「歯車が見えました」

・・・

何だそれと言う感じですが、古くは芥川龍之介の小説「歯車」にも出てくる現象でして、自分は初体験でした。



って、全然意味不明かと思いますが、そう言う現象があるのだと参考にして頂ければと思い書かせて頂きます。




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2月15日(月)、朝からパソコンに向かい仕事をしていると何やらモニターがギラギラとまぶしく感じてきました。

パソコン画面の輝度がMAXになってまぶしいのかと思い、調整してみましたがパソコンには異常なし。

変だなと思って再度パソコンのモニターを見たら画面の一部がギザギザになって歯車のように回っていました。

驚いて隣の席の経理課Tさんに聞いてみました。


クマ 「なんかさ、パソコンが変なのか目が変なんだけどモニター見てよ」

Tさん 「モニター? 普通に見えるけど」

クマ 「モザイクみたくなってクルクル回ってない?」


自分にはテレビの電波が弱い時に現れるブロックノイズ的なモザイクの歯車がパソコンのモニターに映っているのですが、視線をモニターから逸らしても会社の壁にブロックノイズ的な歯車が見えました。

Tさん 「ヤバイ現象だと思うから病院行った方がいいよ」

クマ 「だよねぇ こんなの初めてだよ・・・ 眼科に行ってくる」



時間にすると歯車が強烈だったのは3分くらいで、その後は眩しいものを見た後のような目の疲れが出ていました。

会社から一番近い眼科へ行き、受付で問診票を書くことになりました。

受付 「今日はどうされたのですか?」

クマ 「ちょっと説明が難しいんですけど、さっきパソコンの画像がギザギザになって回って見えたりしまして・・・」

受付 「歯車みたいなのが見えたんですね?」

クマ 「そうです! 良くわかりましたね?」

受付 「せんきあんてんと言う症状かと思いますので、検査しますけどお時間大丈夫ですか?」

クマ 「時間とか言ってられないのでお願いします。 歯車の現象に名前があったんですか・・・」


初めて聞いた言葉だったので、受付のお姉さんに詳しく聞き返したのですが、閃光の「閃」に輝きの「輝」暗いの「暗」「点」と書いて閃輝暗点(せんきあんてん)と言う現象なのだそうです。

そんなに珍しくない現象みたいで、ネットで「歯車が見えた」で検索するとたくさんヒットします。

ドキドキしながら、視力検査や眼底検査したあと先生の診察。

先生 「大体異常無いけど更に詳しい検査する場合は、しばらく運転できないけど車で来てます?」

クマ 「歩いて来ましたから大丈夫ですけど詳しい検査って注射しますか?」


自分、先端恐怖症なので目に注射するとか言われたら逃げようと思いましたが、何やら検査用の目薬を使うと3時間くらい目がボヤけるとの事でした。

その程度なら仕方ないと思い、詳細な検査をしてもらいました。


mailジックリ調べてもらったところ目の方は近眼とか老眼なだけで、異常が無い状態でした。

クマ 「良かったです安心しましたよ」

先生 「目には異常が無いとわかったから念のために脳のMRI出来る病院に行った方がいいですよ」







自分的には目の病気だとばかり思っていましたが、目に異常が無い場合は脳の異常の場合が稀にあるので検査をした方が良いとのことでした。


ファミコンで言えばバグってテレビ画面がギザギザブロックになった状態(知らない?)ですので、頻繁でなければ大丈夫みたいなのですが、眼科医さんは単純に安心している自分に突っ込みを入れたかったのでしょう。

で、2月16日は大事な決済だったので定休日だった昨日(17日)、経理課Tさんが素晴らしい病院だと一押しする脳神経外科へ行ってきました。

今時はクチコミがネットでわかるので調べたところ素晴らしい先生のいる病院のようで評価が高いのですが、メチャクチャ待たされるらしいです・・・

予約しようと思って電話したところ、「初診の人は朝一番で並んで整理券もらって下さい」とのこと。

しかも、整理券は一定数に達したら受付終了するとのこと。

新規オープンのお店で目玉商品を大特価で販売する時のような話に感じるのですが、とにかく大人気で混雑していると言うことなのでしょう。


IMG-0605指定された時間の15分前に到着しましたが、自分の前には既に10人くらい並んでました。

今どきはコロナの関係で職員さんも大変なのでしょう。

注意事項の説明をたくさん受けましたが、診察だけは受けられるけどMRI検査については予約者で既に満席となり後日になるとのこと・・・





何ともMRI検査を目的で来たのですが仕方ありません。

それでも有名な先生に診察してもらうために待つことにしました。


IMG-0607診察が何時になるか読めないとのことで携帯に呼び出し掛けてもらうようにお願いして車の中でセミナー資料を作成することに。

病院の中にPC持ち込むのも抵抗ある感じだったので車の中にしたのですが、1時間ちょっとで呼び出しが掛かり病院に戻りました。







自分、今まで外科系で多くの病院に行きましたが、大体が上から目線で意見を否定されたりで、どちらかと言うとズケズケして威張ってる先生に会う事が多いのです。

これだけ大繁盛な病院の院長先生が診てくれるのだから、すごく上から目線で威張ってて1分くらいで終わっちゃうんだろうと想像してました。


診察室の前で待つように言われてから10分

名前を呼ばれました。

先生 「お待たせして申し訳ございません 本日担当させて頂きます〇〇です よろしくお願い致します」

クマ 「・・・ いえ、こちらこそよろしくお願い致します」


自分、診察室に入った際は必ず「よろしくお願い致します」と挨拶しますが、先生から先に挨拶されたのは初めてです。

中には、こちらから挨拶してもパソコン打って返事しない先生もいるので実に感じがいいです。

先生 「問診票確認しました もう少し詳しく教えて頂きたいのですが、閃輝暗点は初めてですか?」

クマ 「はい、初めてです。 すごく驚いて眼科に行って検査してもらいました」

先生 「眼科で異常が無いから脳の検査という事ですね。 良くわかりましたが大変申し訳ありません。MRIが本日予約で埋まっておりまして、金曜日に予約として検査が出来る感じですので、それでも宜しいでしょうか?」

クマ 「はい、それでお願いします」

先生 「ありがとうございます。 今日はMRI以外に出来る検査をさせて頂きますので」


なんだか素晴らしく丁寧な言葉で実に感じが良く、他に心配な事が無いかと聞いてくれる先生で人気が高い理由が良くわかりましたよ。

待たせ過ぎることだけが、この病院の不満ですが見事に不満点を解消する対応だったと思います。

接客の基本である挨拶を先手でしてくれて、患者の話を良く聞いてくれる態度が素晴らしく好印象。

病院の先生は上から目線なイメージがあっただけに自分にはすごく嬉しかったです。


多分、こう言う対応は全業種共通なのかと思いますので自分も見習いたいと思いました。



閃輝暗点(せんきあんてん)の方は、2月15日に1回なっただけで、以降は全く普通に戻っていて問題ないのですが、Wikipediaをよく読むと原因として考えられることが書いてありました。

ストレスが溜まりホッとした時にこの症状が起きやすい→そんなことは毎日繰り返してます。

チョコレートでなる場合がある。

あ・・・

間違いありません。

バレンタインデーの2月14日の夜と15日朝に、頂いたチョコレートを大量に食べたのでした。

原因はチョコレートの食べ過ぎだったかと思います


人騒がせでスミマセンですが、珍しいバグり方だったので書かせて頂きました・・・



ではまた明日


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