重たい雪・・・

きのう１５日は、大混乱な一日でした。

自分が受けた連絡の一発目が「駐輪場の屋根が潰れて車に直撃してるんだけど」と言う連絡。

大雪が降った後に大雨と強風のトリプルパンチだったので、水を吸った雪が重たすぎたのでしょうね。

今回のブログ記事、賠償方法については、いろいろ影響があるので、落ち着いてから書かせて頂きます。





この日は、カーポートが倒壊した案件が他に２件もありまして、いずれも後を引く問題となります。


通常の荷重に耐える工作物に通常ではない荷重が掛かったのか、雪かきしないのが悪いのか自然災害だから勘弁してねで済ませられるのか・・・

雪国と違って、慣れてないので簡単じゃないですね。


そして、自分が対応した２件目が鉄骨２階建てアパートの２階からの雨漏りです。

電話で受けてくれた時には「今日は交通が混乱していて確認にいけません」と伝えてくれたのですが、やはり屋根に登って修繕できない分、部屋の中を見に行くくらいしておかないといけません。

歩いて現地に行ってきました。

朝の９時頃に突然漏って来たそうなのですが、屋根の形状が陸屋根（三角形になっていない平らなタイプ）で、雨樋付近が雪で塞がれてプール状態になった事で漏って来たのかと思います。







こちらも、屋根の修理・室内の修理・入居者さんの被害への対応と、いろいろ物語ができそうです。

そして、自分の３件目が某テナントの雨漏り。

朝の９時頃に突然店内の複数箇所の天井から漏って来たそうです。

大雪の後の大雨って屋根がプール状態になってしまうのですね・・・

このテナント、当社の管理物件の中で一番遠隔地にある店舗物件です。

市内の物件なら根性で歩きで行けますが、車で１時間近くかかる物件なので、チェーンを付けて向かうことにしました。

５０秒で取付完了！

が、売りのチェーンですが前回３０分以上掛かって取り付けたところ、今回は１５分でできるようになりました。







本当に５０秒でできるようになる日が来るのでしょうか？


夜になっていたので大きな道の雪はほとんど溶けていましたが、一部雪が残っている区間があり、危険な箇所がありました。

道路舗装の質が違うのか、除雪のブルトーザーが来なかったのかわかりませんが、結構な渋滞でしたよ。




お店に到着して、週明けに業者が屋根を見に来る旨を説明しましたが、店舗の場合は商品の被害に対する賠償だとか休業補償とか問題になります。

保険の対応ができても、金額的に納得してもらえない事例を過去に何度か経験したことがあります。

物理的な問題にプラスして感情の問題になってしまうのが一番大変なので、初動と中間報告が重要なんです。

・・・

この仕事、自然の力で大変な目に合うことが多いです。

地震・ゲリラ豪雨・台風・雷・大雪・凍結・蜂の巣・鳥の巣・アリ・ゴキブリ・・・

手厚い内容で保険に入っていてくれていれば少しは安心なのですが、最後にはお金で解決ができると言っても、途中経過的を処理する過程では入居者さんも管理会社の担当も大変な状態になる訳です。


この仕事をしている限り、雪が降って嬉しい気持ちになるなんてことは無いのでしょうね。

自然の力を思い知る１日でしたが、早く春になって欲しいものです

ではまた