賃貸管理クレーム日記

2005年より続いている賃貸管理担当者による日記です。 賃貸管理の他に売買、相続案件の対処等々いろいろ経験中。 人間ドラマ連続のブログ記事には同じような状況の方も多くいらっしゃることでしょう。 日記の枠を超えた考えさせられる物語を毎日更新でお届けしています。

2010年09月

働く車(その2)

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以前、地デジアンテナを建てても不安定な電波状況になっていて苦労している事を書きました。


特に、自分の自宅とその近所の管理物件が良くないんです


総務省のデジサポ「お宅の地域は電波がきている地域ですから」と言い張られて「そんな事無いんです」と、こちらも引けない状況で測定車で調べてもらうことになりました。


8月の初旬に言われた一番早い測定日が10月29日だったのですが、キャンセルが出たので1ヶ月早まって今日になりました。


ホント大人気の働く車です。

測定車先ほど、自宅に測定車が到着。

これが3ヶ月待ちの人気者です。








車2スイッチを入れるとアンテナがどんどん伸びていきます。

2階建ての屋根より高い10mなんだそうです。







車内車の中にはレベルを計る機械があって実際にモニターで確認できるようになっています。







クマ  「6チャンネルがダメでしょ?」


係員  「いえ、大丈夫ですよ」


クマ  「そんな事無いでしょ、うち全然映らないんだから」


係員  「電波は間違いなくきてますから見えるはずです」


その後、室内のレベルを計ってもらいまいました。


係員  「6チャンネルがダメですねぇ」


クマ  「やっぱりだめでしょ」


係員  「これは電波が原因じゃなくてお宅様のブースターか配線が問題と言うことなんです」


クマ  「そうなんですか・・・」


BlogPaint係員 「この測定結果を設置した工事店さんに伝えてみてください」


クマ  「電気屋さんのやり方が悪いって事ですかね?」





結局、測定車の方は測定するだけがお仕事なので「電波はきてる」までしか言ってくれませんでした。


電気屋さんの責任なのかと言っても電気屋さんにも言い分があると思います。


事前に電気工事屋さんに聞いた話だと、「そんな単純な話じゃないんです」と言ってました。


次は、自宅のアンテナを施工してくれた電気工事屋さんにこの結果を持って再施工をお願いしてみます。


ちなみに上の報告書には

・東京タワーからの電波は安定した受信状況
・宅内ユニットレベルは60db台だがにノイズが出ている
・ブースター・分配器・ユニットの点検か交換が必要
・それでもダメなら現在の配線でなくダイレクトに配線がおすすめ

と、書かれています。

次は電気工事屋さんの対応か、反論を書かせて頂こうと思います

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5年間何やってた?

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うちの三男は現在5歳で11月に6歳になります。

写真三男は5年前1歳で赤ん坊でしたが今では自分よりゲームが上手いです。

ipadの傾きセンサー使った車庫入れゲームでは見事なテクニックでトレーラーを操ります。





アクセルとブレーキに足が届けば家の車の車庫入れができると豪語しています


ホント5年で成長したものです。



さて、本日9月29日は当ブログの誕生日です。


2005年の9月29日が初めてブログを書いた日なので本日で満5歳です。


5年間いろいろな事がありました。


自分は毎年、ブログの誕生日になると過去を振り返ってます


振り返りながら来年の今頃は何をやっているのかと考えます・・・


長いようで短い5年間でした。


5年間の記録が1642話ありますのでホントいろいろ思い出せます。


未来の事は書けませんが、過去を分析して改善していく事が大事かと思いますのでブログ始めてない方はぜひやってみる事をおすすめします。



5年後もブログやってたらすごいなぁと思いますがどうなっているんでしょうね


今まで支えて頂いた読者の皆様に感謝してます。

今後ともよろしくお願い致します。

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貸室で自殺

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27日の読売新聞朝刊に「貸室で自殺」遺族に高額請求。

と大きな見出しの記事がありました。



電子版にも抜粋で載っていましたが、サラッと見ると家主や不動産会社から過大な損害賠償請求をされた話の記事に見えます。


不当な請求から遺族を保護しようと、全国自死遺族連絡会さんが法案化を要請するそうです。



自分は何度かすごい現場に立ち会って遺族の方と原状回復や損害賠償の話をしてきました。


部屋で亡くなる事は誰にでもあり得ることなのですが、理由はいろいろあるかも知れませんが、自殺の場合は明らかに自殺した方の責任だと思います。


部屋がすごい状態になっていれば原状回復して頂くのが当然です。


また告知義務がある以上、家主も不動産会社も次の借主に告げないで貸す訳にはいかないので今までよりも大幅に賃料を下げて貸す事になります。


家主は本人さんが亡くなってるのだから連帯保証人やご遺族に損害賠償を求めるしか無いんです。


法案の要請としては

1.遺族の混乱に乗じた高圧的で根拠のない請求の禁止

2.医療機関や警察、行政などによる遺族の人権への配慮

等を求めるそうです。

また、家主の正当な権利もかなえる事を目指しているそうです。



高額な請求は状況によりあると思いますが、正当か不当かは貸主と遺族とで平行線になる話です。


現在だとお互い納得したところで合意するか、裁判所で決めてもらう事になります。

告知する期間も地域性や状況で異なる判決があるし、その物件で起きた事件での告知期間は結局裁判しないとわからないです。

5年すれば大丈夫とか8年とか何人入れ替わればいいとか言われる事になる訳です。

もし法律で決められるなら決めて欲しいと思います。


告知する期間中の賃料減額分の補填を求めたり売買価格の下落分を求めるのはもっともな話だと自分は思います。



そんな議論も必要ですが、それ以前に「貸室で自殺すると莫大な損害賠償請求がきて遺族の方に迷惑がかかる」と、自殺防止のアピールが必要だと思います。


はっきり言って自分がこの仕事していて一番辛いのは、悲しんでるご遺族の方に請求をしたり酷い状況の室内を確認する事です。


頭に焼きつく光景、臭い、ご遺族へ請求する罪悪感・・・


忘れられません。



ご遺族の方はもっと辛いと思います。


大家さんも辛いです。


言葉が続かなくなってきたのでこの辺で


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駅徒歩40分

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自分は普段通勤するために自転車を使っています。

片道15分でガソリン代も定期代もかかりません。


別に不満はなかったのですが、ここ最近体が重たくなってきた感じがするので歩く事にしました


5月に「毎日歩いて通勤します」ブログで宣言して、その2日後にアリ地獄に落ちて骨折したのを境にバス通勤となり、ギブスが外れてからは自転車になっていました。


写真 (6)昨日の朝は雲ひとつ無い快晴で秋晴れって感じで片道40分歩いても爽やかな感じでした。






夜は雨が降ってきたのでバスで帰ろうかとも思いましたが、自分の場合、こう言うちょっとしたきっかけで決めた事を中断しちゃうタイプなので雨でも歩く事にしました。


傘考えてみれば雨でも傘差して自転車乗ってる人がいるんだから雨の中歩くってのは普通の話なんですね。

帰りは疲れてるので50分かかります・・・




仲間の不動産コンサルタント藤原氏は毎日走っているらしいのですが、2ヶ月で5kg体重が減ったそうです。


うらやましい限りですが、走ると膝がやられそうで・・・


何か自分厄年なんだそうで健康には気をつけたいと思います。


では出社の時間なのでこの辺で


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あやちゃん先生と対談させて頂きました。


株式会社シー・エフ・ネッツ
不動産投資のCFネッツ
Profile
クマ
不動産販売会社で7年間マンション・一戸建販売を経験。
その後、賃貸管理が中心の不動産会社にて10年間クレーム対処担当者として経験を積みました。
平成18年10月16日より株式会社シーエフネッツに転職。
平成18年12月1日〜平成19年5月31日まで株式会社月極倶楽部に勤務してサブリース・マンスリーマンション運営業務を行う。
平成19年6月1日〜8月31日まで。
オーナーズエージェントオペレーションセンターにて全国区でクレーム受付業務を行う。
平成19年9月1日よりシーエフネッツ本店勤務
プロパティマネジメント事業部元マネージャー
平成21年12月1日より埼玉県久喜市シーエフネッツ加盟店ベルデホーム株式会社 勤務
令和5年4月 代表取締役就任
(保有資格)
特定行政書士 
全米不動産管理協会認定
CPM(不動産経営管理士)
マンション管理士
公認 不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
管理業務主任者試験合格(未更新)
上級相続支援コンサルタント
相続対策専門士
2級FP技能士・AFP
第四級アマチュア無線技士
第三級陸上特殊無線技士
第二種電気工事士
二等無人航空機操縦士

IREM JAPAN 会員
日本ファイナンシャルプランナーズ協会会員

本名:熊切伸英


取材履歴
(平成20年11月)
フジテレビ カスペ「お客様は王様かよ」に「賃貸クレーム担当者密着」で約17分出演。
(平成21年2月)
テレビ朝日 「スーパーモーニング」に「クレーム担当者密着」で約13分出演
(平成21年4月)
テレビ朝日 「スーパーモーニング」に上下階騒音トラブルのインタビュー出演
(平成21年5月)
テレビ朝日 「スーパーJチャンネル」「薄型テレビ購入者密着取材」で約5分間出演
(平成22年2月)
日本テレビ 「NEWSリアルタイム」「クレーム担当者密着」で約15分間出演

出版関係

平成22年4月から平成23年3月まで「月刊満室経営新聞」連載
平成22年10月「助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」出版
平成23年5月より平成24年5月まで「週刊住宅」連載
平成30年2月「帰ってきた 助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」出版
連絡先
kumakiri324@gmail.com