少し前に新規入居した貸家の電気料金の件で電力会社さんに請求経緯の開示請求をしたことがありました。
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物件オーナーさんの名義でリフォームをしていたことから借主さんの入居後にもオーナーさんに電気料金の請求が来たのですが、借主さんは「請求書が来たから払ったと思う」と言っていたことから「二重請求では?」との理由だったのですが、送電を停止するとの督促状が来たので大急ぎで自分が電気代を立て替え払いしていたのでした。
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こう言う理由の場合、会社の業務でやっていることなのだから会社でお金出して立て替えて、後で入居者さんから回収すれば良いと思うのですが、微妙に6000円の話で稟議書とか面倒なのと、普通に回収する自信があったので個人で立て替えました。
この入居者さん(Oさん 50代後半男性)とは20年以上の付き合いがあり、今回も当社が買い取った土地の上にあった古貸家の明渡しに応じてくれた信頼関係があるので、踏み倒したりするタイプでは無いと信じていました。
で、電気代立替の説明に訪問した際には、「払ったと勘違いしていた」とのことでお金に関しては今は持ち合わせが無いが、バイト代が入ったら当社に払いに行くと言われていました。
で、自分的にはスッカリ忘れていたところ、先日店頭にOさんが来てくれました。
Oさん 「貸家の屋根瓦がズレて修理した方が良いって言われたんだよ」
クマ 「今、そう言う系のセールスの苦情が増えてるんだけど、瓦が落ちそうな感じですか?」
Oさん 「いや、見た感じ問題無いんだけど6万円で直してくれるって言うんで、うちは貸家だからって答えたら帰っちゃったんだけどホントに直す必要あると困るから伝えておこうと思ってさ」
クマ 「多分、修理頼んで屋根に登ったら大変な状態になってるとか言われて大掛かりな工事をすることになる商法のような気がする・・・」
Oさん 「そうかもな・・・ 俺の家なんて道路から奥に引っ込んでるんだから通りがかりに発見とかする訳無いんだよ」
Oさん律儀に建物の事を心配してくれていたので、後日当社で確認して大家さんに報告することになりました。
クマ 「Oさん、電気料金立て替えてる件、忘れてたりしない?」
Oさん 「そうなんだよ、忘れてるわけじゃないんだけど今月バイトが少なかったから余裕が無くてさ、今日は4000円だけ払って残りは親父の年金が出た後でダメかな?」
クマ 「相変わらず不安定な感じなんだ・・・ 家賃は大丈夫?」
Oさん 「バイトの収入がなくても親父の年金があるから遅れても必ず払えるから」
いろいろ深い話があるのですが、心配なのは高齢のお父様の年金収入が無くなった後のことです。
結構なギリギリ状態で生活されているのですが、「お父さん亡くなったら払えなくなるでしょ」と、言い出しにくいと言う点では資産家の方に相続の話を一番最初に言い出す時と正反対ですが似ています・・・
クマ 「いつまでもお父さんの年金に頼れない年齢なんだし、今の職場も不安定だから別の職場探した方が良いんじゃないですか?」
Oさん 「俺がいないと仕事が回らねぇんだから、困ったもんなんだよ」
Oさん、見た目と違って真面目な性格なのでバイト先ではかなり頼られている存在なのだそうです。
義理堅い面もあるので、恐らく勤務先では辞められないよう上手に引き留めているのでしょう。
クマ 「電気料金は4000円で終わりで良いですよ」
Oさん 「いや、そう言う訳にはいかないよ、次に来た時には払うからさ」
何か図々しい人だと、2000円負けてくれとか言ってくる場面ですが、Oさんはホント真面目なタイプです。
自分、過去に滞納者との対決を多くしていましたが集中浄化作戦の実行と保証会社の徹底利用で最近は苦労していません。
一昔前の賃貸管理のストレスは不真面目な借主とは対照的な真面目な保証人さんへの対応であったりが中心だったと思いますし、開き直った人は徹底的に嘘をつきまくり逃げまくるの定番でした。
そんな相手には遅延損害金も計算して徹底的に追いかけて請求する感じでしたが、Oさんのように正直で律儀なタイプの人は今時珍しいです・・・
そう思って、更にいろいろ生活についてのアドバイスをするために話を聞き出していたところ、この4000円も受け取れないと思う状態とわかり全額返してしまいました。
Oさん 「悪いね、助かるよ・・・ そのうちお金が入ったら返すから」
クマ 「いや、もうOさんからは全額受け取ったと認識したから貸し借りの関係は無いので大丈夫」
自分的にはOさんの「無理をしてでも返す」と言った気持ちの部分が心に伝わりました。
受け取ると気分的に良く無いし受け取らないと金銭的に損する。
どっちが嫌か考えての判断でしたが、相手の態度と金額の大小が関係したのでしょう・・・
さて昨日は水曜日に続いてボーリングに行って来ました。
楽しんだ話を奥さんにしたことで、対抗心から行くことになったのですが、うちの奥さん、昔はそこそこスコアが出ていたとのことで自分と三男(高3)に勝つところを見せたいと張り切っていました。
が、3ゲームやったのですが結果的には相変わらず三男が絶好調な感じで自分も奥さんも満足するスコアが出せず、若者には敵わないと実感した感じになりました。
三男はゲームの大半をカーブの研究に充てていたようで、成功すればストライク、失敗すればガーターを繰り返していましたが、本人は全くの練習回だったそうですが150超えとか出してました。
「もう俺はボーリングやらないでいいや」と、腕が痛くなって楽しくなくなった自分は宣言してみたのですが何か三男はハマってしまった様子でしたよ。
気分転換に月に1度程度なら付き合っても良いですが、何か嫌な予感がします・・・
さて、本日は定期的に除草契約をしている月極駐車場の草が伸びているとのことで対応する為に作業服で出社しています。
7月8月と除草剤を撒きましたが効き目が薄かったのか新たに種が飛んできたのか不明ですが、であればまだ固く根付いてはいないと思うので今回は手で引っこ抜く対応を行いたいと思ってます。
右手が筋肉痛なのが心配です・・・
ではまた明日
クマさんの人の良さが出ています。Oさんがきちんとした方だからだとは思いますが。やはり仕事とはいえ『人』対『人』なのですよね。
ボーリング、やはりあの場所でしたか(^^)。これからは長男さんや二男さんが帰ってきた時の恒例行事になるかもしれないですね!
明日もお仕事頑張って下さい(*^^*)