きのう(25日)の午後はライブドアブログが壊れていたみたいで、アクセス出来ない状態の時間帯がありました。
メンテナンスでさえブログが止まる事が少ないライブドアにしては珍しい感じですが、全力で復旧してくれたようで数時間で復旧してくれました。
お蔭で大幅ポイントダウン→人気ブログランキング←どうなったか確認のクリックお願いします!
滅多に起きない事が起きる。
最近の自然災害にしても、油断して不注意が引き起こすトラブルにしても、大丈夫だろうと思っているところに不意打ちされる事があるものです。
賃貸管理の仕事を行う上では、そんな出来事も「想定の範囲内」として対応力を磨いておかないといけません。
「9割以上は何でも無い」
と、思っている安否確認作業も1割未満は大変な事態になっている事があるものです。
安否確認業務は、いつも突発的な電話から始まります。
昨日は、夕方5時過ぎに法人契約している会社の総務担当さんから連絡がありました。
こう言う系は自分に電話が回ってきますが、他のスタッフだと慣れていないので初期の判断が難しいのかと思うので慣れて欲しいところです。
担当 「無断欠勤するなんて考えられない真面目な社員なので部屋で倒れているかも知れません」
クマ 「そうなんですか、年配の社員さんですか?」
担当 「いえ、20代前半です」
クマ 「会社からの電話に出ないけど、管理会社から電話すると出たりしますから試してみましょうか?」
担当 「申し訳ないですけど、緊急性が高い状態なので、合鍵で開けて欲しいんです」
クマ 「簡単には開けられないんですけど、警察官同行させるので時間頂いていいですか?」
担当 「すぐに来て欲しいんです、ホント倒れてたら取り返しがつきませんから!」
自分頭の中では「若い社員」→「会社辞めたくなった」→「会社の上司の連絡を無視」→「部屋に行くと寝てたと言い訳」→「数日後に退職して解約通知」のパターンが思い浮かびます。
前日には普通に出社していたと言うので、万が一倒れていたとしたら早期発見こそが大切なのは間違い無いです。
総務の担当さんかなり深刻な雰囲気だったので、すぐに合鍵持って一人で出動しました。
現地に到着すると、部屋の照明もついていないので、室内にはいないだろうと思い、玄関ポストから大声で「安否確認で入室しますよ!」と何度か警告。
居留守使っている入居者だとこの段階で「なんすか〜」と出てくるものですが無反応。
クマ 「じゃぁ 御社の責任で合鍵で入室すると言うことで」
担当 「お願いします」
鍵を開けると部屋の中は真っ暗ですが、玄関には靴があり在宅している雰囲気。
自分が玄関にある照明のスイッチを探していると・・・
担当 「た・・・倒れてますよ」
クマ 「あっ・・・ 救急車呼ぶから入室しないで下さい」
警察官を同行しなかった事を後悔した瞬間です。
が、事件性がある場合に中に入ると指紋の確認をされたり足跡を分析する邪魔になったりしますので、警察官でさえ、呼びかけるだけで救急隊の到着を待つものです。
消防署 「火事ですか救急ですか?」
クマ 「救急です」
消防署 「どんな状態ですか?」
クマ 「室内で倒れている状態です」
消防署 「意識はありますか?」
クマ 「呼びかけに無反応で呼吸して無いように見えます」
消防署 「救急車が向かう住所を教えて下さい」
クマ 「◯◯市◯◯町・・・の◯◯号室です」
消防署 「救急搬送する人の名前と年齢を教えて下さい」
一通り言われた事を答えている時に、総務担当さんが「お腹の辺りが動いている」と呼吸している事を発見。
クマ 「呼吸してました、早いところ救急車お願いします」
消防署 「すぐに出動しますのでサイレンが近くなったら道に出てきて誘導して下さい」
この物件、消防署の近くにあるので、5分もしないで救急車と消防車が到着しました。
ちなみに消防車まで来るのは、救助でストレッチャーを持ち上げたりする際に人手がいるからだそうです。
クマ 「こっちの部屋です」
救急隊 「室内に入室されましたか?」
クマ 「玄関までで室内には入ってません」
救急隊 「触ってないですか?」
クマ 「はい、触ってません」
こう言う時には蘇生術を心得ている人以外余計な事をしないで救急連絡して指示に従うのが良いのでしょう。
救急隊が必死に呼びかけたところ、意識が徐々に戻って来て、自分の名前や昨晩食べたものまで答える事ができるようになりました。
救急隊の人が言うには、何らかの発作が起きて倒れたと思うとの事で意識が戻ったので命には別状ないけど病院に搬送するとのこと。
救急隊 「管理人さんの合鍵では無く本人さん所有の鍵で施錠します」
クマ 「わかりました、お願いします」
入居者さんをストレッチャーに載せて部屋から出たところで、照明の消し忘れの無い事と鍵の施錠を念入りに確認させられます。
救急搬送された際に部屋の鍵が開けっ放しで泥棒に入られたとか電気が点けっぱなしだと苦情が来ちゃうのでしょう。
通報から救急車に乗るまで30分程度で完了。
素早い対応に感心して物件の駐車場で出発を待ちましたが、受け入れ先の病院に搬送を断られている様子で更に20分くらい待ちました。
なんか、意識が戻ってから緊急性のランクが下がったのでしょうか・・・
お亡くなりになった場合と異なり、管理会社の出番はこれで終わりです。
クマ 「今回はすぐに鍵を開けて正解なパターンでしたよ」
担当 「死んで無くて良かったです、本当にありがとうございました」
クマ 「9割以上は居留守使ったり部屋にいなかったりするので油断してましたけど、ホント明日にしましょう何て言ってたら大変な事になってましたから良い教訓になりましたよ」
担当 「ご迷惑をお掛けしましたが、意識も戻ったし良かったです」
今回は、本当に倒れている案件でしたが無事だったのが何よりです。
これで、安否確認しようと思って合鍵を保管しない状態だったら鍵屋さんに解錠してもらうか窓を壊しての入室を判断するので、余計に時間が掛かったことでしょう。
自分は合鍵保管するタイプの管理会社で良かったとの思いを強くしました。
やはり、人命救助優先の考えが正しいのです。
さて、本日は出社したあと、都内へ移動して相続系の研修に参加してきます。
ではまた明日
メンテナンスでさえブログが止まる事が少ないライブドアにしては珍しい感じですが、全力で復旧してくれたようで数時間で復旧してくれました。
お蔭で大幅ポイントダウン→人気ブログランキング←どうなったか確認のクリックお願いします!
滅多に起きない事が起きる。
最近の自然災害にしても、油断して不注意が引き起こすトラブルにしても、大丈夫だろうと思っているところに不意打ちされる事があるものです。
賃貸管理の仕事を行う上では、そんな出来事も「想定の範囲内」として対応力を磨いておかないといけません。
「9割以上は何でも無い」
と、思っている安否確認作業も1割未満は大変な事態になっている事があるものです。
安否確認業務は、いつも突発的な電話から始まります。
昨日は、夕方5時過ぎに法人契約している会社の総務担当さんから連絡がありました。
こう言う系は自分に電話が回ってきますが、他のスタッフだと慣れていないので初期の判断が難しいのかと思うので慣れて欲しいところです。
担当 「無断欠勤するなんて考えられない真面目な社員なので部屋で倒れているかも知れません」
クマ 「そうなんですか、年配の社員さんですか?」
担当 「いえ、20代前半です」
クマ 「会社からの電話に出ないけど、管理会社から電話すると出たりしますから試してみましょうか?」
担当 「申し訳ないですけど、緊急性が高い状態なので、合鍵で開けて欲しいんです」
クマ 「簡単には開けられないんですけど、警察官同行させるので時間頂いていいですか?」
担当 「すぐに来て欲しいんです、ホント倒れてたら取り返しがつきませんから!」
自分頭の中では「若い社員」→「会社辞めたくなった」→「会社の上司の連絡を無視」→「部屋に行くと寝てたと言い訳」→「数日後に退職して解約通知」のパターンが思い浮かびます。
前日には普通に出社していたと言うので、万が一倒れていたとしたら早期発見こそが大切なのは間違い無いです。
総務の担当さんかなり深刻な雰囲気だったので、すぐに合鍵持って一人で出動しました。
現地に到着すると、部屋の照明もついていないので、室内にはいないだろうと思い、玄関ポストから大声で「安否確認で入室しますよ!」と何度か警告。
居留守使っている入居者だとこの段階で「なんすか〜」と出てくるものですが無反応。
クマ 「じゃぁ 御社の責任で合鍵で入室すると言うことで」
担当 「お願いします」
鍵を開けると部屋の中は真っ暗ですが、玄関には靴があり在宅している雰囲気。
自分が玄関にある照明のスイッチを探していると・・・
担当 「た・・・倒れてますよ」
クマ 「あっ・・・ 救急車呼ぶから入室しないで下さい」
警察官を同行しなかった事を後悔した瞬間です。
が、事件性がある場合に中に入ると指紋の確認をされたり足跡を分析する邪魔になったりしますので、警察官でさえ、呼びかけるだけで救急隊の到着を待つものです。
消防署 「火事ですか救急ですか?」
クマ 「救急です」
消防署 「どんな状態ですか?」
クマ 「室内で倒れている状態です」
消防署 「意識はありますか?」
クマ 「呼びかけに無反応で呼吸して無いように見えます」
消防署 「救急車が向かう住所を教えて下さい」
クマ 「◯◯市◯◯町・・・の◯◯号室です」
消防署 「救急搬送する人の名前と年齢を教えて下さい」
一通り言われた事を答えている時に、総務担当さんが「お腹の辺りが動いている」と呼吸している事を発見。
クマ 「呼吸してました、早いところ救急車お願いします」
消防署 「すぐに出動しますのでサイレンが近くなったら道に出てきて誘導して下さい」
この物件、消防署の近くにあるので、5分もしないで救急車と消防車が到着しました。
ちなみに消防車まで来るのは、救助でストレッチャーを持ち上げたりする際に人手がいるからだそうです。

救急隊 「室内に入室されましたか?」
クマ 「玄関までで室内には入ってません」
救急隊 「触ってないですか?」
クマ 「はい、触ってません」
こう言う時には蘇生術を心得ている人以外余計な事をしないで救急連絡して指示に従うのが良いのでしょう。
救急隊が必死に呼びかけたところ、意識が徐々に戻って来て、自分の名前や昨晩食べたものまで答える事ができるようになりました。
救急隊の人が言うには、何らかの発作が起きて倒れたと思うとの事で意識が戻ったので命には別状ないけど病院に搬送するとのこと。
救急隊 「管理人さんの合鍵では無く本人さん所有の鍵で施錠します」
クマ 「わかりました、お願いします」
入居者さんをストレッチャーに載せて部屋から出たところで、照明の消し忘れの無い事と鍵の施錠を念入りに確認させられます。
救急搬送された際に部屋の鍵が開けっ放しで泥棒に入られたとか電気が点けっぱなしだと苦情が来ちゃうのでしょう。
通報から救急車に乗るまで30分程度で完了。

なんか、意識が戻ってから緊急性のランクが下がったのでしょうか・・・
お亡くなりになった場合と異なり、管理会社の出番はこれで終わりです。
クマ 「今回はすぐに鍵を開けて正解なパターンでしたよ」
担当 「死んで無くて良かったです、本当にありがとうございました」
クマ 「9割以上は居留守使ったり部屋にいなかったりするので油断してましたけど、ホント明日にしましょう何て言ってたら大変な事になってましたから良い教訓になりましたよ」
担当 「ご迷惑をお掛けしましたが、意識も戻ったし良かったです」
今回は、本当に倒れている案件でしたが無事だったのが何よりです。
これで、安否確認しようと思って合鍵を保管しない状態だったら鍵屋さんに解錠してもらうか窓を壊しての入室を判断するので、余計に時間が掛かったことでしょう。
自分は合鍵保管するタイプの管理会社で良かったとの思いを強くしました。
やはり、人命救助優先の考えが正しいのです。
さて、本日は出社したあと、都内へ移動して相続系の研修に参加してきます。
ではまた明日

とても緊迫したブログですね。入居者さんが若いからとか年齢では安心出来ないですね。今回は本当に意識が戻って良かったです。
若い方のようですが、何か持病が発見させるかもしれないし、今後も一人暮らしを続けられるかちゃんと病院で診察してもらえると良いです。
今日は研修ということで頑張って下さい!。
明日もお仕事頑張って下さい(*^^*)