
1話目(発見) 電気料金が3倍になっていた・・・
2話目(対応) 警察に通報しようか悩む・・・
3話目(今回) ちょっとヤバいことに気がつく・・・
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ちょっとヤバいことに気がついたと言うのは、今回電気窃盗している相手が前オーナーの時代から誰も会ったことの無いステルス入居者と言うこと。
物件購入当初は、前オーナーが契約書を無くしてしまったとのことで名前も不明だったのですが、オーナーチェンジ後にプロパン会社さんに協力頂いて名前を確認。
恐らく引き籠りの方で、家賃だけは親族が払っているらしいとの情報でした。
対人関係に問題のある病気の人かもしれないと思い、「他人に迷惑を掛けていないなら強引なことはしない方がいいか」との感じで賃料が入っていることを良いことに様子見していた感じでした


自分、そう言ったマイナスのイメージトレーニングをしだすと、いろいろ悪いパターンの想像が止まらないタイプなのです・・・
クマ 「目撃した時にА氏がブレーカーボックスいじってた写真撮れてたら良かったのにね」
S2君 「自分が気がついた時にはブレーカーの箱を閉める音がして部屋に入って行ったところだったんで間違いないですよ」
クマ 「もしさ、A氏が悪知恵働くタイプの相手だったら、どうやって管理会社に反撃するか考えたんだけど、実名入りはまずかった気がするんだ」

A氏に素直な心が残っていれば、逃げられないと思って当社に電話してくると思うのですが、証拠が無いと思われて徹底的に否定された場合には無視することでしょう。
ただ、その場合電気窃盗は終わると思いますが・・・
クマ 「なんかさ、もし俺がA氏で管理会社に反撃しようと考えたら、あの文書は悪用出来ることに気がついたんだよ」
S2君 「え・・・ どう言うことですか?」
クマ 「A氏がわざと実名入りの紙を廊下に落として他の入居者の目に触れさせて騒ぎにするんだ」
S2君 「はぁ・・・ 他の入居者も変わった人多いですけど、わざわざそんなことして何になるんです?」
クマ 「管理会社に名誉棄損されたって騒ぐんだよ」
S2君 「え〜 自分のことを棚に上げてそんなことしないでしょ・・・」
クマ 「いや、もし俺がA氏の立場でホントに電気窃盗してたら警察に通報される前に管理会社に反撃する」
S2君 「・・・ 考えすぎじゃ無いですか?」
クマ 「考えて見たらA氏がブレーカーいじってる証拠写真が無いんだからモバイルバッテリーにつけた指紋を証拠品にするために没収しておくべきだったよ」
S2君 「そこまで頭まわりますかね・・・ 気になるなら今からモバイルバッテリー回収してきますよ」
クマ 「そうしてくれるなら、中にある警告文も内容変えるから差し替えて来てよ」

何か被害を受けた側なのに窃盗犯に気をつかうのも変な話なのですが、もし相手がサイコパスみたいなタイプだった場合には面倒なことになります。
ブレーカーボックスの中にゴム製のリアルなヘビを入れておいた方が仕返し的には面白いのですが・・・
早速、S2君が現地へ行ってモバイルバッテリーの回収と、昨日貼り付けた書面の差し替えをしようとブレーカーボックスを開けたところ、モバイルバッテリーも書面も無くなっていたとの電話がありました。
クマ 「え〜 早速証拠隠滅されちゃったか・・・ 警告文書が廊下に落ちてたりしてない?」
S2君 「無いですけど、絶対にA氏ですから今から部屋を訪問します」
クマ 「今まで何度訪問しても出てこなかった相手だから出てこないと思うけど、ダメ元で行ってみて」
数分後、S2君から再度電話がありました。
S2君 「驚いたことに会えたんですよ・・ 」
クマ 「お〜 それは凄い、どんな態度だった?」
S2君 「全て私がやりました、申し訳ございませんて謝って二度としませんと言ってたので記念写真撮らせて頂きましたよ」
写真はメールで送られてきましたが、自分が想像していたサイコパスの若者では無くオジサン。
警告文書を見て共用電源の無断使用が窃盗罪になると知り怖くなっていたとのことで、行為はともかく感覚は普通の人だったようです。
何とも3話で解決しましたが、悪いパターンをいろいろ想像してしまった案件でもありました。
確実な証拠が無いのに動くのは危険という教訓になったのですが、自分自身のマイナス方向に考えすぎな精神構造にも疲れるものです・・・
いろいろある仕事ですね

ではまた明日

くまさんの文章の方が
間接的に効く感じします。
悪知恵だけは天才的な人いますから
ほんと気を付けないといけません。
失うものがないほど強敵ですわ。
・・・