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きのうは仕事中に安否確認の依頼がありました。
「連絡が取れなくなり、室内で倒れていないか心配です」
との内容の話ですが、今までは半年に1度位だと思っていたのに今年は多い気がします。
何度も何度も書いていますが、賃貸している他人の部屋に勝手に入るなんて事は、住居侵入罪にあたるので出来ないことです。
例え、警察官同行でも理由として人命救助的な動機が必要なので、軽い話ではありません。
でも、本当に倒れている事がたまにありますので、自分としては「倒れているかも知れない」と言われたら躊躇なく確認に行く事にしています。
正直言って、死後数日での発見経験の時には「早めに連絡くれれば助かったかも?」と、重たい気持ちになる事もありました。
連絡してくる方も、「大騒ぎになると申し訳ない」と遠慮している様子で管理会社への連絡を戸惑う事が多いようですが、早期に気が付けば助かる場合もある訳ですので怪しい時は遠慮せず言って欲しいものです。
あまり具体的な事例を書くと重たすぎるのでやめておきますが、こちらとしては、出動して何も無いのが一番良くて、部屋で亡くなっている事が一番悪い話なのです。
自分、過去の嫌な経験で、区分RCのワンルームタイプで60代の無職男性の部屋を安否確認した事があったのですが、口座振替で賃料を払っていたので滞納も無く、口座の残高が尽きるまでの5カ月間誰も気が付かない事がありました。
高齢で身寄りが無い一人暮らしの方には行政のサポートがあって定期的に巡回してくれるものですが、60代くらいの無職で世間と接点が無い人の場合は実に怖いところです。
「滞納発生」→「連絡がつかない」→「安否確認」→「ご遺体発見」となったので、もし口座にたくさんのお金が入っていたら発見が遅れていた事でしょう。
せめて、新聞を取るとか趣味の集まりに定期的に行くなんて事をしてくれていれば発見が早かったと思いますが、人それぞれライフスタイルがあるので難しいものです。
で、昨日の安否確認ですが、身内の方からの相談での出動だったのですが、連絡してくるまでかなり迷っている期間があったそうです。
入居者は60代の一人暮らしの男性なのですが年金受給者で無職。
保証会社に確認したところ滞納はしていません。
玄関ポストがあるのでまず臭いを嗅ぎますが、アウトの場合はこの段階でわかるものです。(一時期硫化水素自殺が流行った事がありましたが、温泉のような臭いがちょっとでもしたら被害にあうので絶対に臭いを嗅いではいけません)
特に臭いは感じませんでしたが合鍵にて入室。
部屋には誰もいなかったです。
まぁ90%以上は何でも無いので自分も慣れちゃった感じですが、それでもトイレと風呂場の扉を開ける時はドキドキするものです。
と、言う事で連絡してきた入居者さんの身内の方には、「部屋にいなければどこにいるのだろう?」と、言った問題が出てきましたが、滞納しない限りは管理会社の仕事ではありませんので、頑張って探して欲しいところです。
ちょっと後味が悪い終わり方でしたよ。
ではまた明日
←不動産系ブログの最新更新情報です。
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何度も何度も書いていますが、賃貸している他人の部屋に勝手に入るなんて事は、住居侵入罪にあたるので出来ないことです。
例え、警察官同行でも理由として人命救助的な動機が必要なので、軽い話ではありません。
でも、本当に倒れている事がたまにありますので、自分としては「倒れているかも知れない」と言われたら躊躇なく確認に行く事にしています。
正直言って、死後数日での発見経験の時には「早めに連絡くれれば助かったかも?」と、重たい気持ちになる事もありました。
連絡してくる方も、「大騒ぎになると申し訳ない」と遠慮している様子で管理会社への連絡を戸惑う事が多いようですが、早期に気が付けば助かる場合もある訳ですので怪しい時は遠慮せず言って欲しいものです。
あまり具体的な事例を書くと重たすぎるのでやめておきますが、こちらとしては、出動して何も無いのが一番良くて、部屋で亡くなっている事が一番悪い話なのです。
自分、過去の嫌な経験で、区分RCのワンルームタイプで60代の無職男性の部屋を安否確認した事があったのですが、口座振替で賃料を払っていたので滞納も無く、口座の残高が尽きるまでの5カ月間誰も気が付かない事がありました。
高齢で身寄りが無い一人暮らしの方には行政のサポートがあって定期的に巡回してくれるものですが、60代くらいの無職で世間と接点が無い人の場合は実に怖いところです。
「滞納発生」→「連絡がつかない」→「安否確認」→「ご遺体発見」となったので、もし口座にたくさんのお金が入っていたら発見が遅れていた事でしょう。
せめて、新聞を取るとか趣味の集まりに定期的に行くなんて事をしてくれていれば発見が早かったと思いますが、人それぞれライフスタイルがあるので難しいものです。
で、昨日の安否確認ですが、身内の方からの相談での出動だったのですが、連絡してくるまでかなり迷っている期間があったそうです。
入居者は60代の一人暮らしの男性なのですが年金受給者で無職。
保証会社に確認したところ滞納はしていません。

特に臭いは感じませんでしたが合鍵にて入室。
部屋には誰もいなかったです。
まぁ90%以上は何でも無いので自分も慣れちゃった感じですが、それでもトイレと風呂場の扉を開ける時はドキドキするものです。
と、言う事で連絡してきた入居者さんの身内の方には、「部屋にいなければどこにいるのだろう?」と、言った問題が出てきましたが、滞納しない限りは管理会社の仕事ではありませんので、頑張って探して欲しいところです。
ちょっと後味が悪い終わり方でしたよ。
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