少し前に突発的な理由で汚部屋の通報がありました。
※昨日書いた滞納者とは別の案件です。
汚部屋の発覚理由は安否確認系やゴキブリの異常発生、各種点検等、様々なのですが、汚部屋入居者が外出する際に玄関ドアの前を通りかかった他の入居者に室内を目撃されて通報なんて感じの運命的な発覚理由もあったりします。
管理している物件ですので、知ってしまった以上は確認と対応が必要となりますが、正直に認めるとも限りませんし、必死に汚部屋であることを隠し通すのが普通で汚部屋の発覚が死ぬほど辛いと考えている人もいますので結構なテクニックが必要となります。
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で、まだ初動段階ではありますが、自分が実施&予定しているステップは以下の通りです。
1.汚部屋を認めさせる
2.ゴミの撤去が必要であると認識させる
3.室内の確認をさせてもらう
4.撤去業者に撤去費用の見積もりを取る
5.撤去費用を払ってもらう
6.他の入居者に配慮して専門業者にゴミ撤去作業をしてもらう
7.床や壁の汚損状況を確認して修復リフォームの話を打ち合わせる
8.リフォームして住み続けるか退去した方が良いのかオーナーさん交えて協議
自分的には汚部屋入居者さん宅のゴミ撤去をしても再度溜め始める可能性が高いと思っているので退去の方向になることが多いのですが、オーナーさんから「今後溜めないと約束するなら住み続けて良い」とか、「他の部屋より長く住み続けていて賃料が高かった」等の理由で継続して住んでいる元汚部屋入居者さんも数例ですが存在します。
そんな感じで汚部屋物語が始まったのですが、昨日までに上記でいう4番まで進みました。
まずは汚部屋の存在を認めさせるために書面によるアクション。
このテクニックは、社判を押した堅苦しい通知書を作り送付。
「お話ししたいことがありますので連絡ください」等では拒否されるだけなので、単刀直入にズバリぶつけます。
「当物件でゴキブリ被害が報告されて調査したところ、〇〇様のお部屋に大量のゴミがあると判明したので、今後の打ち合わせが必要です」「ご連絡頂けなければ借主の法人様(法人契約です)へお願いすることになりますが、〇〇様の段階で処分された方が宜しいかと思います」他、「撤去業者に頼めば1日で作業が終わる」等々伝える感じでした。
ほんと書面は言いたいことを一方的に伝えられる強力なツールです。
そして、この書面を見て入居者さんからメールが入り、打ち合わせ日程を設定。
会社に来てもらい、解決方法について打ち合わせをして、その日のうちに自分が室内を確認。
写真や動画撮影を行って、そのデータを撤去業者に確認してもらい見積もりを取ることになりました。
で、昨日は上記の番号で言う4の見積もりについての打ち合わせを解体屋さんの社長と行いました。
この社長には、過去多数の汚部屋のゴミ撤去をしてもらい、自分自身も人手が足りないことで作業を手伝ったりしています。
ちなみにゴミの撤去は、他の入居者さんへ極力目立たないようにするために平日の午前10時から遅くても夕方までに終わらせるよう、作業員5人とかで一気に撤去する感じなので、ゴミの量と作業人工(にんく)が見積もり額を左右します。

社長 「そんなに汚いのは多くない感じですね」
クマ 「ですよね、前に頼んだのは生ゴミとトイレが凄かったから、この部屋はちょっとマシですね」
社長 「なんか感覚がおかしくなってるけど、普通の汚部屋って感じかな」
二人とも汚部屋慣れして感覚が狂っているのでしょう・・・
そんな感じで、後ほど見積書を送ってくれることになりましたが、恐らくは30万円くらいなのかと思います。
発覚から1週間で汚部屋対処工程の4番まで行きましたので順調な方ですが、大きな物語にならないことを祈ります

さて、本日は水曜日で定休日です。
午前中に来客があるのですが、終わったら神社にお参りする予定です。
その後は、19日に予定されているセミナーのレジメ作成を行います。
レジメ作成関係は休みの日にしか専念できないのですが、今日は久しぶりにネットカフェでも行って作業しようかと思ってます。
ではまた明日

なんか、類は友を呼ぶというか、似た話題が連発しちゃいますね。