賃貸管理クレーム日記

2005年より続いている賃貸管理担当者による日記です。 賃貸管理の他に売買、相続案件の対処等々いろいろ経験中。 人間ドラマ連続のブログ記事には同じような状況の方も多くいらっしゃることでしょう。 日記の枠を超えた考えさせられる物語を毎日更新でお届けしています。

2014年08月

流れ

先日、話が壊れた大型テナント物件の件で地主さんから電話がありました。

地主  「こないだは悪かったねぇ」

クマ  「いえいえ、我慢して契約しても良いこと無いですから」

地主  「そうだよね」

クマ  「契約するまでより契約してからの方が長いですし・・・」

地主  「俺も、今回の件で建物壊す覚悟が決まったから」

この物件、築16年ですが2月の大雪の際、大規模に雨漏りしました。
その時は空き物件だったので、借主への被害は無かったのですが、こちらとしては、「直さなければ貸しちゃダメ」と伝えて、地主さんもそのつもりでした。

建物は平屋ですが、500平米ほどありますので、その修復費用が多大に掛かります。

ですが、元々お金が無い地主さんでは無いので修理代が惜しいのではなく、修理代を解体費にあてて新規に建物を建築しようとの考えが出てきたとの事でした。

地主  「多分、屋根修理したって他の部分が古いんだからキリがないと思うんだよ」

クマ  「貸した以上は、躯体に関して責任がありますからね」

地主  「でしょ、台風の度に気にするならブッ壊した方がいいや」


と、言うことで今後は違う方向で関わる事になりました。

考えて見れば貸してしまった後で、「やっぱり壊したい」なんて言われても誰にも良いこと無いですので、この流れで良かったのだと思います。

人それぞれ考え方がありますが、直前に思い止まる出来事が起きるなんてのは、その人の運とか流れみたいなものがあるのでしょう。

結果的に良い方向へ向かっているならありがたい話です。



写真 2 (2)昨日は、別件で自主管理大家さんから以前依頼を受けた無断駐車の注意看板の追加を頼まれました。

うちの会社、旧型のシールカッティングマシンがあるのですが、自分は今回で2回目の作成です。

1回目はかなり手こずりましたが、2回目ともなるとだいぶ慣れるものです。



何も考えずにシールが自動で文字の形に切れる様子を見て、シールを貼っていく作業は意外と楽しいものです。

写真 (2)作った看板は90センチ×60センチですので、大きいと思ったのですが、実際に現地に付けてみると小さく感じてしまいます。

看板屋さんは、巨大な字をプリントできるマシンを持っているのでしょうね。





ここ最近、交渉事と事務処理が多いので、こう言った工作系の作業が新鮮に感じましたよ


ではまた明日

←本日もクリックお願いします!

思ったこと

写真 1 (1)2昨日は、三男(小4)と埼玉県の秩父まで行ってラフティングをしてきました。

いつもの通り、写真日記でブログを書いたのですが、今回は消しちゃいました。




広島の土砂災害
で亡くなった方や行方不明な方がたくさんいる事をニュースで知り、何とも悲しい気分になったので、水遊びの報告は控えさせて頂きます。

被害に遭われた皆様のご冥福と、行方不明の方が早く見つかるようにお祈り致します。




写真 11昨日は、久しぶりに奥さんから自家用車が借りられたので秩父まで長距離ドライブをしてきましたが、車のナビが11年前のタイプで、全くデータ更新していなかったので、遠回りさせられました。







最近、Yahoo!が始めたスマホのGPSを使った無料カーナビサービスを思い出して、帰路で使ったところ、見事に1時間近く早く帰れましたよ。

しかも、データが最新だしヤフーのIDがあれば渋滞情報も反映してくれる優秀さです。

欠点は、スマホの電池が減りすぎる事だけだと思いますので、車から充電できるコードを用意すれば完璧です。

なんか今までのカーナビが無くなっちゃうんじゃないかと思うくらい便利なものが無料で使える訳ですが、きっといろんなデータを集めたりされているのでしょうね。

個人情報が覗かれるとか心配もあるのでしょうけど、自分は、スマホの電波だけでなくGPSの位置情報が災害時の安全確認や、犯罪の予防、解決に使われれば良いんじゃ無いかと思っちゃいます。

自然の前では無力な事を最近の災害で思い知っていますが、技術の進化が災害時に役立つ時代になることを望みます。

ではまた


←不動産ネタはこちらへどうぞ。
最新更新状況と、このブログの
順位がわかります。
 

書けない・・・

きのうの水曜日は定休日でしたが、お昼頃から三男(小4)の宿題を手伝っていました。

宿題は国語と算数のプリントものと自由研究と読書感想文です。

プリント系は前日までに終わらせたので、残すは自由研究と感想文です。

写真 1 (1)自由研究は、少し前に手伝った、AMラジオ組み立ての様子をプリントアウトして何をやっているか説明文を書き込んでレポートを作成します。

簡単に書けそうなのですが、三男には難しいようです・・・




チャレンジさせて見たのですが、かなりピントがズレるので自分がまとめて三男に手書きさせる事にして、まとめている間、感想文用の読書をさせました。


写真1時間くらいして様子を見に行くと・・・

クマ  「どうだ 終わったか?」

三男  「読み終わったけど感想が書けない」




クマ  「本を読んで感じた事を書けばいいだけだよ」

三男  「わかってるけど、2行くらいで終わっちゃうんだよ」

クマ  「400字の原稿用紙なんだからせめて1枚書けよ」

三男  「ぜったいムリ、感想文が一番難しいよ」


よく考えたら自分も感想文とか作文が苦手だった記憶があります。

とりあえず、本の内容がどんなものだったのか、説明させてみたのですが、ホント2行で終わるくらいの感想しか言いません


これでは終わらないので、自分が本を読んで誘導尋問的に調書を作って三男にまとめさせました。


こんなやり方は、今年で終わりだから!


と、宣告しておきましたが、来年はどうなっている事でしょう・・・


結局夜の7時までかかりましたが、無事に終了しました。

と、言うことで宿題を全て終えたので、本日は夏休み最後の遊びに行ってきます。

自分、水木連休だったので、肉体的に疲れる事は水曜日に終わらせたかったのですが、やはり楽しいことの後に辛い宿題ってのはかわいそうなので自分が無理する事にしました。


最後の遊び場所に選んだのは、ラフティングです。

午前9時に秩父の長瀞(ながとろ)集合なので、5時起きして今から出発します。

ではまた明日

ひっくり返る

驚きました。

現在大型店舗の賃貸案件を営業課N君と一緒に手がけています。

自分と地主さんは10年以上付き合いがあるので、タイプ的に良くわかっているつもりでしたが・・・

今回は、N君が連れてきた借主さんと諸条件の交渉を終え、残すは建物の補修に関して地主さんへ見積もりを提出してOKが出たら賃貸借契約の締結となる段階でした。

建物の補修と言っても当初1000万円程度かかる話をしていて、専門業者さんと工夫を重ね、かなりお得な見積を作成しました。

昨日の朝の段階で、自分が訪問のアポを取った時には地主さん上機嫌で「待ってるよ」とのことでしたので、話をまとめられるだろうと思い約束の午後6時に訪問してみると・・・


地主  「ちょっとこっち来てよ」

ご自宅を訪問したところ、テナントの建物に自分とN君が案内されました。

クマ  「どうしたんですか?」

地主  「俺、頭きたんだよ」


N君  「何かあったんですか?」

話を聞くと、閉鎖している駐車場のゲートを開けて車を入れている業者らしい人がいたそうです。

乗用車の他に作業用の車もあって、単純に物件見学とは思えなかったので、声を掛けたところ今回交渉中の借主さんの社名を名乗ったそうです・・・

地主  「地主が目の前に住んでるんだから一声掛けるのが礼儀だと思うんだよ」

クマ  「そうですね・・・」

地主  「それだけじゃなくて、このゲートの鉄管を元の位置に戻さなかったんだよ」

ゲートは、駐車場に車が入れなくする為に単管パイプを組み立ててあったのですが、移動して置いてあった位置に戻さず中途半端な位置に置かれちゃったそうです。

そのゲート(かなり重い)を地主さんと3人で元に戻しました。

地主  「業者が帰る時に、ゲートはこれでいいの?って聞いたんだけど元あった位置に戻してくれなかったんだよ」

地主さんとゲートを直した後、怒りがおさまらない状態でご自宅に行き建物の修理見積の話を始めました。

N君がいろいろ説明しているところで地主さんが一言。

地主  「なんかさぁ 貸さなくても良いかなって思って来たんだけど」

N君  「いや、こんなに条件を飲んでくれる借主なんて二度と出ないですよ」

地主  「礼儀って大事だよ、何か嫌な予感がする」

クマ  
「冷静に割り切って損得で考えましょうよ」

地主  「・・・ お金の損得じゃ割り切れない事もあるんだよ」



地主さん、今は農作業に専念しているので農家のおじいちゃんにしか見えませんが、長年会社経営されて営業系で叩き上げた人なので、独特の考え方を持たれています。

70歳過ぎた人の「こだわり」に対しては、喧嘩して平行線になっても良い場合じゃ無ければ何も言わない方が無難です。

N君  「借主さん、契約上もかなり譲歩していますので、話を壊しちゃうのはもったい無いですよ」

地主  「・・・ 何かどうでも良くなってきた」

クマ  「と、言う事は貸しても良いってことですね」

地主  「貸さなくても良いって気持ちが強い」

クマ  「じゃぁ 今日は何話してもダメだから帰ります」


地主  「悪いね、その方がいいよ ネギ採れたから持って帰ってね」


何とも後味が悪い感じでしたが、以前にもお金持ちの地主系大家さんで似たような経験があります。

普通は、お金が入ってくる話を優先される人が多いのですが、ある程度のお金持ちになると、感情で判断と言うこともあるんです

まぁ 貸主が嫌だと言ったら契約が成立しませんので一週間くらい時間おいて交渉再開する事にしました。


営業課N君が、今回の一件を借主側に伝えたところ、看板を取り付ける下見に行かれたとの事でした。

N君は、下見する時は必ず同行すると、借主さんに念押ししていたそうですが・・・

写真 4 (1)この案件に数ヶ月関わって、調整業務や修理の見積もりを行ってきたN君はかなりストレスが溜まってしまったとの事なので、2人で焼き鳥屋さんに飲みに行ってきました。

焼き鳥の美味しいお店なのですが、ニンニク焼の写真しか撮っていません・・・




ニンニクなんて接客業の場合は休みの前にしか食べられませんので食べたくなっちゃうんです


いつもの如く近場での飲みは電車を気にしなくて良いので飲み過ぎました


で、朝になってこのブログを書いていたらN君からメールがきました。

「借主の社長さんに今回一件が耳に入り、借りるの止めますと連絡がありました」

・・・

まぁ社長さん不愉快に思ったって事でしょう。

契約した後でゴタゴタする事が予想されたのかと思います。

そんな事は貸主も借主も管理会社も望んでいませんので契約前に手を引くのが正解だった事例なのでしょう。

いろいろありますね


さて本日(20日)は定休日です。

毎年恒例となった三男(小4)の宿題のサポート日にしようと思っていますが、読書感想文と自由研究のまとめが残っているそうです。

頑張ります


←不動産ネタはこちらへどうぞ。
最新更新状況と、このブログの
順位がわかります。
   
不動産用語検索
不動産用語集::R.E. words::
過去記事
ブログ内検索
Google

WWW クレーム日記
不動産用語検索
不動産用語集::R.E. words::
ブログ内が検索できます。
Google

WWW クレーム日記
あやちゃん先生と対談させて頂きました。
Profile
クマ
不動産販売会社で7年間マンション・一戸建販売を経験。
その後、賃貸管理が中心の不動産会社にて10年間クレーム対処担当者として経験を積みました。
平成18年10月16日より株式会社シーエフネッツに転職。
平成18年12月1日〜平成19年5月31日まで株式会社月極倶楽部に勤務してサブリース・マンスリーマンション運営業務を行う。
平成19年6月1日〜8月31日まで。
オーナーズエージェントオペレーションセンターにて全国区でクレーム受付業務を行う。
平成19年9月1日よりシーエフネッツ本店勤務
プロパティマネジメント事業部元マネージャー
平成21年12月1日より埼玉県久喜市シーエフネッツ加盟店ベルデホーム株式会社 勤務
令和5年4月 代表取締役就任
(保有資格)
特定行政書士 
全米不動産管理協会認定
CPM(不動産経営管理士)
マンション管理士
公認 不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
管理業務主任者試験合格(未更新)
上級相続支援コンサルタント
相続対策専門士
2級FP技能士・AFP
第四級アマチュア無線技士
第三級陸上特殊無線技士
第二種電気工事士
二等無人航空機操縦士

IREM JAPAN 会員
日本ファイナンシャルプランナーズ協会会員

本名:熊切伸英


取材履歴
(平成20年11月)
フジテレビ カスペ「お客様は王様かよ」に「賃貸クレーム担当者密着」で約17分出演。
(平成21年2月)
テレビ朝日 「スーパーモーニング」に「クレーム担当者密着」で約13分出演
(平成21年4月)
テレビ朝日 「スーパーモーニング」に上下階騒音トラブルのインタビュー出演
(平成21年5月)
テレビ朝日 「スーパーJチャンネル」「薄型テレビ購入者密着取材」で約5分間出演
(平成22年2月)
日本テレビ 「NEWSリアルタイム」「クレーム担当者密着」で約15分間出演

出版関係

平成22年4月から平成23年3月まで「月刊満室経営新聞」連載
平成22年10月「助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」出版
平成23年5月より平成24年5月まで「週刊住宅」連載
平成30年2月「帰ってきた 助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」出版
連絡先
kumakiri324@gmail.com