去年の今ごろに自分のブログで記事にしたことがあったから1年掛かりだったのでしょう。
わが社で唯一の新卒入社社員のラフィー君(バングラディシュ国籍 20代)が運転免許にチャレンジしていました。
入社前に日本語能力検定N2を取得していて日本語を話すと言うことに関しては全く問題が無いと思っていましたが、自動車の運転免許は日本の法律やルールを文書で理解する言語力と読解力が必要で、得意な英語での受験も可能ならしいのですが、日本語で取るんだと頑張ってました。
更に、費用を節約するため、いわゆる一発試験での実技チャレンジをしていました。
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外国人が日本の運転免許を取得する方法は、外国にいた際に日本でも認めてくれる国際運転免許証を取得していて日本で申請するタイプが多いのかと思いますが、うちのラフィー君がお国で取得していた免許は残念ながら合致しないタイプでした。
なので、日本で頑張って免許を取ることになったのです。
クマ 「普通は教習所に何か月か通って取るもんだよ」
ラフィ 「いや、高いし実地試験より学科の方が難易度高いので学科に合格できるレベルになってから練習場で鍛えて免許センターの一発試験受けます」
何とも、大変だと思いましたが、自分が運転免許を取得した30年以上前は、「免許取得の費用は年齢に連動」とか言われていて、20歳の若者なら20万円くらいが相場だった気がしますが、最近は規定内でクリア出来ても30万円くらい普通に掛かるそうで驚きました。
仮免許の試験に合格して、学科問題もクリアできたと聞いてからの苦労とストレスが半端で無かったです。
何度も実技試験に落ちて、有効期限が迫ってきた最近は・・・
ラフィ 「運転免許センターの人は外国人を差別して受からせないんだと思います」
クマ 「そんなこと無いだろ、一発試験自体が厳しいんだから日本人でも同じだよ」
ラフィ 「いや、多分受からせないようにしてます・・・ 次に落ちたら受けるの諦めます」
と、5回くらい落ちた段階でかなり落ち込んでしまい、1回あたりの費用負担だけでなく、なんで落されるんだとの悔しさが怒りに変わって行った感じでした。
ラフィー君は当初、外国人関連事業の専任スタッフでしたが、コロナ騒動以降活動が休止状態で、今は賃貸仲介業務の外国人窓口スタッフとして活動しています。
そうなると、案内で運転免許がますます必要となります。
試験に合格しないと仮免許が失効する期限が今月の中旬だったのでスケジュール的に最後の試験を受験したのが今週の火曜日。
「受かりました!」
と元気よく電話が掛かってきて社員一同大喜びでした。
自分、振り返れば初めて原付免許を取得した17歳の時に「以上・未満・徐行・駐車・停車」等々の普段考えもしなかった日本語の意味を本屋さんで買ってきた問題集で学んだので、それまでは日本語をあまり知らないで生きていたのかと思います。
社会に通じる日本語の基本は運転免許の勉強で教わったのかも・・・
そうやって社会人になったとも言えるのでしょう。
ラフィー君、運転免許センターの試験官の基準をクリア出来たと言うことは、相当高いレベルのスキルが身に付いた証明でもあると思いますし、それ以上に諦めずに最後までやり抜けたと言う自信と根性もついたのでしょう。
まぁ あとは運転しながら鍛えられることでしょう。
最初のうちはブツケたりこすったり誰でも何かしらやらかすものですが、初心を忘れず安全運転が一番ですね。
自分のことのように嬉しい報告でした。
ではまた明日
わが社で唯一の新卒入社社員のラフィー君(バングラディシュ国籍 20代)が運転免許にチャレンジしていました。
入社前に日本語能力検定N2を取得していて日本語を話すと言うことに関しては全く問題が無いと思っていましたが、自動車の運転免許は日本の法律やルールを文書で理解する言語力と読解力が必要で、得意な英語での受験も可能ならしいのですが、日本語で取るんだと頑張ってました。
更に、費用を節約するため、いわゆる一発試験での実技チャレンジをしていました。
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外国人が日本の運転免許を取得する方法は、外国にいた際に日本でも認めてくれる国際運転免許証を取得していて日本で申請するタイプが多いのかと思いますが、うちのラフィー君がお国で取得していた免許は残念ながら合致しないタイプでした。
なので、日本で頑張って免許を取ることになったのです。
クマ 「普通は教習所に何か月か通って取るもんだよ」
ラフィ 「いや、高いし実地試験より学科の方が難易度高いので学科に合格できるレベルになってから練習場で鍛えて免許センターの一発試験受けます」
何とも、大変だと思いましたが、自分が運転免許を取得した30年以上前は、「免許取得の費用は年齢に連動」とか言われていて、20歳の若者なら20万円くらいが相場だった気がしますが、最近は規定内でクリア出来ても30万円くらい普通に掛かるそうで驚きました。
仮免許の試験に合格して、学科問題もクリアできたと聞いてからの苦労とストレスが半端で無かったです。
何度も実技試験に落ちて、有効期限が迫ってきた最近は・・・
ラフィ 「運転免許センターの人は外国人を差別して受からせないんだと思います」
クマ 「そんなこと無いだろ、一発試験自体が厳しいんだから日本人でも同じだよ」
ラフィ 「いや、多分受からせないようにしてます・・・ 次に落ちたら受けるの諦めます」
と、5回くらい落ちた段階でかなり落ち込んでしまい、1回あたりの費用負担だけでなく、なんで落されるんだとの悔しさが怒りに変わって行った感じでした。
ラフィー君は当初、外国人関連事業の専任スタッフでしたが、コロナ騒動以降活動が休止状態で、今は賃貸仲介業務の外国人窓口スタッフとして活動しています。
そうなると、案内で運転免許がますます必要となります。
試験に合格しないと仮免許が失効する期限が今月の中旬だったのでスケジュール的に最後の試験を受験したのが今週の火曜日。
「受かりました!」
と元気よく電話が掛かってきて社員一同大喜びでした。
自分、振り返れば初めて原付免許を取得した17歳の時に「以上・未満・徐行・駐車・停車」等々の普段考えもしなかった日本語の意味を本屋さんで買ってきた問題集で学んだので、それまでは日本語をあまり知らないで生きていたのかと思います。
社会に通じる日本語の基本は運転免許の勉強で教わったのかも・・・
そうやって社会人になったとも言えるのでしょう。
ラフィー君、運転免許センターの試験官の基準をクリア出来たと言うことは、相当高いレベルのスキルが身に付いた証明でもあると思いますし、それ以上に諦めずに最後までやり抜けたと言う自信と根性もついたのでしょう。
まぁ あとは運転しながら鍛えられることでしょう。
最初のうちはブツケたりこすったり誰でも何かしらやらかすものですが、初心を忘れず安全運転が一番ですね。
自分のことのように嬉しい報告でした。
ではまた明日
最近ラフィーさんの名前がブログに上がらないので、どうしたのかなぁと勝手に心配しておりました(笑)
外国人差別ではない事をご理解いただきたいですね。昔、今でいう普通自動二輪免許の限定解除は、免許センターでの一発試験しかなく、当時受けた方は(もちろん日本人ですが)何度もトライしたそうです。
日本人でもとても難しい事だと理解していただき、そんな難しい試験に合格した事を誇りに思っていただけたら嬉しいですね。