昨日は、専門業者さんと一緒に汚部屋入居者宅のゴミ撤去作業を行いました。
自分は過去に10回以上発覚からゴミ撤去、明け渡しまでの汚部屋対応を行ってきましたが、大体の場合、「貴重品は無いので全部捨てて構わない」と言われて、入居者不在時にゴミ撤去作業をすることが多かったです。
恐らくは管理会社やゴミ回収業者と会いたくない気持ちがあるのでしょう。
そんな感じで自分が過去に対応してきた汚部屋入居者は、徹底して会ってくれない人が多く、メールでのやりとりだけで終わらせようとしていて、結局のところ解約立ち合い日に嫌いや初対面みたいなパターンが多かったです。
が、昨日は違いました。
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今回の汚部屋入居者さん(20代男性)、事前打ち合わせで会社に来てくれて「捨てたらダメなものを明示しておいて下さい」と言っておいたので、当日対応で作業業者と自分で判断してテキパキ終わらせようと考えていたのですが、結局何も準備していなかったようで、「パソコン関係と衣類以外は捨てて良い」との話で作業スタート。
自分が見ても全てゴミに見えたのですが、ゴミを撤去して行くと下の方からトレーディングカードがたくさん出てきました。
クマ 「これって価値があるカードですかね?」
入居者 「あ・・・ 一応捨てないで下さい」
その事を作業の方全員に伝えて1か所にまとめた感じですが、その他ゲームソフトだとかいろいろ出土。
ちなみに作業中入居者さんはパソコンに向かって作業している感じでしたが、お仕事では無い作業内容でした。
やたらと小銭が落ちているのも汚部屋入居者や滞納者の特徴なのですが、うちの頼んだ作業員さんはしっかりと別保管してくれました。
まぁ コマかい話はたくさんあるのですが、今は控えておきます。
2トンダンプにゴミを詰め込んで終了確認をしたのですが、何か自分から見るとゴミに見える衣類が大量に残っていました。
クマ 「これから後は、ご自分で捨てることになりますけどこの機会に捨てちゃった方が良いんじゃないですかね?」
入居者 「そうですね・・・ では捨てるの選びます」
と、言う感じで追加で捨ててもらいました。
かなりスッキリして作業終了。
クマ 「これからは、行政の分別スケジュールに合わせてゴミ置場に捨ててもらうんだけど、出し方わからないんでしょ?」
入居者 「引越して来た当初は出せていましたけど、自信無いです」
クマ 「うちの市はアプリがあるから覚えやすいので、インストールしましょう」
と、言って分別アプリの使い方を説明してプレゼント用に持って来た仕分け用スタンドと数か月分のゴミ袋を渡して来ました。
これからは、「正しい分別をします」「ゴミ置場に自分のゴミが残されたら出し直します」「室内に溜めたゴミによる損害は自らの費用で賠償します」等の内容の念書を書いてもらい、この日は終了しました。
汚部屋の入居者さんにもいろんなタイプの方がいますが、大体において汚部屋の発覚前は徹底して管理会社の指摘を否定したり徹底無視したり、行方不明になったり逆切れすることが多いものです。
まぁ そう言う経験をしてきたので、今回の入居者さんは素直なタイプに見えるものですが、今後のゴミ出し状況と退去時の原状回復をしっかりやってもらうことが課題となる事でしょう。
いろいろある仕事ですね。
ではまた明日
でも、ペットボトルとかはスーパーで回収してますから
買い物ついでに捨てるのも手なんですが
めんどくさいんでしょうね。
また、お汚屋に戻る気もしますわ。