IMG_9156昨日(22日)は、不当要求防止責任者講習を受講してきました。

何それ?って方もいらっしゃると思いますが、不動産会社だけでなく飲食店から行政機関の担当者まで無関係では無い、苦情対応分野での重たい案件対応に関する研修なのです。


各都道府県で開催しているので受講をおススメします。


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講習会を開催しているのが暴力追放センターなので、主に暴力団や反社会的勢力についての解説や実務での対応方法を教えてくれます。

暴力団系は滅多にある話では無いと思いますが、ビジネス的な取引だと思ったのに、いつの間にか深みにハマるとか実に巧妙になっているものです。

しかしながら、賃貸管理の仕事でも飲食の仕事でも共通して困るのは「苦情」「言いがかり等の不当要求」との境目です。

不手際でお客さんに迷惑を掛けたとか設備故障で損害を与えたとか、仕事してれば遭遇するものですが、こう言う場合をチャンスと捉えて過剰な要求をしてきたり実現不可能な要求をしてくる相手が一定数いる訳です。

苦情=「物件や業務の質向上のための改善提案」 

と、捉えて悪かった事を謝罪して必要な賠償をするのが原則なのですが、ちょっと違うだろと思う出来事もある訳です。

これも見る角度の問題で、初めから「あの人はクレーマー」との目線で見てしまうと、今度は「あの会社は俺をバカにしてるから懲らしめてやる」的に揉めなくても良い事で炎上して時間的にも金銭的にも損する事になってしまったり、本当にこちらが悪い場合には社会的にも叩かれてしまうのです。

昔は、トラブルの際には簡単に謝るなと教えられた気がしますが、客商売をしている以上は礼儀として「ご迷惑をお掛けしている事」「不愉快な思いをさせてしまった事」についての部分を丁寧に詫びた方が良いです。

これが中途半端だったから燃え上がるなんて事が世の中では多いと自分は思ってます。

そして、その後は徹底した「事実確認」をして何が悪かったのか判定する。

そして、妥当なお詫びと賠償をする事で解決する流れなのですが、この「妥当」の解釈で相手が納得しなかったりするのです。

「解決とは相手の納得じゃ無いんですよ」

と講師の先生がボソッと言った一言ですが、大変深い言葉だと思いました。

やはり揉めてしまった場合はお互い正しいと思っている事をぶつけ合う訳ですから平行線になり続けているうちは裁判所に判断してもらうしか無いのでしょう。

モンスタークレーマー系のビデオとか半グレ集団の動向なんかも興味深く聞かせて頂きました。


すみません、現在電車の中でブログを書いてましてそろそろ乗り換えなので、この話は後日詳しくまとめて書かせて頂きます。

今日は福島県賃貸住宅経営者協会さんのお招きで郡山でセミナーさせて頂きます。

埼玉から福島の郡山だと新幹線なのですが、意外にも都内へ出るのとちょっとしか変わらない移動時間なので懇親会が終わったら宿泊しないで家に帰る予定です。

ではまた明日


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