IMG_5186昨日のブログで賃貸マンションでの下階への漏水の様子を書きました

原因は給湯管の銅管ピンホールだったのですがフローリングの下部が薄く漏水個所の発見が困難だったので既存管を元から撤去して新たに管を新設するバイパス工事を行う事になりました。
しかしながら取り掛かりが遅い時間になってしまい大音量のコンクリの斫り(はつり)工事は近所迷惑なので2日にまたがっての対応となったのです。


今回は管理課W君が昨日休日出勤して午前9時より作業再開となりました。



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管理課W君(43歳)は4月に入社して3カ月経過していますが、教育係が管理課S課長なのでかなり濃いトレーニングが行われている様子です。

普段の行動予定を見ると解約立合い業務と入居前準備、簡単な修繕業務と管理課の基本から固めている感じですが、今回のような大きめの漏水トラブルを一人で完結するのは初めてです。

一応、前日に管理課S課長と水道業者さん・内装業者さんで工事方法や段取り調整をしているので、基本的には工事立ち合いをするだけなのですが、そうは言っても対入居者(この場合上下階)だけでなく近隣からの苦情、オーナーさんへの報告、問題発生時の施工判断等々、留守番的な立ち合いとは全く違います。

大丈夫か?と、自分が火曜日の夜に彼に聞いたところ、「まったく問題ないです」と答えていました。

が、「まったく問題ないです」が、彼の口癖なので、管理課のスタッフは「まったく問題ないです」の声のトーンで自信の有無を判断してます

今回は何となく不安そうな「まったく問題ないです」でしたが・・・

W君自身は3月まで漁船に乗っていたり20トンの水槽付きトラックを運転していたバリバリの現役漁師だったのですが、不動産業界に転職するために宅建・管理業務主任・行政書士試験にまで合格したハンパで無い根性の持ち主なのです。

自分のブログを読んでいて求人募集している事を知り大分県から応募してくれたのですが、恐らく賃貸管理の仕事をしたいとの意気込みは日本でもトップクラスの人材かと思いますので、もしかすると大抵の事は問題なく感じているのかも知れません。


s-20190703_094004うちの会社、トラブル案件の進捗を社内メールで報告して情報共有する事になっているのですが、午後3時過ぎに彼から報告が届きました。

「コンクリに穴を開けて新規に被覆架橋ポリエチレン管を新設してバイパス工事が完了している状態です」


この銅管のピンホール漏水、うちの管理物件だけでなく全国的に銅管の物件がかなり残っていると思いますので、いつかは管に穴が開くものと自分は思います。








s-20190703_134935そして、室内の内装に関しては開口した床や壁を仮にふさぎ、日常生活に支障が出ないように安全対策的な復旧処置をしました。

何で普通に復旧しないの?

と、思われるかも知れませんが、漏水後のスラブ(コンクリの床)が完全に乾いていない状態だと、他の個所からの水漏れに気が付かない事も考えられますので、仮復旧しておいて2週間くらい経過してから再度開口してみて乾いていたら完全復旧する注意深さが必要となるのです。

と、言う事を入居者さんにもオーナーさんにも説明してご理解頂く訳です。



その後、下階に対する内装の復旧なのですが・・・

実は最近、保険会社の調査担当さんに「クマさんのブログ見てますよ」と言われて「ありがとうございます」と返しましたが、血の気が引きました。

別に悪い事していませんので「全く問題ありません」が、保険の場合は解釈とか見る角度でいろいろ変わってくる訳です。

なので、特別に厳しくされたりしたくないので保険に関連する事はブログで書かないようにしている事をご理解頂ければと思います。



ではまた明日


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