今月に入ってから手掛けている滞納数か月&汚部屋の疑いがある案件。
入居者さんに無視されまくっているので更に対応を強化する次のステップに進む考えであることを大家さんに話した結果、しばらく様子見することになりました

人気ブログランキング←クリックして頂けると票が入る仕組みです。
更新の励みになりますので1日1回よろしくお願い致します!
元々、自主管理されている物件を先代のお父様が亡くなられたことで当社に管理委託された形だったのですが、簡単に言うとお父様の時代に何らかの猶予的なサポートをしていた可能性があり、あまり強い督促はしないで欲しいとのことでした。
「様子見する」=「放置する」ことのリスクをお話ししましたので、承知の上で様子見を決めた大家さんの気持ちを優先することにした感じです。
しかしながら不思議なのが入居者本人さん(女性)が一切連絡して来ないことです。
普通なら言い訳したり情に訴えてきたり開き直ったりと何らかのアクションがあり、その内容により対応を考えることが出来る訳ですが、過去の対応の中でも珍しいパターンになってしまいました。
と、言うことで、この案件に関しては「払って下さい」をやめて「何で払ってくれないのですか?」にトーンダウンする感じの対応となります。
そう言う対応を続けるとどうなるのか検証できることでしょう。
・・・
昨日は当社営業課N店長よりテナント案件の借主が決まったとの報告がありました。
市街化調整区域内の元店舗で、敷地内にはそれなりに駐車場台数もあります。
が、今の段階で詳しくは言えませんが、有名な繁盛店のテナントさんなので、駐車場が足りないとの話になったそうで、隣接するオーナーさん所有の畑を雑種地に転用して駐車場台数を増やしたいとの話になりました。
N店長 「超有名店だから今の駐車台数だと足りないって言うからオーナーさんの畑を農転して駐車場にするんだけど、農業振興地域だって言うから面倒なんだ」
クマ 「農業振興地域の除外申請は、以前畑を宅地にするのでやったけど許可が出るまで1年掛かった記憶がある」
過去のブログ記事を検索したところ、年に2回の締切りがあって手さぐり的に申請して、1年後に終わったと書いてありました。
N店長 「市役所で確認してきたら5月が申請月だって言うんで大急ぎでやらないとダメな感じ」
クマ 「あの手続きは大変なんだよね、事業計画書とか排水の図面とか実に面倒だったよ」

わざと謎にして難しくしているような気になってしまいますが、都市計画法と農地法が絡まって県の管轄と市や農業委員会の管轄等、複雑になっているのでしょう・・・
この分野、農地転用後の土地の地目変更は土地家屋調査士さんに、売却まで絡んで登記名義を変更すると司法書士さんにお願いする仕組みなのですが、その前の許認可申請手続きは本人さんが行うか、行政書士に委託する感じです。
以前、自分がやっていたのは本人さんの代わりに役所に出向いて質問しまくって準備して本人申請するタイプのやり方でした。
もちろん、その申請代行で報酬を頂いたりすると行政書士法違反になってしまうので気をつけていましたが、先日行政書士登録が完了して、27日(水)に証票を受け取る予定なので、一応は有料で承れます。
クマ 「俺の行政書士初仕事でやってみようか?」
N店長 「えっ 大丈夫かな・・・ お金取るの?」
クマ 「大丈夫かって? ダメなのか・・・ 依頼主さんが自分でやるって言うなら任せるけど、5月の受付に間に合わせるんじゃ大変だよな」
N店長 「今度、オーナーさんに説明行く時に一緒に付いて来て話してみてよ」
そんな流れになってしまいましたので、この件は頑張ってみようと思います。
考えてみれば不動産の仕事には面倒な手続きが結構あるものです。
実は別案件の残置物処分に関する保険申請でも保険会社に相続人がいない証明を出すために亡くなった入居者さんの戸籍を遡って取得して提出して欲しいと言われている案件があります。
別のスタッフが対応しているのですが、高齢のお身内さんに説明するのが大変なのだそうで、代わりに取得して欲しいとの流れになりそうとのこと。
何か掘り出すといろいろ出て来そうですが、機会があればいろいろチャレンジしてみたいと思ってます

ではまた明日
