(前回のおさらい)
自分と20年以上お付き合い頂いているAさん(80代後半 男性)は、元々地主なのですが、純粋な農家出身で賃貸経営とは無縁な方でした。

Aさん自身、農業を継ぐものだと思っていた20代の頃、「外で働いてくれば」とお父様に言われたことで都内の工場で働く会社員となり、酒もタバコもやらない仕事一筋の真面目さで貯金が増えて行ったそうです。

下宿的な間借り部屋に住んだことで、「大家さんは働かなくてもお金が入ってきて羨ましい」と憧れる気持ちが強くなり、貯めたお金で物件を買い賃貸経営スタート。

平屋貸家が7棟建っている借地権の物件でしたが、400万円の購入資金を数年で回収した頃には費用節約にと自分でリフォームをするようになり、会社勤めの収入との相乗効果でお金が貯まって賃貸テクニックも向上していったそうです。


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Aさん 「普通の人はお金が入ったら車買ったり家を買うとかすると思うんだけど自分はアパートが欲しい欲しいと買い進めたんだ」

クマ 「全部現金購入だったんですか?」

Aさん 「最初の頃は現金だったけど、銀行が貸してくれるって知ってからは購入資金の半分は借金して、これが中毒みたいな感じで強気になって行ったんだろうね」

Aさん、この頃には複数のアパートを所有されていて、勤務先に近い神奈川県内だけでなく実家のある埼玉でも貸家を複数所有するまでになったそうです。

クマ 「凄いですね、仕事も忙しかったのに物件が増えるとリフォームとか滞納者とか大変だったんじゃないですか?」

Aさん 「今思えば良くやってたと思うけど、当時は若かったから楽しかったんだよ、特にリフォームは何でも出来るって自信があったから苦痛じゃなかったね、滞納者も地元の不動産屋さんが何とかしてくれた」

クマ 「そのうちの一部は自分も絡ませて頂きましたので、途中からは知ってますけど、もっとお持ちだったんですね」

Aさん 「そうだね、クマさんにはホント世話になったけど今回の売却で大家業は卒業させてもらうよ」


Aさんの所有していた貸家アパート跡地の売却処分を自分が担当して、今回最後の所有アパートを売却依頼して頂いた形です。

何か卒業とか言われると寂しい雰囲気になるものですが、もうお金を求めなくても良い立場の方なのでサラリーマン大家やDIY大家の先駆者としての経験に価値があることでしょう。

クマ 「そうだ、Aさんが大家さんやってて一番大変だった出来事ってどんなことですか?」

Aさん、あれやこれやといろいろ嫌なことを思い出した感じでしたが、大抵のことはお金や時間が解決すると言う結論でした。

そんな中でもAさんが辛すぎて今思い出しても怖い経験だったと言う話がありました。

Aさん 「クマさんは、ヤクザ者のトラブル経験はある?」

クマ 「ありますよ、大家さんのこと脅して来たり、その昔の抗争事件全盛期にはマンションを事務所にされたとか、計画的に滞納して逃げちゃう人とか何パターンも経験させてもらってます」

Aさん 「そうなんだ、自分はヤクザ者を間近で見たことが無かったのでホント怖くて辛かった出来事があったんだよ」


話は、Aさんが絶好調に物件を買い進めていた昭和の後期、今と違ってインターネットでの物件情報など無く、投資物件を探すには現地に出している看板で探すか不動産屋へ入って情報を聞き出す程度しか無かったとのこと。

神奈川県の私鉄駅近くで売りアパートの看板が出ていたので、看板に書いてある不動産屋へ行ったら相場よりかなり安くて条件が良かったので即購入を決めて契約するって返事したそうです。

Aさん 「契約日に不動産屋へ行ったら半袖シャツから刺青が見えるヤクザ者がいたんで驚いたんだけど、そのヤクザが売主だったんだ」

クマ 「へぇ ヤクザの大家さんでしたか、普通は正体隠しますよね」

Aさん 「自分はテレビとか映画でしか見たこと無かったんで手も足もガタガタして固まっちゃったんだ」


IMG_7056不動産屋の主人が席に着き売買契約書を出された段階で売主さんが一言。

売主 「このアパートはいろいろ訳ありだから安いんだけど、これからは〇〇さんに面倒見てもらえてホント嬉しいよ」

不動産屋 「詳しい事は書面に書いてあるからまず先に署名捺印してください」



Aさん 「・・・ いろいろ訳ありってのは初めて聞いた話なのでちょっと契約はしたくないです

売主 「ちょっと待てよ、契約だって聞いてわざわざ来たのにどう言うことだ

不動産屋 「〇〇さんね、契約は口約束で成立してるので止めるなら違約金払ってもらわないと」

売主 「どうなってるんだ! 俺に恥かかせに来たってことか!」


そんな感じで迫られてビビって何も言わず逃げて近くの交番に助けを求めて事情を話したところ民事不介入で何も出来ないと言われてしまったそうです。

クマ 「それって、手付金没収とか違約金目当てに話を壊す手口だったんじゃないですかね?」

Aさん 「警察も手が出せない相手だと思って生きた心地がしなかったんだけど、3日もしないで違約金払えって不動産屋から請求書が家に届いたんで怖くなって市役所に相談したら弁護士さん紹介してくれたんだ」

クマ 「やっぱり、そう言う手口でヤクザとグルになってる不動産屋だったんですよ」


結局、怖くて仕事も手に付かなくなり当時、給料が10万円くらいの時代に弁護士さんに20万円払って後処理を頼んだそうです。

すぐに不動産屋から「自分は全く無関係」との言い訳の連絡が弁護士さんに入ったそうですが、問題の売主からは連絡が来なかったので弁護士さんに終わったと言う証拠を出して欲しいって言ったら「何も言って来ないんだから刺激しない方が良いんだ」って言われて自然消滅したそうです。

Aさん 「あの時ほど怖かった事は人生で無いし、警察も弁護士さんもあてにならないって良くわかった」

クマ 「刺青見せて訳あり物件だからヨロシクなんて絶対に仕組んでるパターンですよ、その契約書の中身が見てみたいですけど、多分変な内容が書いてあって最後まで決済出来ないとかオチがありそうですね」


Aさん 「まぁ クマさんもあの場にいたらビビって冷静じゃ無くなると思うけど、世の中悪い奴がいるもんだって勉強になった出来事だった」



反社系の対応に関しては自分結構経験ありますが、確かにAさん言う通り本物の人は相手の心理を上手に計算するもので、話術も文章テクニックも含めて訓練しているのでしょう。

「あとから振り返ると良い経験だった」と言えるまでの時間の長さが案件の厳しさなのでしょうかね・・・



IMG_7043さて、昨日(10日)は、都内で一人暮らし中の二男(24歳)が新横浜に勤務していて、本日から夏季休暇に入るから迎えに行くのも兼ねてラーメン博物館へ行って来ました。

わざわざラーメン食べに横浜まで行くの?
と、自分は乗り気では無かったのですが、夏季休暇中に何もイベント企画していないこともあり行ってみた感じです。







45e6f10bブログの記録では、2011年に同じメンバーで横浜に遊びに行ったと書いてありますが、当時は二男が中2で三男は小1と書いてありますので、まるっきり別人な時代。

小学1年生なんて子守の延長みたいな時期だったと思い出します。











IMG_7036ホント子供は10年前と別の生き物になるようです・・・
(なんか三男が一番オジサン系かも)

ラーメン博物館は昭和の街並みを再現した中に数軒のラーメン屋さんがあり、期間経過で入れ替わるようです。

お店のハシゴなんて出来ないだろうと思いましたが、これがまたミニ(5分の3)の注文が出来るので2店舗美味しく頂くことが出来ましたよ。







IMG_7052この不動産屋さんもラーメン博物館の中にありましたが、実際に営業していたら中に入って接客されてみたいところです。

今思えば昭和の時代って楽しめますね。










さて、本日は午後から日帰りで千葉の実家へ行って来ます。

ウォシュレットが壊れたとのことですが取り付けて2年しか経っていないので故障では無いかと思います・・・



ではまた明日


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