
クマ 「実は今回、自分が安くしてくれって頼みすぎたんでキツキツの請負金額だったからホント赤字でして・・・」
オーナー 「え? 俺は安くして欲しいなんて言ってないよ、ダメだよ職人泣かせちゃ」
クマ 「すみません、ちょっと値切り過ぎてたので◯万円の金額UPをお願いしたいんです」
オーナー 「値切ってまで仕事頼むほど落ちぶれて無いから金額上げて早いところ終わらせてよ」
何か、いろいろ言われると思いましたが、職人さんの気持ちが良くわかるオーナーさんで良かったです。
いろんなオーナーさんがいるので自然と忖度したりしてましたが、実際に作業するのは職人さんですので、管理会社は調整が仕事なのでしょう・・・
ちょっと焦りましたが話がまとまって良かったです。
ちなみに工事は来週火曜日の予定となりました。
ではまた明日
