騒音トラブルが原因で小平市の不動産会社のトラブルを担当していた社員さんが包丁で刺されたと言う事件をニュースで知りました。

まだ、情報が少なくて詳細がわかりませんが、今朝の段階では包丁で刺したのは

契約を解除された男と書いてある記事

アパートを退去させられた男と書いてある記事がありました。


「あんたは、契約違反だから契約を解除した」
と一方的に通知して退去を迫られている段階なのか、本当に「引越しまでして退去が終わった状態」か気になるところですが、やがて詳細がわかってくる事でしょう。


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自分も今までさんざん、騒音トラブルの対処をしてきましたが、世の中の皆さんが想像するのは「夜中に飲み会やって騒ぐ」とか「テレビの音がうるさい」などの類かと思います。

そう言う「飲み会系騒音」だったら翌日に注意をする事で終了したり、場合によっては騒いでいる最中に警察に通報して注意してもらう事が可能です。

これは、誰が悪いか明らかな場合の対処です。

しかしながら、問題になるのは「普通に使っていてもうるさい」と言われてしまう「通常使用系騒音」や、騒音を指摘した入居者さんの「過剰反応」、最悪なのは話し合いが出来ないレベルになってしまった方が相手の「メンタル系騒音」です。

今回がどのレベルかわかりませんが、飲み会系騒音と言う事では無いと思います。

「騒音トラブルは警察に任せれば良いんだよ」と、言われる事もありますが、もちろん誰もがうるさいと思ったり刑事事件になるくらいな場合は効き目がありますが、それ以外のレベルになると、何度か対応するうちに「管理会社に相談して下さい」とか「裁判所に判断してもらうレベルですね」的に民事不介入で関わってくれなくなるのです。

自分も一時期凄い状態になったメンタル系騒音を対処しましたが、騒音被害を受けている側からの通報だけでなく、騒音を出している本人からも通報をするので、警察官も「またあなたですか!」とうんざりする訳です。

もちろん、警察も通報がある度に記録を付けてくれるのでその後に法的手続きをする場合には事実関係の記録として役に立ちますし、今回みたく傷害事件になったりすることが無いように抑止力となってくれると思います。

なので、自分は「警察と一緒に対処」はしますが、「警察に丸投げ」では解決できないと考えています。

警察に丸投げと言うのは、「何かあったら警察に通報して下さい」と言う事にプラスして「当事者同士で解決して下さい」と言って間に入らない事を言います。

入居者さんが頼るのは管理会社か自主管理だったら大家さんとなるのですが、投げてしまうと入居者同士の対立となり、強い方が居座り我慢できない人が退去します。

大体において過剰反応するタイプや妄想が激しいような人が残り、次に入ってきた入居者さんまで追い出すようになるのです。


bd256b74今回の、包丁で刺されてしまった案件も突然の出来事だったと思いますが、ほんと何をするかわからない入居者さんもたまにいますので、管理会社としてはトラブルが大きくならないように感情に配慮しながら調整して解決したいところです。




想像で書いてしまい申し訳ありませんが、くれぐれも相手を見て、身の危険を感じるようなレベルになったら即警察に頼む等、心構えと対応する準備が必要ですね。


おケガをされた従業員の方は本当に怖い思いをされたと思います。

心よりお見舞い申し上げます。


また続報がありましたら続きを書かせて頂きます。


ではまた明日


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