国土交通省がインターネットを介した不動産の取引を解禁するか検討中だと、少し前から話題になっていますね。

法律で義務付けられている重要事項の説明を対面でしない事が課題になっていますが、今どきはスカイプだとかも進化してるしスマホ使ってもテレビ電話的な事ができる時代なので技術的には問題ないと思います。

自分にとっては、それほど大した事では無いと考えちゃいますが、新しい話が持ち上がるのは良いことだと思います。

そう言えば4年前の夏に、ジ・アースさん(現 日本アセットマーケティング)が、Google マップに無料で不動産情報を掲載する仕組みを作ったと発表した時は、「これで、賃貸の仲介業が変わる」と焦りと期待で盛り上がった記憶があります。

大家さんが案内さえセルフでできる仕組みを作れば、募集から客付けまで全部できるようになって、業者としては次の手を打たなければと考えていましたが、誰でも登録ができるのではなく不動産業者しか出来ない仕組みになって、しばらくしてGoogleもやる気無くなったのか得しないと判断したのかでサービス自体終了・・・

それでも新しい不動産業の事を考える良い機会だったと思います。
ジ・アース株で損した事を除けば・・・

で、今回もネット取引ネタで不動産銘柄の一部が上昇しましたが、昨日、丁度いいタイミングで、ソニーが不動産会社で儲けるつもりと発表しました。

長年愛用しているVAIOから手を引いてがっかりしてましたが、いろいろと凄い技術に期待している自分の大好きなメーカです。

金融とか保険とか手広くやっている会社なので、こちらの分野でも発展させるのでしょうね。

売買仲介・賃貸管理・プロパティマネジメント・コンサルティングなどを行なうと書いてありますので、どんな事をするのか気になるところです。

銀行も保険も証券会社も、今では全てネットで取引できますので不動産の世界でも流れ的にはそちらの方向に行くのでしょう。

ただ、不動産は物ですので現地に行かないで完結するなんて事は考えにくいです。

そこらへんに、新しい分野の業務が待っている気がします。

何か自分も考えてみようと思いますが、どうなりますでしょうか


と、いつも考えるだけで終わってしまう自分ですが、不動産管理の世界はネットだけでは完了できない事は良くわかっています。

「スズメがバルコニーに巣を作って困っています」

そんな連絡を受けました。

自分、ハチが巣を作った事に関しては危ない思いをしても退治するべきだと思いますが、鳥の場合は出動する大義を感じません。

そう言う連絡を受けたら鳥獣類保護の法律で退治できませんと答えるように課内で統一しています。

が、入居者さんが言うには「まだ巣を作り始めたばかりでヒナも卵も無い」との事です・・・

写真 5 (1)正直言って、やりたくない業務です。

スズメが出入りする部分を養生テープで塞いでおきました。

すぐ近くでスズメの夫婦が騒いでいましたが、こんな業務もあるんですね




早く技術が進化してスズメに怒られる経験をしなくても良い時代になることを祈ります。

ではまた