今月の前半に戸建貸家の浄化槽を本下水にする件でのドタバタをブログに書いていました。

最初に見積もってもらった業者さんに高い見積もりを頂いたので相見積もりを他社で行い、結局は貸家戸建の近所にある業者さんを開拓して大幅に工事代金を安く出来た感じです。

工事の方は、先日役所のOKが出たので、入居者さんのご都合に合わせてGW明けに行う予定ですが、何よりも居合術の先生と知り合えたのが自分的には収穫でした

地域差や敷地の形状で違いがあると思いますので一概には言えないですが、感覚的な相場を知っていないと危険なのだと良くわかりましたよ。



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そんな感じで勉強になった案件でしたが、今度は市内で管理しているアパートの大家さんの娘さんから「浄化槽を本下水に変える工事を開始したけど、何もお知らせしていない事に気が付いたので工事をストップさせた」との緊急連絡が入りました。


え?

一瞬、何が問題か考えてしまいましたが、いろいろ問題があるものです。

すぐに、詳細を娘さんに確認したところ・・・


娘様 「実は、かなり以前から浄化槽を廃止して本下水に接続する工事をしなさいって市役所から通知を受けていたので、父が知り合いの業者さんに工事の発注を掛けたんです」


こちらの物件の周辺は20年以上前に公共下水道が開通しているのですが、築30年のこの物件は新築時から浄化槽での側溝排水をしている状態で、周囲の家もほぼ本下水になっている状態です。


クマ 「そうでしたか、工事の見積もりはOKだったんですか?」

娘様 「はい、知り合いなので安くしてもらって50万円くらいでしたけど、安いんですかね?」

クマ 「そうですね、自分の感覚では結構安い方だと思いますね」

娘様 「何より入居者さんにも管理会社さんにも伝えて無くていきなり工事始めちゃったので、流石に苦情が出るんじゃないかと思って私が工事を止めたんです」


IMG_1295工事の方は、現場の片づけをして穴を掘る段階でストップしている状態でした。

浄化槽はアパートの入居者さんが出入りする位置にあるので本格的に工事が始まったら明らかに入居者さんの出入りに支障が出ます。

小さなお子さんもいるファミリータイプのアパートなので突然工事をしたら管理会社に苦情が来たことでしょう。





クマ 「ストップして頂いて助かりましたよ、入居者さんには工事する報告の他に、今まで掛かってこなかった下水道料金が発生するって説明しなといけないんですよ」

通常、下水道料金は水道料金と一緒に請求されているので支払っている認識が薄いのですが、この物件では今までに課金されていなかった訳です。

20年以上お住まいの入居者さんもいるので、中には「納得できない」とか言ってくる入居者さんがいるかも知れません。

娘様 「下水道料金なんて意識したこと無いですけど、高いんですか?」

クマ 「水道局のホームページ見ると10立米まで880円が基本料金で必ず課金されて、あとは水道の使用量に応じて従量課金ですから驚くような金額では無いと思いますけど」


と、自分的には思っていますが、人によって高い安いの感覚が違います・・・

入居者さん個人に下水道使用開始申込書にサインを頂かないといけないこともあるので連休明けに工事を実施するお知らせを兼ねて戸別訪問してきました。


今のところ、半数の入居者さんにお会い出来た感じですが、皆さん臭いの関係で早く下水道直結にして欲しかった様子で下水道料金についての苦情はありませんでした。

まぁ もし下水道料金が掛かることの苦情を言われたら「今までがお得だったんですよ」と、言うつもりでしたが、環境衛生的にご不満だった様子でお得に思っていた人などいなくて「やっと正常化した」と思ってくれた感じなのでしょう。


何か浄化槽ネタが続きましたが、周辺全部浄化槽なら良いですが、本下水に繋げられる状態になった場合は、取り残される前に繋げた方が良いと思いましたよ。


さて、本日は昨日の続きで売買案件での滞りを解消する交渉をします。

昨日の法人代表への話はご理解頂いたのですが、今度は法人さんの税理士先生に説明する必要が出てきた感じで、かなり丁寧な手順となっています。

書けないのが残念ですが、ホント勉強になる仕事です!


ではまた明日


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