連絡くれないと死んでると思って訪問することになるから!

と、昨晩一人暮らしの滞納者A氏(60代男性)が会社に来て管理課S課長に怒られてました。

自分、去年の5月から管理課業務に関してあまりタッチしなくなったのですが、このA氏に関しては管理課S課長が4年近く前から対応してくれてます。


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A氏は、3年かけて70万円の滞納金を毎月の家賃に上乗せして払い切った60代のおじさんなのですが、元々生活保護でした。

A市の居住している行政は生活保護費から家賃を直送してくれるので、難しい話では無かったのですが、元々健康状態に問題は無かったし働く気持ちがあったので保護が打ち切られました。

その後は保護費よりも稼げる状態となり3年かけて滞納金を払い切ったのです。

そこら辺、毎月のようにS課長がサポートして更生してくれた感じだったのですが、お金に余裕が出た分、お酒の量が増えている様子です。

多分、飲まなければ真面目なタイプで仕事もできる感じなのでしょう。

自分はこの件ノータッチだったのですが、慈悲深い大家さんからは「可愛そうだから家賃は後回しで生活を優先してあげて欲しい」と言われながらも根気よく約束を守らせていました。

ですが、今回は家賃の振込が無かった上に連絡をせずS課長の置き手紙にやっと反応。

しかも「お金を落とした」との話を言い訳として言い放ちました・・・


お金を落とした」 「親族が病気になった・亡くなった」 「友人に振込を頼んだのに」 「詐欺にあった」は、滞納者の定型句です。

その典型的代表例である「お金を落とした」を平然と言い放った事にS課長の怒り爆発。

A氏 「すみません、今回はお金を落としてしまったので振込めませんでした」

S課長 「・・・ 落としたんじゃなく使っちゃったんでしょ!」

ここで、どうでもいいA氏の言い訳が続きます・・・

S課長 「今日は何日なのよ? 約束の日過ぎて電話の1本もくれないってあり得ないから」

A氏 「すいません・・・ ほんと迷惑をお掛けしますが今回は払えません」

S課長 「大家さんだって、やっと滞納金が回収できたって安心してたのに」

A氏 「はい、申し訳ありません」


いろいろ説教してましたが、どうもお酒の量が増えている様で、もしかするとアル中になる手前のような雰囲気もあります。

最後に、その場で大家さんに電話して状況報告。

「生活できないのは可愛そうだから待ってあげて下さい」

と、言われてしまったそうですが、そんな事をそのまま伝えるのは「払わなくていいよ」と言うようなものです。

S課長 「大家さん、まずはAさんが食事できるように優先してと言ってくれたけど、わかるよね!」

A氏 「はい、ホントいい大家さんで感謝してます」

S課長 「お酒に使っちゃうなんてあり得ないから」

A氏 「働いたお金で必ず払いますので」



まだ、1ヶ月滞納なのですが、元大型滞納者ですのでホント要注意です。

正直言えば、大家さんの気持ちである「死なれたり恨まれるのは困るから責めないであげて」が、現場実務としてはズルズル行く原因かと思っています・・・

低家賃のアパートなので真面目に働けば問題なく払えるのに収入が増えたらお酒に変えてしまう悪循環。

家賃の督促だけでなく生活指導までサポートするってのは疲れる話ですね。


滞納督促業務を引き継ぐ後輩がいて助かってます


さて、先日2週間以上休んでいたランニングを復活させたのですが、朝走るのはやめました。

IMG_3908今の時期、5kmでも結構汗をかくので朝の忙しい時間にシャワーを浴びてると遅刻しちゃいます。

で、あれば夜寝る前に走って、風呂に入ればひと手間省ける訳です。

街灯が無く車も通れない真っ暗な河川敷コースを肝試しのように走ることになりますが、登山用のヘッドランプが実に頼もしくサポートしてくれてますよ。




ではまた明日


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